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ターボガブリアス(苦悩の末に)

 前半はミュウexのリスタートを軸に手札を回し、後半はビーダルと並立してドローしまくるこの構築。相手への干渉手段はジャッジマンとポケモンキャッチャー(運だより)、エネ加速はガブに加えてガラルサンダーとエネつけかえ。メイン火力はかがリザとチヲハウハネとなっている。
 序盤の速度をミュウに頼る都合と、かがリザの早期かつ複数回起動を目指すため、雪道への対策がマスト。スイーパーは確定として、相手を妨害するか自分を加速させるスタジアムの採用に悩んだ。

ポケモンリーグで技を打たせない
グッズの多さからアドを取りやすい

 かがリザの逃げが重いため、かえんばく直後に止まってしまうターンがある懸念もあった。かといって、逃げ0の多いこのデッキに入れ替え札多投は本末転倒である。入れてもヒモを1枚といったところ。

それらすべてに対策した構築がこちら。

【デッキコード】pXEMyS-01PDte-MMMpyy

そう、ミュウデッキでおなじみのシマボシである。

裏・裏は💀

 手札を細くすれば即ドローできるシステム上、最低1回表が出れば、トラッシュから好きなカードをドローできるに等しい。ガラルサンダーがレギュ落ちして後ならば、ガッツのつるはしと組み合わせて柔軟に使うことも出来る。
 前半にハイパーボールでトラッシュしてしまったカードを回収する余地が、つりざお以外でも担保できるほか、スイーパーやポケモン入れ替えなど、枠の都合から絞ったカードを、これ1枚で多投したような形に出来る。
 元はミュウVにおけるタブレットかさましの手段であり、やはりこのデッキはEでレギュ落ちするミュウの正統後継者だなぁと思う次第である。

コイン運の強ぇデッキなのか…!?

 大枠はこれで完成。調整余地はルミナスエネと炎エネ、スイーパーの枚数やスタジアムの採用、かえんばく後に打てるわざマシン「やみうち」や、元気のおまもり採用、シマボシの枚数、レントラーラインかインテレオンのクイックシューター採用などなど。
 あとは、シマボシ使用後にポケストップがあると特性なしで即ドローできて美味しいというくらいか。シマボシ✕2採用のメリットは前半のトラッシュを許容出来るのと、下振れ(裏・裏)しても回収の目を残しておけるくらいなので、思い切って1に絞っても良いと思う。

【デッキコード】fkFbfk-fQFVjn-v5VVbF

 オススメはやみうち+クイックシューター+タウンデパートの4枚。120ダメージを現実的に狙いつつ、手札の回転も上がる。雪道耐性も◎ スイーパーのあて先が増えるので、相手がスタジアムなどを出さなくても手札を減らすことができる。 この場合スペースの開け方は、レントラー進化ラインを交換、フェザボ1枚をカイに、シマボシ1減らす ポケモンキャッチャー1減らす、となる。
 120ダメージだけなら、ガブのソニックダイブで確保できているものの、かがリザを前に突っ張って運用し、ダメージレースを有利に進められる点が良い。デメリットはレントラー(しゅんぱつりょく)分だけマリガンの可能性が上がること。シークファングの権利と毎ターンダメカン20どちらが重いかは環境次第か。ザッパーキックで止めながらダメカンできるのならば、クイックシューターに分があるように思う。タウンデパート採用について、ポケモンのどうぐを利用するデッキも多いので、採用して本当にこちらが有利になるかは、よく検討しなければならない。

【デッキコード】yMyRMR-VWVDic-XypyXy

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