【リブート,てれび騎士第7話】 突入,ナゾの施設

謎の施設へ向かうショウタ達。

「これは・・・」
「手をかざすような形状をしているんだけど何も起こらないんだ。」
「触ったら開いたりして。」
「こら、テッショウ。変に触らないでください。」
「えっ? おっと・・・!」

テッショウの雷印が現れ、何か起動する。

「言わんこっちゃない!」
「ゴメンって!!」

すると、扉が開く。

「扉、開いたな。」
「とりあえず、進んでみるか。」

5人は先に進む。


「てれび戦士が侵入してきたぽよ。」
「どうやって・・・?」
「あれは、ミオたちか。」
「やはり、デリートしとくべきだったぽよ」
「くろミン様。 すぐに対処いたします」

「私たちにお任せください」


奥に進む、ショウタたち。

「何か施設っぽいな」
「ええ、使われている形跡がありますね」
「お~い! これ見てくれよ」
テッショウが呼ぶ。
「これは・・・?」
「焦げた跡?誰かがここで戦ってる?」
「そこまで古くないな。」
「近くに誰か来てる?」

身を隠す5人。
クリプトオンズが周回する。

「やっぱりここは何か関係してるようやな」
「ここは、分かれて行動しましょう」

ミオ・ハルト・ユウマ、ショウタとテッショウに分かれて施設内を探す。


テッショウ・ショウタ ルート(1)

「なあ、テッショウはここに来たことあるん?」
「う~ん、いつもミオが裏電空のスイッチ持ってたから、分かんないな。」

構造的には似てるけど。
こんなに広かったっけ?

―見つけた。
「誰か来る!?」


ミオ・ハルト・ユウマ ルート(1)

「ミオ、どう?」
「確かに、裏電空と同様のシステムが組まれてるようです」
「じゃあ、やっぱりここも雷キャンプベースと同じ?」
「おそらくは。」

― ハルトの手にQマークが。
「ねえっ!これ!!」
「Qマーク? でも、あどミンがいないから場所が分からないな。」


その頃
「Qマークが出たぽよか?」
「はい。」ギュナイの手にもQマークが。
「侵入者は後回しぽよ。先にタマ電Qだぽよ」

くろミンは、タマ電Qをスキャンする。
場所は、裏電空倉庫の1つだった。

「ちょうどいいぽよ、タマ電Qを探しながら、てれび戦士を見つけ出すぽよ!」

「はい。」
ギュナイは、部屋を後にする。


テッショウ・ショウタ VS

「えっ?君は確か・・・」
「メイ・・・ッ!?」


現われたのはメイだった。
「その恰好どうしたんや?」
「メイね、デンリキ取られちゃった。それでね、てれび騎士になるならライリキをあげるって言われたの。」
「何やて!?」
デンリキを持っていない・・・でも、ライリキがあるってどういうことだ?

「見せてあげるね! ライリキ!」
メイの右手に雷の文字が。

「ふはははっ! 驚いたか!」
メイの電キャぐり丸も様子がおかしい。

「くろミン様の邪魔はさせないよ♪」
「ショウタ、マズいかもライリキはデンリキと似ているようで違うから」
「分かった。早く決着をつけて元に戻すで。」


ミオ・ハルト・ユウマ  ルート(2)

Qマークが出たハルト達だったが、どうすることもできず。
先に進むことに。

「ずいぶん進んでるよね?」
「はい、そのはずですが・・・」
「ここ、さっきも来たような?」

さっきから、まっすぐ進んでいるはずなのに、同じ道に戻る。

「何かしるしを置いておきましょうか。」
ミオは、付箋を壁に貼り付ける。
「よし、試してみましょう」
再び進む。

「あれ?やっぱり戻ってきてる!?」
「おかしい・・・これはミステリーの予感。」
「ふざけていないで・・・いや、そうかもしれません」
「ミオまでどうして・・・?」
「ミステリーではないですが、デンリキかライリキかもしれません」
「確かに、それはあり得るかも」

「でも、どうするの?」
「考えがあります。ハルトさん耳を貸してください」

ミオは作戦を伝える。
「うん、やってみるよ」
「くれぐれも、ばれない様にお願いします」

「・・・できたよ。」
「試してみましょう」
再び、奥へ進む。
すると・・・

「また、戻ってきた?」
「いえ、戻ってきたのは私たちだけのようです」
「・・・あっ、ハルトがいない。」
「うまくいったようです。」
「でも、どうやって?」
「デルージョンを使ったのです。全員一緒にと思ったのですが、誤差があったようです」
「大丈夫なの?ハルトだけで。」
「はい。心配はいりませんよ」
ーハルトさんは、一人でも戦えますから。


ハルト ルート(1)

「あれ?僕一人??」
てことは、ミオの言った通り? 成功??

「Qマークもまた出たし、この先かな?」
先に進むハルト。

「あった!!」
箱の上にタマ電Qが。
しかし、先客が。

「あれぇ?おかしいな?ここにはデンリキで来れないはずなのに」
「えっ・・・!?」

「ギュナイ・・・さん!?」
「ハルト、タマ電Qは渡さないよ。」
なんでギュナイさんがここに? それにその姿、まるでてれび騎士・・・?
「どうして・・・?」
「勝負しよ?アタシに勝ったら、タマ電Qあげるし、イイこと教えてあげる」

なんか意味深だけど、とりあえずギュナイさんと戦うしかないのか。


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