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0463 - 粘り強くなったから

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ファミコンを発端にテレビゲーム(ビデオゲーム)と共に成長してきた世代。今でも仕事の息抜きなどで、手元にあるNintendo Switchでゲームを楽しんでいる。

最近は、子供の頃に難しいなと感じたパズル系を改めて遊び直してみることにハマっている。

特に、この2つ。「ロードランナー」と「倉庫番」をちょくちょく進めている。

分かる人向けに言うと、ロードランナーはクラシックモードの150面はクリアできたし、倉庫番もなんやかんやで100ステージ以上はクリアできている。

小中学生の頃は、ちょっとでもステージが難しくなると一気にやる気を失って放り投げていたものだが、あの頃に比べてさすがに大人へと成長を遂げられているようで、思っている以上にサクサクと進む。自分で自分に感動を覚えるレベルだ。

クリアできなかった子供時代と今とで、何がそんなに違うのだろうかと考えてみたのだが、たどり着いた結論は単純明快、「粘り強くなったから」だろう。

子供の頃は、テレビのクイズ番組が大好きで、パッと出された問題にササっと答えるのは得意だったが、クロスワードなど「じっくり時間をかけて解くタイプのパズル」は苦手だった。思い返すと、1000ピースを超えるようなジグソーパズルも途中で絶対に辞めてしまっていたし、紙にメモって整理しなければ解けないタイプの判断推理モノも面倒で避けていた。

要するに「時間をかける」という行為が辛抱できない性分だったのだ。

それなりに大人になった今は、これまでの仕事から来る経験値のおかげもあって「じっくり考える」という術を身に付けている。少し落ち着いて(順序立てて)考えるだけで、こうもスムーズに解けるものなのかと、子供の頃の自分が恥ずかしく感じてしまう。

もしタイムマシンが発明されて、あの頃の自分に会いに行けたとしたら。説教などするつもりは無いが、パズルゲームで遊んでいる自分を陰から眺めつつ、簡単に放り投げようとする素振りを見せたらキャベツ太郎を投げつけてやりたい。

といった四方山はさておき。

よくよく思うに、ゲームに限らず、特殊なスキルを持っていなくとも、ちょっと粘ってみるだけで乗り越えられる(突破できる)ことって多いよなー。

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