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ミスを即返すには?パート2

昨日はミスしても、即取り返すための考え方を花道の視点で書きました。

今日は、部下や他人がミスをした時にどのように切り替えさせるのか?

について流川君の視点で書いていきます。


ミスも計算のうち


湘北VS山王工業との一戦。

終盤で流川君は沢北君相手に苦戦を強いられますが、パス2本で布石を打ち、沢北君の一瞬のスキをついて抜き去ります。

ところがなぜか自分の行き先に花道がいて、衝突。

せっかくの得点のチャンスが消えました。

味方の応援団から花道へのブーイング、さらにベンチからも動揺と苛立ちの声。


そんな中、流川君が花道に一言。

流川:・・・税金みてーなもんだ・・・・・・

   おめーのヘマはとっくに計算に入れてる・・・・・・

   ・・・つっただろ ど素人


いつも喧嘩し合ってる流川君と花道ですが、流川は肝心な時は花道を責めません。

この言葉に花道もキレかかりますが、必死で耐え、次の瞬間はスーパープレーで相手エースの沢北君を止めます。

【SLUM DANK新装再編版19巻P148〜P154】


流川君にとって花道のミスは、計算のうち、いつも通りというわけです。


怒りをぶつけても、解決しない


部下や後輩、チームメイトが大変なミスをしてしまった。

責任者や上に立つ立場の人なら、こういった場面であれば、なおさら怒りが湧いてきます。

その怒りをついミスをした本人にぶつけてしまう時もあるでしょう。


またミスをした本人に責任を押し付けたり、ミスを取り戻させようとしてさらに仕事をさせようとする。

そうしても残念ながら何も解決しません。

余計に仕事が増え、ミスをしてしまいます。

ではどうすればいいのか?


脳には「統一・一貫性」の法則があります。

「一定の環境を維持することで脳が力を発揮しやすくなる」という考えられています。

(【なぜ「あと1アウト」から逆転されるのか?】より)


つまりミスするという不測の事態に陥ってしまっている時に頑張ろうとしても、うまくいかずに失敗してしまう。

だからこそ流川のように「ミスなんていつも通りだ」ということを伝えることが大事です。

全ていつも通りと脳が判断することで、立て直しやすくなるのです。


ミスをする前も、ミスをした後も、全ていつも通りということをきちんと伝えましょう



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