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ハネムーン旅行記#10/寝るのだって、贅沢だ

お昼を食べたら、またドライブしながらホテルに戻ってきた。

少し休憩した後、ダイビングの迎えが来たので、スクーバダイビングへ。といってもライセンス不要のTryDiveだ。イビサの海に入ってみたかったし、泳ぐのは好きだからなんか良さそうだなと思ったのである。

ショップの人の車に乗って(あとからわかったけど、どうやらオーナーの奥さんみたいだ)イビサの街をぐるっと反対側へ行く。マリーナがあるエリアはゲーテッドになっているようだった。

ダイブショップにつくと、オーナーが待っていた。適当に説明を受けて、誓約書にサインして、着替える。そしてそのままボートで出発!

思えばこの旅行では飛行機に電車、メトロ、タクシー、Uber、レンタカー、バス、自転車に船とあらゆる乗り物に乗っている気がする。笑

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イビサタウンの少し沖の岩場についてダイブすると、魚はたくさんいて結構楽しかった。たぶん透明度やトロピカルでわかりやすい魚がいるという点で沖縄とかグアムとかのほうが上だと思うけど、イビサの海に入れたので思い出としてよかったかなと思う。

ドライバーを担当してくれたオーナーの奥さんがすごくフレンドリーでノリノリなおばちゃんで、船でも色々話したんだけど、それも楽しかった。ぜんぜんたわいもない話なんだけどね。いつからイビサに来て、次はどこに行くだとか、ハイシーズンの”terrible”な状態のこととか。彼女は「いい時期に来たわね」と言ってくれた。

にしてもここの人はみんなスペイン語と英語とバイリンガルなのかな。普通に喋っているふうに書いているけれども実態はたどたどしい英語なので、ほんとにスピーキングちゃんとしたいなと改めて思った。旅行程度なら中学英語で概ね乗り切れるからそんなに困らないけど、やっぱり相手の英語がわからないときもあるし、単語がとっさに出てこないともどかしい。英語で日記でも書いて練習しようか。

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ダイブが終わったら、またオーナーの奥さんがホテルまで送ってくれた。

部屋に戻ったら、朝から行動していたからか、気づいたら寝ていた。起きたら夜になっていて、ホテルのレストランで食事にした。

やっぱり、イビサはその場その場で楽しむ雰囲気に飲まれるのが楽しい、というか、勝手に飲まれている。笑
イビサを紹介してるサイトに「イビサでは、頭のネジを全部外して楽しんで欲しい」的なことが書いてあったんだけど、勝手に外れるから大丈夫だと思う。

東京では、行き当たりばったりに行動することなんてありえないから、「気づいたら寝てる」なんてことそのものも贅沢なことだな、と思う。

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夕食を終えた後は、ホテル内のスポーツバーへ行くことにした。ラッキーなことに、ドリンクチケットをもらっていたのだった。(でもオフシーズンだから屋上のルーフトップバーは閉業していた。残念!)

ビールとカクテルをもらったら、店の奥の方にビリヤード台があったから、奥さんとお酒飲みながらナインボールで遊んだ。日本にもコイン式のってあるのかな?1回1ユーロで、コインを入れると球がガコンガコンと落ちてきて、落としきったらおしまい、みたいな仕組みになっていた。


僕は中高の頃、友達とわりと手軽な遊びの一つとしてビリヤードやってたんだけど、奥さんはほとんどやったことがなかった(でも負けず嫌いだから張り切る。笑)。まあ、女性はあんまやらないか。渋谷とか高田馬場とかのビリヤード場でよく遊んでたけど、今もあるのだろうか。

スポーツバーなのでそこら中のテレビとプロジェクターではサッカーやってて、基本的に他の客はサッカーを観ていた。ビリヤードに興味がある人はいなさそうだったから、奥さんに教えたりしながらまったりのんびり遊べて楽しかった。

最後までお読みいただきありがとうございました。 このnoteのテーマは「自然体に綴る」です。 肩肘張らずに、「なんか心地いいな」と共感できる文章を探したくて僕も書いています。なにか良いなと思えるフレーズがあったら、スキ!やフォローをしてくださると励みになります。