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「こん畜生!泣いちまったぜ」特攻隊を描いた映画『永遠の0』に対する海外の反応

日本で大ヒットとなった百田尚樹原作の映画『永遠の0』。その予告編動画に外国人からのコメントが多数ついていました。ほとんどが好意的なコメントでしたが、なかには例によって「軍国主義ガー!」と悪態をつくようなものも見受けられました。翻訳してご紹介いたします。
(新着順に掲載してありますので、議論の流れとしては逆方向になります)

●DVDで観たよ! 期待以上にすごくよかった。中国と韓国の指導者たちにも観て欲しい映画だ。日本人だってあの戦争には複雑な思いを持っているんだ。彼らもいたずらに騒ぎ立てるばかりでなく、日本人の気持ちを理解するよう努力すべきだと思う。

●日本の軍国主義がふたたび頭をもたげつつある。日本人は神風特攻隊を美化しようとしている。神風は生還の見込みのない無謀な攻撃を若者に強制した狂気の作戦だ。けして美化できるものではない。

戦争には何も美化できるものなどないよ。戦争映画はただの娯楽だし。それにアメリカはナチスドイツや日本軍、中国軍をぶちのめすような映画を作り続けているが、それはいいのか? どうして日本だけがだめなんだ? 戦争に負けたからか?

いずれにしても、この映画は君が非難するようなものではないよ。ここに描かれているのは、戦闘を回避しようとする「臆病」なパイロットだ。それは日本軍の特攻精神とは真逆なものだ。そもそも僕はこれまで特攻隊を美化した日本映画など観たことがない。むしろそれらはどれも悲劇もしくは自己犠牲という観点から描かれたものばかりだった。

君はこの映画を観たのか? 適当なことをいうな。ここには戦争を美化するようなものはなにもない。むしろ逆だ。この映画は現代の視点からあの戦争を批判的に描いたものだ。

君は広島や長崎、東京大空襲を美化した方がいいんじゃないか?

●この映画は人間性を失った人間がいかに人間爆弾へと変わっていくかというプロセスを描いている。日本の総理大臣はこれが感動的な映画だと言った。その妻は、命を無駄にしてはいけないと語った。ということは、やつら次の戦争では必ず勝つつもりでいるようだな。

●これはテレビゲーム?

いんや、次の戦争に国民の気持ちを切り替えさせるための日本の国策映画だよ。

●日本映画って、怒鳴り合うシーンがやたら多いよな。

●表現効果、アクション、音楽、いい映画だ!

●素晴らしい映画だ!

●ちょうど観終えたところだ。俺のような大男も泣いちまったぜ。それにしても戦時中に生まれなったことに感謝するよ。

●日本映画って僕にはいつもちょっと奇妙なところがあるんだけど、それは置いといて、この映画はかなりいい線行ってると思うよ。

この物語は、家族のためにどうにかして生き延びようとする主人公を描いている。どんなに絶望的な状況だろうと望みを捨てない、あきらめないというのがテーマだよ。

●いままで観た中で最高の映画のひとつだ。

●傑出した作品だ。強くお勧めする。

●あの戦争がもし「やむをえず巻き込まれた戦争」もしくは「自衛のためやむをえなかった戦争」であったなら、あの特攻隊は本物の英雄だし、この映画も最高だっただろう。だが残念ながら、あれは日本が先にしかけた侵略戦争だった。日本人の多くは、自分たちが被害者だったかのようにふるまっているが、それはまったくの誤りだ。なのでこの映画も失格だね。

●これは本当にいい映画だ。

●音楽がいいね。本当に胸にしみる。

●コメントを読んでるとぞっとするよ。君たちは歴史を学んだことがないのか? もし君がヨーロッパ人やアメリカ人でしかもこの映画を評価するっていうなら、それはナチスドイツを賞賛するということであり、君らの先祖を貶める行為でもあるんだぞ。いまのネット世代は本当に馬鹿ばかりだぜ。

●テンノウヘイカ カミカゼ

●eBAyで英語版を探さなきゃ!

●この予告編をみただけで泣いちゃったわ。音楽もすてき。英語バージョンはどこで見られるのかしら。三浦春馬と井上真央は私のお気に入りよ。去年からこの映画を観たくて探してるんだけどまだ探せないのよ(泣)

●次は731部隊を扱ったやつを作ってくれよ。

●こん畜生! 今日この映画をみたけど、とんでもねえほど面白かったよ。最後には泣いちまったぜ。俺はそんな涙もろい男じゃないんだけどなあ…。

同意だ!

字幕付きで観たの?それとも字幕なし?

字幕付きだ。俺は日本語がわからん。

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