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ハネムーン旅行記#12/流れる時間に身を任せよう

ホテルで着替えた後、おなかが空いたのでランチを食べにいくことにした。レンタカーで、まだあまり探検していないイビサの中心街へ。

イビサでは移動に必須ということでレンタカーを借りた(このためにはじめて国際免許を取った)のだけど、慣れてしまうとすごく楽しくて、若干の不安を乗り越えてよかったと心から思った。

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イビサ中心街ではオフシーズンなのに駐車場がなかなか見つからなかった。道路脇に駐車スペースがあるのだけれど、ほとんど埋まっていて、おそらく地元の人が普段から駐めっぱなしにしているのだろうと思う。

何とか見つけた駐車スペースに駐めて、そのへんのスペインバルで昼食にした。アヒージョも美味しかったし、ピンチョスもポテトも美味しかった(スペインはオリーブオイルの産地だからか、オリーブオイル料理は間違いなく美味しい)。

日曜日だったから、街は静かで、イビサの人はカフェの客か、カフェの従業員か、2種類しかいないようだった。だからほとんどの店は開いていない。

ぶらぶらしているとたまたまワインショップが開いていて、閉店30分前というところに滑り込んだ。

それで、お土産用と、自分たち用のワインを買った。実はイビサは古くかワインの産地だそうで、デザインもおしゃれだし、ちょっとしたお土産に良いのである。

かろうじて開いていたお土産物屋さんを眺めたり、たまたま開催されていたマラソン大会?を眺めたりしつつ、クロワッサン・ショーにまた行って、翌朝の朝食を買ってホテルに戻った。

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ホテルに戻ったらまた昼寝をした気がするのだけれど笑、この日はワインも買ったし、ということでルームサービスを頼んで夕食にした。

ハードロックホテルだからか、メニューがアメリカンな感じで、その中からチキン・シーザーサラダとロブスターのクラブサンド、それにオレオ・チーズケーキを頼んだ。オレオ・チーズケーキはチーズケーキにオレオが一枚刺さっていた。笑

どれも美味しくて、かなりのボリュームだったのにあっさりと食べてしまった。

ついでに、さっき買ってきたイビサ(ibizkus)のロゼワインを開けてみた。コルクじゃなくてガラスの栓になっているのもおしゃれだ。

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帰国後、両親と同じイビサのワインを飲んだのだけれど、ホテルで飲んだときより美味しく感じた。

どうやら、開けたてはちょっとアルコール臭が強いのが、しばらくおいておくとまろやかになってきて、飲みやすくなるみたいだ。ホテルだと開けておいておくことができなかったから、ちょっと飲みにくい“お土産用”かな、なんて思っていたのだけど、時間をおけばちゃんと美味しかった。

イビサ生まれのワインだから、「イビサの時間の流れ」に身を任せて、ゆっくり楽むのが一番美味しいのかもしれない。

最後までお読みいただきありがとうございました。 このnoteのテーマは「自然体に綴る」です。 肩肘張らずに、「なんか心地いいな」と共感できる文章を探したくて僕も書いています。なにか良いなと思えるフレーズがあったら、スキ!やフォローをしてくださると励みになります。