【讀解「難経本義諺解」】三難⑦

本義

この編、陰陽の太過不及を言う。病脈たりといえども、なおいまだ危殆に至らず。遂(ただち)に魚に入り尺に入りて覆溢を為すがごときは、すなわち死脈なり。この「遂」の字、最も切緊となす。けだし、上を承け下を起すの要言なり。然らざるときは、すなわち太過不及、陰陽相乗、関格覆溢、渾じて一となり、意漫として軽重なからん。
あるいはこの編の陰陽相乗と二十編の説との同異を問う。曰く、この編はすなち陰陽相乗の極にして覆溢をなす。二十編は則ち陰陽更々相乗じて伏匿するなり。「更」の一字と、この編の「遂」の字大いに逕庭有り。「更」は更互の更、「遂」は直遂の遂にして覆溢と伏匿とまた弁無きこと能わず。けだし、覆溢は死脈となし、伏匿は病脈となす。故に日を同じくして語るべからざるなり。

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