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eastern youth野音ライブでの1on1

こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。

以前からずっと考えている事があります。どんな事かと言うと、「みんなが自分を活かして楽しく生きていける」という事についてです。文字にしてみると、とても当たり前の事なんですが、これがなかなか難しいんですよね。

「世界は誰かの仕事でできている」という、某缶コーヒーのCMで使われていたコピーが、僕はとっても好きなんですが、このコピーが表すとおり、この世界はありとあらゆる人が“働く”ことで成り立っているんだなあと、最近しみじみ感じます。

それをあらためてたくさん考えるきっかけになったのが、この間の土曜日の事でした。

その日は、はるばる都内までライブを観に行きました。17年ぶりに日比谷野外音楽堂でライブをしたeastern youthというバンドのライブです。そのライブを観ながらもそうですが、観た後にもあのコピーの事を考える事になりました。

僕が観に行ったライブをやるバンドのメンバーをはじめ、そのライブのスタッフの人達、そのライブの観客として会場に来る人達、その人達が会場に集結する際に利用した交通機関を支える人、歩いてきた道を整備してる人、その道すがらにあったお店の人、街を切り盛りしてる人、その人達の家族…etc。挙げていったらキリが無いのでこの位にしておきますが、たった数時間のライブに関するだけでもたくさんの人が働く事で、僕はこの楽しみを享受する事ができているんだなあと。

もちろん、このライブだけに限った事じゃなくて、毎日を僕が平常に過ごす事ができているのも、まさに“誰かの仕事”のおかげで出来ているという事を、ずいぶん前から考えてはいましたが、この日にあらためて考える事になりました。

で、確信したんです。
「みんなが自分を活かして楽しく生きていく事は、確実にできる」って。

もちろん、その為にクリアしなければいけない事はまだまだたくさんありますけど、僕が「確実にできる」と確信したのは、ライブの様子を体感したからというのが一番の理由です。
バンドもスタッフも観客も、それぞれがそれぞれの理由で動いている。その中には一切の強制力がない状態。もちろん最低限のルール等はありますけど、それらは明文化されていたりされていなかったり、でも、その場にいる全員のモラルによって守られている。楽しみ方もそれぞれで、両手を突き上げて咆哮している(ライブ中なので声は聞こえないけど)であろう人、己の世界に没頭して踊り狂っている人、微動だにせず腕組みしてステージを凝視している人、ゆらゆら揺れている人などなど、一見するとまるでまとまりが無いけれどもそれでいて個々に様々な盛り上がり方をしながら、個々の熱を受けてステージ上も炎上しているように見える、まさに『個対個』での熱のやり取りが繰り広げられる会場。日比谷野外大音楽堂のキャパは3000ちょっとだという事なので、当日は、恐らく3000人分の“1on1”がステージと客席で行われていたんじゃないでしょうか。

そんな、真剣勝負が繰り広げられる中、バンドから観客に対して「盛り上がっていこうぜ!」なんていう全体での動きを統制しようとする号令のような声かけは、絶対に行われないのがこのバンドの魅力でもあります。

そして、これこそが、僕が確信した「みんなが自分を活かして楽しく生きていく」ための秘訣です。

自分達が“欲しい”何かを叶える為に、人を縛るような声かけをする。そんな事を決してしない。例えば、概念にしか過ぎない言葉を巧みに操って、知識の少ない人に“何か”を植え付けてコントロールしてやろうと狙ったりしない。言うなれば、誰かに対して『呪いの言葉』をかけるような、そんなクソみたいな事は決して口にしないし、絶対に許さない。自分は自分のやりたい事を、やるべき事を、やらなければいけない事を、全力を出して取り組む。それが自分の仕事。

まずは自分が、そうして、誰もがそうやって物事に取り組む事で、目指している世界の実現に近づいていく事ができるはず。

“個”が全開で生き生きと生命力を発しながら、野音という会場が、とてつもなく輝く。そんな、部分最適と全体最適が叶った時間を体感したからこそ感じた事でした。

あらためて、誰もが主人公として生きる世界を作るために活動していく事を強く心に誓った、最高の夜でした。


あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/


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