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0244 - 無観客で360°の生配信ライブを行った

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先日、ドラムを叩いているバンド『野獣のリリアン』の新コロ対策企画として『無観客で・360°の・生配信ライブ』を行った。

コチラが配信映像。アーカイブとして全編通して視聴可能なので、ぜひご覧ください。スマホのYoutubeアプリで見ると画面を360°ぐるぐる回せます。

URL
https://youtu.be/i3cNas1q1mc

野獣のリリアンは総勢12名。今回どうしても参加できなかった1名を除いた11名が空間をフル活用してライブを行った。

機材自体は意外とシンプルで(もちろん、それなりなPCスペックが必要だったり、丁度いいカメラ位置や配信に耐えうる音響設定などは技術を要するポイントではあるが)、中央に360°カメラと、それらをコントロールする機材を設置。そこを取り囲むようにメンバーが縦横無尽に動き回った。

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普段のライブでは、ドラムはステージの後方にいることがほとんど、というか相当特別な事情やこだわりが無い限りドラムのポジションは常に後方だ。なので、他のメンバーの背中を見ながら演奏することになる。それが、今回は「みんなの顔を見ながら」が基本となった。とても新鮮。

更に、自分の背後に人が立つという状況も普段は有り得ない。後ろを振り向くと誰かがいるという状況も、とても新鮮だった。

また、一般的なバンドに比べて大所帯なためステージが狭くなり、動き回る場合はどうしても気を遣う必要が出てきてしまうが、今回は空間が広かったため、各自が本当に自由に動き回っていて、普段と違うアクションが多々見られたのも、とても新鮮だった。

この360°ライブ生配信という新しい試みも、新コロの影響があったからこそ積極的にカタチにしようと取り組めたことなのは間違いない。ライブハウスという世間的には「危険」と認知されている場所ではあるが、換気・消毒・マスク・接触・距離・楽屋やトイレの利用方法などなど、新コロの特徴を把握して丁寧に対策を施せば、しっかりとリスク回避は可能。

新コロだから「あれもこれもヤメておこう」ではなく、新コロだからこそ「こうすればできる」を模索して、これからもみんなで楽しいことを次々とカタチにし続けられるよう動いていきたいなと、強く感じたライブ配信だった。

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