集客の⼊り⼝!キーワード設定を極める


ECモールにおける⾃然検索とは何か?

ECモールにおける自然検索について考えていきましょう。
まずは「自然検索」の定義ですが、「ユーザーの検索結果ページに表示されたものの中で、広告以外の通常の検索結果のこと」と置くことにしましょう。
「自然検索」は別名「オーガニック検索」とも呼ばれますが、上述の定義の通り、広告とは対比で呼ばれることが多いです。
広告は、一般的に掲載のための出稿費用がかかるため、いかに自然検索でのアクセス数を確保できるか、ECモールにおいては非常に重要な部分となります。
ではECモール上での実際の自然検索の表示面を見てみましょう。

検索結果上位の4商品については、サムネイル画像の青色で表示されている商品名の頭に【PR】という表示がありますが、これは楽天市場内の検索連動型広告のRPP広告となります。自然検索は、これら【PR】を除いた商品を指します。

検索結果上位に表⽰される状態を整える重要性を知る

では次に、なぜ検索結果上位に表示される状態を整えることが重要であるかを考えてみましょう。
ユーザーがECサイトで購入する際の入り口は自然検索のほかにも、広告、ランキング、購入履歴、モールのリコメンド機能など、多岐にわたります。
その中でも、ECモールにおいては売上の50%以上が検索経由からの売上であると言われています。
また、自然検索経由でユーザーが自社にアクセスした場合、特に広告費用などは発生しないため、無駄な広告宣伝費などをかけることなく自社へ集客することが可能になります。まとめると、自社で販売している商品が、できる限り多く自然検索で表示されている状態を作ることができれば、より多くのユーザーの目に触れることになり、売上向上につなげることができるということですね。

検索結果上位に表⽰されるルールを知る

自社の商品を検索検索の上位に表示させるためにどういう施策を実施すべきか、を考える前に、ECモールで検索結果上位に表示させるためのロジックを把握しておく必要があります。同じECモールでも検索ロジックは異なるため、①楽天市場、②Amazon、③Yahoo!ショッピングの三モールに分けて整理しますが、3モールすべてに共通する点としては、「販売実績が多い商品ほど、上位表示されやすくなる」という点です。
一点注意点としては、各ECモールは厳密な検索ロジックは公表をしておりませんので、これまでの我々のご支援を通じた内容となっていることをご了承ください。

楽天市場の検索結果上位に表⽰されるルール

まず初めに楽天市場の検索ロジックについて考察していきます。
楽天市場は、以下の「プラットフォームの透明性及び公平性の向上に関する取り組みについて」という内容にて、一部の検索ロジックについて公表しておりますので、その内容を記載します。

楽天市場の商品検索においては、主に①自然言語処理による検索キーワードと商品の関連性、②検索キーワード毎の商品の人気度をスコアリングして検索順位を決定しております。また、上記要素を常にモニタリング、反映しているため検索順位は常に変動します。

出典:プラットフォームの透明性及び公平性の向上に関する取り組みについて

という記載がありますので、これを二つに分解して考えていきましょう。

①検索キーワードと商品の関連性とは

検索キーワードと、商品の説明に出てくるキーワードの出現頻度や希少性を加味して商品のスコアリングを行っています。例えば、「軽い」という検索キーワードに対して、商品名や商品説明文で複数回商品の軽さについて説明されていた場合、「軽い」というキーワードに対して関連性が高いとみなします。 また、例えば「超軽量」というキーワードがついている商品が全商品に対して数が少なく希少だった場合、それらの商品は「超軽量」と検索された場合、よりスコアが高くなります。

「出現頻度」について

「取りたいキーワードについては商品名、キャッチコピー、商品説明文内にキーワードをいっぱい散りばめた方が良いよ!」ということです。もちろんどのくらいの頻度が最適なのかは明記されていませんが、少なくても重要なキーワードは随所に記載すべきということですね。

「希少性」について

次に「希少性」についてひも解いていきましょう。
これは、「ある程度の検索ボリュームが存在していて、かつ競合店舗がキーワード設定していないキーワードを狙うと効果的」、という理解になります。ややこしい話になってきましたが、この考えは楽天市場のSEOにおいて超重要になります。「バッグ」というキーワードをとりたくても、通常は競合店舗も多数狙っているため、楽天市場の検索結果で上位表示することは難易度が高いです。一方で、「バッグ レディース おしゃれ」などのように、(恐らく一定以上の検索ボリュームがあるという前提ですが)比較的「希少性が高い(=他がそんなに重要視していない)」キーワードは攻略できる可能性が高くなります。上記の話は、グーグルの検索対策で良く出てくる「ビッグワードではなくスモールワードを狙え」みたいな話と似ていますね。結論、楽天市場内のSEOにおいても同じ考え方で対策する必要があるということです。なお、希少性の部分については楽天市場内の検索キーワード別のボリュームをある程度抑える必要があります。この辺は一般公開されていない情報になるので、ご担当のECCの方にご相談してみることをお勧めします。

②検索キーワード毎の商品の人気度とは

検索を行ったユーザーが、各商品にどう反応したかをモニタリングしユーザーが支持した商品に対して検索キーワードのスコアリングを高く評価します。例えば、「マグカップ 軽量」と検索したユーザーが多く支持した商品に対して、「マグカップ 軽量」と検索された場合にスコアは高くなりますが、「マグカップ かわいい」と検索された場合支持されていない際は「マグカップ かわいい」という検索ではスコアを加点しません。

出典:プラットフォームの透明性及び公平性の向上に関する取り組みについて

分かりやすいと言えば分かりやすいですが、これだけだと具体的なアクションに繋げるところまで辿り着くことができる人は少ない気がしますね。端的に言うと、「特定の検索キーワード経由の転換率/購入数を上げれば検索順位も上げるよ」ということです。
極端な話、友人100人に「バッグ」という検索キーワードで商品を購入してもらえば、「バッグ」というキーワードでの検索順位が飛躍的に向上することになります。(とはいえ、これはガイドライン違反になりますので、やめましょう。)「狙ったキーワードで購入数を増やす」ということを合法的に対策していく必要があります。

出典:プラットフォームの透明性及び公平性の向上に関する取り組みについて

Amazonの検索結果上位に表⽰されるルール

続いてAmazonの検索ロジックについてご説明いたします。
Amazonにおいては検索ロジック云々の話ももちろん重要ではありますが、その前段階としてカートボックスを取得している必要があります。

今回は、Amazon SEOに直接影響を与える要因を以下の6つご紹介します。

  1. 検索キーワードとの商品ページテキスト関連率

  2. 商品の直近売上

  3. コンバージョン率(ユニットセッション率)

  4. 在庫保持率

  5. 出荷遅延率

①検索キーワードとの商品ページテキスト関連率

顧客がAmazonで検索したキーワードと商品ページとの関連性は、Amazon SEO対策の中でも重要です。
以下の箇所に狙っているキーワードが盛り込まれていることが必須です。上から順に、優先順位が高い要素となっています。
すべて、Amazonのセラーセントラルから編集可能です。

・商品名
・商品説明の箇条書き
・商品紹介コンテンツ
・検索キーワード
・商品説明文
狙っているキーワードを上記の箇所すべてに盛り込むことで、キーワードとの関連性をアピールできます。キーワードは、1度出現すれば問題ありませんので、確実にキーワードを盛り込んでいきましょう。

②商品の直近売上

「直近」とはどの程度の期間なのか?ということに関しては、明確には分かりません。以前は例えば、通常2,000円で販売していた商品を、500円(75%オフ)で販売し、ある程度順位が上がったところで通常料金に戻すという価格戦略が以前は一般的でした。現在では、価格を戻した時点で、SEO的に大きく順位が下がります。また、値段を大幅に変えると、せっかくショッピングカートに入っていた商品もカートから外れてしまいます。
そのため、価格を大幅に下げるのは避けましょう。せっかく獲得したAmazonからの評価が下がってしまいます。

③コンバージョン率(ユニットセッション率)

直近売上と並んで重要な指標になっているのが、コンバージョン率(CVR)。
セラーセントラルから確認できるビジネスレポートでは、「ユニットセッション率」として表示されています。Amazon運営側としては、限られたアクセスをどの商品に振り分けるかで売上が大きく変わってきます。
CVRが1%の商品ページと、5%の商品ページがある場合、CVRが高い方の商品ページを上位表示させるというのは、合理的な判断といえるでしょう。
したがって、出品者側としては、できるだけコンバージョン率を高める必要があります。

④在庫保持率

在庫切れで売れないと、商品の直近売上が下がってSEOに影響するという間接的な影響ももちろんありますが、単純に在庫保持率が100%ではなかった場合、AmazonからSEO要素のペナルティを受ける可能性があります。想定外に在庫がなくなってしまうと、SEOランキングが急降下します。在庫に関しては、余裕を持って補充するようにしましょう。

⑤出荷遅延率

Amazonでは受注後、倉庫からの発送までに期間を厳格に追跡しています。
出荷遅延率が5%を超えるとアカウント停止の恐れがあることが通知され、継続的に出荷遅延が発生する場合はアカウント停止されることがあります。

⑥商品価格

適切な商品価格をつけることは、Amazon SEOで重要です。
商品価格が高すぎるとコンバージョン率が悪くなり、ランキングが下がることはもちろんありますが、単純に「商品価格がAmazonが想定している範囲内かどうか」も、Amazon SEOに影響を与えているようです。上述したように、低価格で商品を最初に販売して、後に価格を上げるという戦略が以前はよく機能していました。ところが、最近では「価格を一定以上あげた瞬間に検索順位が大きく落ちる」という現象が見られます。

Yahoo!ショッピングの検索結果上位に表⽰されるルール

最後にYahoo!ショッピングの検索ロジックについて解説していきます。
Yahoo!ショッピングの検索順にはいくつか種類がありますが、デフォルトで設定されている「おすすめ順」の検索ロジックについてです。
「おすすめ順」のロジックはYahoo!ショッピングのヘルプページに公開されています。

【おすすめ順の表示順位決定ロジック】

  1. 優良配送アイコンを表示している

  2. 検索ワードとの関連性

  3. 商品の購入件数、購入顧客数、販売個数、商品レビュー数、ストア評価数、ストア評価の平均値、ストア評価の合計値、等

  4. 優良ストアアイコンの有無、ストアが支払う販売促進費の設定率、等

上から解説していきます。

1.優良配送アイコンを表示している

優良配送アイコンとは、「配送のクオリティー」について、Yahoo!ショッピングが定める基準を満たしている配送を「優良配送」と認定し、対象商品へのアイコン表示を行っているものです。「優良配送」に認定されるには、以下の条件を満たす必要があります。
【優良配送アイコンの獲得条件】
①お客様に翌々日までに届けられる(選択できる配送日が「注文日+2日以内」)
②出荷遅延率が5%以下
③ヤマトフルフィルメントサービスを利用する
優良配送アイコンがあるのとないのでは、検索結果上位に表示される機会が大きく変わるため、対応可能であれば、まず最初に取り組むべき対応事項と言えます。

2.検索ワードとの関連性

検索ワードとの関連性を上げるには、商品ページに検索結果上位に表示したいキーワードを含める必要があります。対象項目としては、以下が挙げられます。
【対象項目】
・商品名
・キャッチコピー
・商品情報
・プロダクトカテゴリ、スペック
・JAN

以下にて具体的な対策を解説していきます。
・商品名
商品名には、キーワードを必ず含めましょう。Yahoo!ショッピングは検索結果の精度が低いため、商品名に検索キーワードが含まれていない場合、高確率で検索結果に表示されません。
SEOスコアが高くなる検索キーワードの設定方法について解説していきます。
1.重要なキーワードは商品名の左寄りにいれる
商品名の最初のほうに設定いるキーワードほど、商品ページと関連性が高いキーワードだと判定されます。
2.商品名に記号を入れない
商品名には、記号を入れないほうがSEOスコアの評価が高くなります。
以下のような記号を指します。
【】[]<>◎♪

・キャッチコピー
キャッチコピーには、検索結果に表示させたいキーワードを設定するようにしましょう。
いわゆる「今だけお得!」のようなキャッチコピーを入力するのではなく、検索結果上位に表示したい検索キーワードを入力する項目だと考えるとよいです。また、重要なキーワードは商品名にいれているキーワードと重複するキーワードを設定するとSEOスコアが上がりやすいと言われています。

・商品情報
商品情報は最大1,000文字入力可能です。商品情報にもできるだけ検索キーワードとなりうるキーワードを盛り込みましょう。ただキーワードを羅列するのではなく、自然な解説文章のなかにキーワードが含まれているように記載するのが理想です。

・プロダクトカテゴリ・スペック
適切なプロダクトカテゴリに登録できているか確認しましょう。
プロダクトカテゴリが間違っていて、検索順位が上がりにくい状態になっているケースは少なくありません。一度確認してみてください。
また、スペックについても、登録項目がある場合は、必ず登録するようにしましょう。

・JAN
JANについても登録可能な場合はできるだけ登録するようにしましょう。
商品登録時に登録できる項目については、できるだけ登録することがSEOスコアの上昇につながります。

3.商品の購入件数、購入顧客数、販売個数、商品レビュー数、ストア評価数、ストア評価の平均値、ストア評価の合計値、等

商品の売上、ストアの評価は検索順位に大きく影響します。Yahoo!ショッピングで特徴的な点は売上金額よりも売上個数が重視される点です。例えば、1点で100万円の商品を1つ得るよりも、1万円の商品を100個販売したほうが検索順位は上がりやすいです。
レビューやストアの評価を上げられるよう、品質の高い商品や梱包などの丁寧な対応を心がけましょう。

4.優良ストアアイコンの有無、ストアが支払う販売促進費の設定率、等

〇優良ストアアイコンの有無
優良ストアの認定を受けると検索順位が大きく上がります。
優良ストアに認定されるためには、以下の項目について、条件を満たす必要があります。
【優良ストア認定項目】
・売上規模:注文件数、取扱高
・配送・発送:出荷の速さ、出荷遅延率
・ストア都合キャンセル率:注文キャンセル発生率
・ストア評価:ストア低評価率、ストア評価平均点
・商品レビュー:商品レビュー低評価率、商品レビュー平均点
〇ストアが支払う販売促進費
ストアが支払う販売促進費とは、PRオプションのことです。PRオプションで販売促進費を設定すると、検索順位を上昇させることが可能です。ただ、PRオプションだけで検索順位が上がるわけではなく、販売実績などによる検索順位の上昇効果がPRオプションでより高くなる、というぐらいで理解するのがよいでしょう。

集客できるキーワードを選定する

購買につながりやすそうなキーワードを⾃分で探す

ここからは“集客できるキーワード”の選定方法について解説をしていきます。
キーワードの選定方法は「購買へのつながりやすさ」と「検索ボリューム」の二つの観点を押さえる必要があります。
まずはじめに購買につながりやすそうなキーワードの探し方について解説していきます。ここはシンプルに、「自店舗内の転換率が高いキーワードを選定する」という方法です。
既にデータがある場合は、転換率が高いということが分かっているのであれば、イコール購買につながりやすいと言えますね。

以下、Amazon、楽天市場、Yahoo!に分けて、購買につながりやすそうなキーワードの探し方をご説明いたします。

サジェストキーワードから選定する

続いて、検索ボリュームが大きいキーワードの調べ方を解説していきます。
まずは、サジェストキーワードから選定する方法をみていきましょう。
サジェストキーワードは、関連キーワードを各モールの検索窓で直接検索することである程度把握することも可能ですが、本書では「ラッコキーワード」というサービスを用いたキーワード選定の方法をご紹介します。
参考ラッコキーワード:https://related-keywords.com/suggestRakuten

選定というよりは、洗い出しに近いかもしれませんが、以下みていきましょう。
手順としては以下二点に分けられます。
①対象の商品から想定されるビッグワードを考え、リストアップしていく
②ラッコキーワードで上記より抽出したサジェストキーワードを抽出し、商品と関連性の高そうなキーワードをピックしていく
例えば、「カレー」を販売している企業様であれば、「サジェストキーワード」を選択して、以下のように検索窓で「カレー」と検索してみましょう。
そうすると、「カレー」に関連のあるキーワードが一覧ででてきますので、この中で自店舗に関係のありそうなキーワードを片っ端から記録していきましょう。
ラッコキーワードは無料で利用可能ですが、リサーチの回数制限があるので注意してましょう。

競合他社が⼊れているキーワードを参考にする

続いては、競合他社が入れているキーワードを参考にする方法をご紹介します。
競合商品のページには、SEO対策になりそうなキーワードがたくさん掲載されています。ページをチェックし、対象の商品と関連性の高そうなキーワードをピックしていきます。
ただ、ご紹介といっても、文字通り競合他社のページを見て、自店舗の参考になりそうなキーワードを拾っていく作業になります。
①対象の商品と似たジャンルや関連キーワードから、検索上位表示商品の商品名/キャッチコピー/商品説明文をチェックする
②対象の商品との関連性が高いキーワードをピックし、別シートにリストアップしておく

Amazon - brand analytics を活⽤

続いて、Amazonのbrand analytics(ブランド分析)を活用したキーワード分析の方法について解説をしていきます。
「brand analytics」は、Amazon全体でよく検索されるキーワード一覧や、自社ブランドの競合商品などのデータを分析することができる、非常に便利なツールとなります。「brand analytics」を利用するには、「Amazonブランド登録」を行う必要があります。
Amazonブランド登録をすることで、ブランドをより正確に表示させたり、違反を発見して報告したり、Amazonが違反を積極的に防止する上で役立つ情報を共有したりできますので、是非Amazonブランド登録をしてみてくださいね!
※Amazonブランド登録を行うには商標登録が必要となります。
Amazonブランド登録を行うと、セラーセントラル内の上部画面に表示される、下記画像部分黄色枠をクリックすると「brand analytics」に入ることができるようになります。

Amazon「brand analytics(ブランド分析)」では、「Amazon検索用語」はAmazon全体で検索頻度の高いキーワードとそのキーワードで検索された際にクリックされる頻度の高いASINの1位~3位が表示されます。
実際の画面は以下の画像のように表示されますので、以下詳しく見ていきま
しょう。

・ストア:Amazon.co.jp
こちらのプルダウンからカテゴリーを選択することができますので、探したい該当ブランドを入力してみましょう。
ただ、Amazon全体の検索頻度ランキングを知りたい場合は「ストア:Amazon.co.jp」のままで検索してください。
・検索用語
特定のキーワードを入力し検索することができます。
入力したキーワードを含むAmazon全体もしくはカテゴリー毎の検索頻度ランキング、検索結果に表示された各検索キーワードで最もクリックされた頻度の高いASINを確認することができます。
また、ASIN別のコンバージョンデータも見ることができるので、競合他社のコンバージョン割合を見ることで自社ブランドの改善にも役立てることが可能です。

・ASINまたはEANを入力
「ASINまたはEAN」を入力することで、対象商品のクリックされる頻度が高いキーワードを逆引き検索することができます。
・レポート範囲
取得したいデータの期間を指定することができます。
プルダウンより「日/週/月/四半期」を選択でき、日付部分では任意の期間を指定することができます。
・その他
検索される回数が少ないキーワードの場合、検索結果に表示されない場合があります。「Amazon検索用語」では検索される回数の多いビックワードに限られる傾向が強いため、調査したいキーワードの検索結果が必ず得られる訳ではありません。
また、今回のキーワード選定には直接的に関係ありませんが、「brand analytics(ブランド分析)」では以下の二つの機能も利用することができますので、是非活用してみてください。
・リピート購入行動
こちらは自社ブランドの商品別の新規購入者数、リピート購入者数について分析することが可能となります。
新規カスタマー獲得およびリピート購入推進のため、戦略的にマーケティング施策を検討しましょう。
・マーケットバスケット分析
こちらは自社ブランドについて、他社と併売されている商品群について分析することが可能となります。
お取引会社様の商品と同時に購入されている商品を確認し、クロスセルやバンドル品の可能性を探りましょう。

Amazon - 外部ツールを利⽤する

先ほどご紹介したラッコキーワード以外で、Amazonでのキーワード選定に使える外部ツールとして、Arrows10をご紹介します。

Arrows10では、Amazonのキーワード情報を様々な形で取得/分析することが可能です。他にも、指定した商品の月間の検索ボリュームや、クリック数、購入件数などの情報も取得することが可能なので、市場調査に活用することが可能です。
以下主な機能をご紹介します。
・「アマゾン検索ボリューム機能」
これは、指定したキーワードに対しての検索数、クリック数、売上、転換率(CVR)、売上、価格などを取得可能となる機能です。

・「検索キーワード抽出」
商品カタログに設定されている「検索キーワード」を抽出する事ができます。

・「検索順位追跡」
キーワード検索順位を追跡して毎日記録します。なお、商品、KWの組み合わせは自由に設定可能です。

・「キーワード生成ツール」
カスタマーによる検索数が多く、過去90日間にアマゾンでの購入が実際に発生したキーワードを抽出します。実際に売れたキーワードを瞬時に把握できるので、キーワード選定時に大変役立ちます。

料金プランは以下の3点ありますので、用途に応じて選択するようにしましょう。

  1. スタータープラン:97ドル/月

  2. 標準プラン:197ドル/月

  3. ビジネスプラン:397ドル/月

楽天市場 - RMSの楽天サーチを使う

楽天市場については、RMSメニュー内の「データ分析」 >「3 アクセス・流入分析」 >「楽天サーチ」より、商品別検索キーワードの分析が上位30商品まで可能となります。

楽天市場 - RPP広告のパフォーマンスレポートを活用する

RPP広告でキーワードを設定しているのであれば、RPP広告のパフォーマンスレポートからもキーワード別の転換率が可能となります。
“AmazonとYahoo!ショッピングの同様のデータが取得可能か、要確認”
Amazonについては、セラーセントラルの広告キャンペーンマネージャーから、
キャンペーン選択>広告グループ選択>検索用語 から費用対効果(ROAS)の高いキーワードを確認することができます。
(直接的に転換率を確認することができないので、ROASを目安に確認しましょう)

Yahoo!ショッピング - プレミアム統計を利⽤する

プロモーションパッケージに加入すると、「プレミアム統計」という機能が使用できるようになります。この機能は、他社の数値を含めて実績を確認できるようになり、より高度なデータ分析をすることが可能となりますが、キーワード選定においても有効活用することが可能です。

出典:Yahoo!ショッピング

検索流入レポートはプレミアム統計の機能として提供されており、「販売管理」→「プレミアム統計」→「検索流入レポート_日次」または「検索流入レポート_月次」で利用できます。

次に、検索流入レポートの使い方についてご説明します。
Yahoo!ショッピングのキーワードランキング、キーワード経由売上や、自店舗へのアクセス数などさまざまなデータが確認可能となります。

検索流入レポートは、カテゴリーで情報を選択したうえで、カテゴリー内での順位を確認することもできますし、キーワード絞り込みでチェックしたいキーワードの状況をチェックすることができます。
また、上記でリサーチしたデータをExcelファイルかCSVファイルにてダウンロードすることも可能となっております。

また、検索キーワード以外の各種データについてもストアクリエイターPro画面から、各種レポートを確認することができます。
下記、レポートの種類と内容になります。

続いて、プレミアム統計の利用設定についてみていきましょう。
プレミアム統計を利用するには、権限設定が必要になるため、手順をご紹介いたします。
 
・ストアクリエイターProの「設定」から「権限管理設定」を押します。(法人管理権限のあるアカウントで設定してください。もしくはYahoo!ビジネスマネージャーの管理権限を所持している人に確認してみましょう。)
・「設定-権限管理設定」ページが表示されたら、権限を変更したいアカウントを確認し、編集ボタンを押します。
・【14】の「プレミアム統計閲覧権限」にチェックをつけて、「設定」ボタンを押しましょう。
 
上記で、プレミアム統計の権限設定は完了となります。
 
※注意事項
・ ストアを開店後にプロモーションパッケージに申し込みしてください。(開店前に申し込みいただいても「プレミアム統計」の利用はできません)
・プロモーションパッケージに申し込みしてから「プレミアム統計」が利用できるまで、最大24時間かかります。
・「プレミアム統計」を利用できるのは1店舗につき1名のみになります。

厳選したキーワードを漏れなく設定する

キーワード設定をやり切る難しさと徹底する意味

ここまでは【集客できるキーワードを選定する】というテーマで解説をしてきましたが、もちろん選定するだけでは意味がありません。選定したキーワードを実際にSEO対象となるページなどにキーワード設定をしていく必要がありますので、ここからは厳選したキーワードを漏れなく設定していく方法について、ECモール別に詳しく解説をしていこうと思います。
詳細な説明に入る前に強調しておきたいのが、大前提、キーワード設定をしっかりと対応しきるのはかなり難しいということです。常にユーザーニーズは変動しますし、自社だけではなく競合ありきの戦いであるため、それに合わせて常に自社への流入キーワードを分析し、注力キーワードを見極めつつ対策をしていく必要あります。一方で、キーワード設定をしっかりと対策することができれば、その分大きなアドバンテージとなることは間違いないので、この後にご説明をするECモール別のキーワード設定方法をしっかりと実践してきましょう。

Amazon - 在庫に要注意!SEO 対策項⽬

ではまずAmazonでのキーワード設定方法についてみていきましょう。
上記で調べた検索キーワードの候補を、実際に情報を反映させていく必要があります。
以下では、最も重要な三ヶ所をご紹介します。
①商品タイトル (商品名)
言わずもがなですが、商品名には検索キーワードをしっかり盛り込むようにしましょう。ただ、同じキーワードを複数回入れ込むとユーザーからの見え方が悪く、逆に検索順位が下がってしまうこともあるため、注意しましょう。
「セラーセントラル→在庫管理→詳細の編集→重要情報」で編集することができます。

重要なキーワードから、できるだけ左側に配置していくようにしましょう。
Amazonの商品名には、厳しいガイドラインが設けられています。
ガイドラインを確認し、ガイドラインに沿った形で商品名を決定してください。

商品ガイドライン(セラーセントラルより引用)
・商品名に検索キーワードを、[ブランド名] + [商品種別] + [商品を特定する呼称] + [対象年齢・性別] + [輸入種別] = [商品名] + [色] + [サイズ]の順で使用します。
・商品種別とはTシャツやスカートなど、商品の種類を示す言葉です。
・商品を特定する呼称とは商品のシリーズ名などの言葉です。
・ブランド名には[]をつけてください。
・各キーワードの間にスペース(半角文字)を挿入します。
・65文字までの全角文字(漢字、ひらがな、カタカナ)と半角文字(英数字、スペース)を使用できます。
・半角カタカナおよび全角スペースは使用できません。
・商品名に主観的な内容を含めることはできません。
・機械依存文字は使用できません。
・商品名はAmazonで商品を検索する際に検索対象になるので、商品を登録する際は、他の出品者が使用している商品名を参考にしてください。
・医薬品の有効性や効能の説明では、薬事法と不当景品類および不当表示防止法に違反しないよう注意してください。
・配送料無料や割引などのプロモーションメッセージは出品者のコメントに入力し、商品名には使用しないでください。

②商品登録時の「検索キーワードフィールド」
商品名についで重要なのが、商品登録時に入れる【検索キーワードフィールド】です。表面には出てこない部分となりますが、こちらも漏れなくキーワードを入れ込むようにしましょう。
また、日本語入力の場合500バイト(166文字)まで入力することができますので、166文字ギリギリまで関連キーワードを設定するようしましょう。
「セラーセントラル→在庫管理→詳細の編集→キーワード」部分で編集することが可能となります。メインキーワードを入れることも可能ですが、テキスト一致率の変化はほぼないと考えられています。
しかし念のため、タイトルや箇条書きにも記載しているメインキーワードを「検索キーワード」にも入れておいた方が無難でしょう。
なお、Amazonの「プラチナキーワード」に関しては、一般の人には関係がないため空欄で構いません。

③商品説明(ブレッドポイントと商品紹介コンテンツ)
あとは商品説明にもしっかりとキーワードを入れ込むようにしましょう。
「セラーセントラル→在庫管理→詳細の編集→説明」部分で編集することができます。
最大で5つまで登録することが可能ですので、かならず5つ登録しましょう。
この部分に選定したメインキーワードを入力することで、テキストの関連性を向上させることが可能です。
5つ全てにキーワードを入れる必要はありませんが、5つの箇所をフルに使って、様々なキーワードを盛り込むようにしましょう。
また、文字数が多すぎると、キーワード出現率の低下につながります。
視認性も悪くなるため、1箇所あたりの文字数は100文字程度を上限に考えるとよいでしょう。

続いて、商品紹介コンテンツについても触れていきます。
商品紹介コンテンツの有無は、Amazon SEOに間接的に影響を与えます。
できるだけコンバージョン率が高くなるように、商品の特徴を画像とテキストで表現しましょう。

上記三つの個所にはしっかりとキーワードを設定するようにしましょう。
補足となりますが、「在庫保持率」もSEO対策上は忘れてはならない項目となります。在庫切れで売れないと、商品の直近売上が下がってSEOに影響するという間接的な影響ももちろんありますが、単純に在庫保持率が100%ではなかった場合、AmazonからSEO要素のペナルティを受ける可能性があります。
想定外に在庫がなくなってしまうと、SEOランキングが急降下します。在庫に関しては、余裕を持って補充するようにしましょう。

楽天市場 - 実はページのキーワードも重要!SEO 対策項⽬

続いて楽天市場のキーワード設定方法についてみていきましょう。
楽天市場の管理画面上で編集できる部分で、検索対策上で特に重要となるのは以下の三点となります。
①商品名
まずは最重要項目の商品名についてみていきましょう。

商品名は最大255バイト、文字数でいうと最大127文字入力できるようになっています。商品名は文字数制限いっぱいまで入力することが基本ですので、商品名の固有名詞、商品ジャンルに関連するビッグワードやサジェストキーワードの順に、重要な情報から入力するようにしましょう。上記以外の情報については検索対象として重要と言う訳ではありませんが、検索結果に表示された時にユーザーの興味を引く内容となるので、入れておくとよいでしょう。
また、実は楽天市場では、【商品登録ガイドライン】が定められています。
楽天市場が推奨する商品名の基本については、商品ジャンル別に以下の通り推奨されていますので、合わせて参考としていただければと思います。
上記にないジャンルは、店舗運営Naviから「商品名登録ガイドライン」と検索すると詳細情報を確認可能となっております。

[衣類]
ブランド名_商品名称_対象性別_シーズン_仕様_色_サイズ

[食品]
メーカー名_ブランド名_商品名称_仕様_内容量_数量

[家電]
メーカー名_ブランド名_商品名称_色_仕様_型番

[ダイエット・健康]
ブランド名_商品名称_仕様_型番

[美容・コスメ・香水]
ブランド名_商品名称_仕様_内容量_数量

②キャッチコピー
商品名の次はキャッチコピーについてみていきましょう。

検索対策という側面では、商品名に入りきらなかったキーワードを中心にキャッチコピーは盛り込んでいくようにしましょう。
また、スーパーSALEやお買い物マラソンなどのイベントなどでポイントアップやクーポン施策を実施する際に、【ポイント10倍】などのセール文言の訴求を入れることもオススメです。
その他、季節性を表す訴求文言(お歳暮早割、ハロウィン限定など)も効果的なので、是非キャッチコピーに上記のような文言を盛り込んでみてください。

③商品説明文
最後に商品説明文についてみていきましょう。

商品説明文の文字も検索対象となります。そのため、PC用販売説明文やスマートフォン用商品説明文にはできるだけ、テキスト形式で情報を盛り込むようにしましょう。理由としては、システム上、画像はテキストとして読み込んでもらえないため、検索対策という観点からは決して有利としては言えないことです。弊社の支援実績としても、「画像のみ」の商品説明文に対してできるだけテキスト形式でページをリニューアルした際に、検索順位が改善した事例があります。

また、その絡みでRPP広告についても簡単に触れておきます。RPP広告は、楽天市場内の検索連動型の広告です。RPP広告は商品別にキーワード設定をすることができ、この機能をフル活用して検索順位を底上げすることが可能です。
例えば、「バッグ」「バッグ レディース」というキーワードで検索順位を上げたいときに、必要なのは指定キーワード経由での「人気度(=検索ボリューム、転換率)」になりますが、いくら商品名やキャッチコピーに「バッグ」というキーワードを盛り込んでも、競合が既に「バッグ」という検索キーワードでの販売実績を作っているため、いきなり上位表示させることは非常に困難です。
そんなときに活用できるのがRPP広告のキーワード指定、ということになります。注意すべき点としては、指定キーワードでの販売実績が極端に少ない場合、キーワードで露出させるためのキーワード単価がかなり高額となりますので、そこはご予算に応じてキーワード組みをしていく必要があります。

Yahoo!ショッピング - 商品名が最重要!SEO 対策項⽬

では最後にYahoo!ショッピングのキーワード設定について説明していきます。Yahoo!ショッピングの全売上のうち、8割がサーチ・カテゴリ経由になっています。
楽天など他のモールに比べて検索経由での売上が多いため、検索対策を行うことはYahoo!ショッピング対策で必須となっております。
Yahoo!ショッピングで実践できる検索対策として、ここでは、以下の2つに分けてご説明をします。
①商品名
まずは商品名から解説をしていきます。

Yahoo!ショッピングでは、商品名入力欄の規程を守ることが基本となります。
以下のような装飾文字は不要なテキストと判定され、減点対象となる可能性がありますので、まずはこの点を見直してみましょう。

【掲載NGな装飾文字】
【 】 < > [ ] ! ! ♪ ※ ★ ☆ ◆ ◯ ◎ ○ □ ◇ ▽ ▼ △ ▲

また、楽天市場ではアピールしたい文言を商品名に詰め込む傾向がありますが、Yahoo!ショッピングではあまりオススメできません。ただあくまで「検索対策上は優位とは言えない」という意味なので、ユーザーの購買意欲をそそるような表現は転換率を優先的に上げたい場合は効果的となりますので、状況に合わせてご判断するようにしましょう。)
イベント内容などを訴求したい場合は、基本的にはサムネイル画像に盛り込むかキャッチコピー欄に入力するようにしましょう。

②その他、入力するべき項目は全て埋める
商品登録作業の入力に必要な項目は、原則的に全て埋めるように心がけましょう。
Yahoo!ショッピングで商品登録をする際、SEO対象項目は以下です。
※()内はCSV上の項目名

①商品名(name)

②商品コード(code)

③キャッチコピー(headline)

④商品情報(explanation)

⑤製品コード(product-code)

⑥JANコード/ISBNコード

⑦ブランドコード(brand-code)

⑧プロダクトカテゴリ(product-category)
Yahoo!ショッピングの検索ページやカテゴリページでお客様がカテゴリで絞込みをした場合、「プロダクトカテゴリ」を設定した商品が表示されます。

季節のイベントに合わせてキーワードをアップデートする

なぜキーワードをトレンドに合わせて調整するのか?

先ほどご説明した通り、常にユーザーニーズは変動しますし、自社だけではなく競合ありきの戦いであるため、それに合わせて常に自社への流入キーワードを分析し、注力キーワードを見極めつつ対策をしていく必要あります。ここでは、なぜキーワード選定をトレンドに合わせて調整する必要があるのか、簡単にご説明をしてきます。
楽天市場を例にとってご説明していきますが、既出の通り、楽天市場では商品名、キャッチコピー、商品説明文がSEO上特に重要であることをご説明しました。
実務上は、細かなトレンドキーワードは商品説明文内に常に配置しておくことが多いですが、商品名とキャッチコピーについては、「重要なキーワードは前の方に入れる」という鉄則があります。
例えば、ギフト商材を販売している企業であれば、「母の日」「父の日」「お中元」「お歳暮」などの大型のシーズナルイベントに合わせてキーワードを入れる必要がありますよね。その際に、「お中元」シーズンが終わった後は、少し間をおいて「お歳暮」というキーワードをできるだけ商品名やキャッチコピーの前側に持ってくる必要があります。
分かりやすいように大型のシーズナルイベントでご説明をしましたが、なるべく細かめに季節イベントのキーワードは把握しておくようにしましょう。

設定したキーワードを管理する

ここでは設定したキーワードをどうやって管理していけばよいかについて考えていきたいと思います。
基本的には自分たちが管理しやすい方法であれば何でも良いとは思いますが、ここでは定期的にキーワード選定を更新していく前提で、キーワードの管理方法をご説明していきたいと思います。

管理用のファイル選定

まずは管理用のファイルを作成しましょう。
エクセルかスプレッドシートの2択になるかと思いますが、他の方も見れるようにするという意味ではスプレッドシートをオススメします。

次に、ECモール別にファイルを分けて管理するようにしましょう。
ECモールによって選定したキーワードや、後述するように自社の検索順位などがかわってくるため、ECモールは分けてキーワード管理していくようにしましょう。

定期的にキーワードの検索順位を追う

では最後に、定期的にキーワードの検索順位を追っていくやり方についてご説明します。ただ、各ECモールの管理画面や公式に出しているツールでは、現状は検索順位を追っていくことが難しい状況です。(一部、楽天市場の上位商品や、ヤフーショッピングの広告経由でのキーワード情報などは取得可能ではあります)
今回は外部ツールを利用した方法をご紹介します。
では早速、検索順位チェックツールについてみていきましょう。
ここでは書くECモール別にツールをご紹介しますので、自社に合ったものをチョイスしてみてください。(「Amazon 検索結果チェックツール」などとグーグルで検索してみると、以下でご紹介しているツール以外の情報も出てきますので、合わせて確認をしてみてください。)

○Amazon
arrows10
https://arrows10.com/
Arrows 10では、Amazonでの検索キーワード表示順位とインデックス状況を確認することが可能です。合わせて、キーワード別のボリュームを確認することも可能となっております。始め方はかなりシンプルで、自社のAmazonストアを選択し、表示される検索窓に調べたいASINを入力することでヒットする検索キーワードが表示され検索順位もチェックできます。キーワード別の検索ボリューム抽出(クリック数、売上、CVR、価格)や、レビュー情報に関しても追うことができるため、うまく活用してみてください。

○楽天市場
楽天の検索順位チェックツール「検索伝令くんLight」
https://www.commerce-design.net/tools/sdl/
こちらのツールでは、楽天市場での検索順位を自動でチェックし、結果を毎日お知らせしてくれる機能が搭載されています。
設定したキーワードの過去の順位推移も確認することも可能となっております。

○ヤフーショッピング
けんちょmini
https://argonauts-web.com/service/seotools.html
こちらは指定した商品と商品コードを入力することでキーワード情報をリサーチすることが可能となります。調査が完了すると、キーワードごとの順位や対策におすすめのキーワードなど情報が表示されます。
合わせて、自社以外の気になる競合店についても情報を取得できるため、興味がある方は是非活用してみてください。

最後に

検索順位を上げるために必要なキーワードの設定方法について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?自然検索順位があがるように商品名や商品ページを整えることが、ECの売上アップの第一歩です。ぜひ実践してみてください。