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そもそもデジタルサイネージってなに?

㈱プロテラスの中村です。
来週3月9日から東京ビッグサイトでの展示会(JAPAN SHOP2021)に出展するため、バタバタと準備をしております。

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コロナもあったので個人的には久々のビッグサイト。4日間楽しみたいと思っています。

さて、第1回の題材は「そもそもデジタルサイネージってなに?」という内容です。
ここ2,3年で急速に普及しているので、なんとなーく聞いたことがあるかもしれません。見たことは99%あるでしょう(特にNoteを利用するような方は)。

「デジタルサイネージ」

辞書的な説明としては、「Digital Signage」と表記し、Digital=デジタル(電子)、Signage=sign(サインや看板)+age(集合)を意味します。日本語では「電子看板」と呼ぶこともあります。
ハードとしては液晶ディスプレイプロジェクターLEDビジョンなどの電子的な表示器を活用した物を指します。最近だと有機ELミニLEDディスプレイも(まだまだ高額で技術デモレベルですが)名前が出るようになりました。

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ちなみに内照式看板やネオンライト、紙ポスター、貼り紙を「アナログサイネージ」と呼ぶわけではありません

どこにあるの?

最近(そしてこれから先)は「どこにでもある」と言えます。

繁華街のビル屋上、商業施設、店舗、駅構内、電車内、タクシーの中、病院の待合室、スーパーの生鮮食品売り場、美容室の鏡の前に置かれたタブレット……

大小さまざまなデジタルサイネージがあらゆる場所に設置されています。

デジタルサイネージはかつての看板、広告がデジタル化したものです。つまり、広告が出ていた場所に置き換わってきているのです。

紙などのアナログ媒体と違い、コンテンツの差し替えは(ネットに繋がっていれば)すぐですし、何より動画・音声を流すことができます。

デジタルサイネージのメリット

ハードの低価格化、小型化などの影響もあり、デジタルサイネージの導入ハードルはどんどん下がってきています。何より「よそがやってるから」は普及の大きな理由になりますよね。

逆張りでアナログな質感にこだわるのも手の一つですが、デジタルが多数派になっているのは間違いありません。

使い道は?

主な利用目的は、表示するコンテンツと発信先の相手によって「広告」・「プロモーション」・「インフォメーション」・「スペースデザイン」と分類されます。

前3つについてはアナログ媒体の置き換えです。それぞれ「看板」「ポスター」「案内表示」と言い換えてもいいでしょう。

「スペースデザイン」については、プロジェクションマッピングをイメージしてもらうのが分かりやすいかと思います。情報を伝えるのではなく、雰囲気作りとしての映像活用です。

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ほかにもアナログでは絶対に出来ない使い方も増えています。

・WEBサイト、SNSとの連携表示(天気予報などニュース表示)
・インタラクティブなコンテンツ(タッチ、カメラでの認識)
・IoT(空き状況・混雑率表示など)
・AI分析(顔認識)
・検温表示(サーマルカメラ)

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まとめ

デジタルサイネージはハードのみの進化ではなく、パソコンや関連製品(IoTセンサー、スマホアプリ、SNS、カメラ……)の進化に伴ってどんどん成長していっています。

最近はテレビ番組を見ていても遠隔での出演をされる方はスタジオに液晶モニター越しで出演する姿も頻繁に見ます。これもデジタルサイネージの新しい姿と言えるでしょう。

見えてる範囲の未来としては、5Ge-Sportsの成長がデジタルサイネージの新しい使い方を生み出してくれそうです。

来週は展示会の様子をレポートしようと思います。


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