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■JALと海保機衝突事件の深層究明!なぜ、滑走路にいた海保機の謎。何故、JAL機長と管制塔職員は、滑走路上の海保機の存在に気づけなかったのか? #アンネの法則

    直後の現場の様子をとらえた写真によると、JAL機の先頭部分が陥没している。つまり、JAL機は海保機の後尾にぶつかって、海保機を乗り超えて、着陸したのだろう。海保機長の「いきなり後ろが燃えた」という証言にも合致する。
 JALによると、機長は「視認できなかった」と話している。視界を妨げたと考えうる要素の一つは操縦席にあるヘッドアップディスプレーだ。海保機はレーダーに映らないような装備であって、JAL機長たちのディスプレイには、存在していないことが操縦席のディスプレイには表示されていた。存在しない海保機を目視で確認するには無理がある。ここに盲点があったのだ。
 元航空管制官の男性は「障害物が見づらかったり、発見できなかったりする恐れは否定できない」と指摘する。

 海保機は滑走路に入る前に、着陸態勢の旅客機をなぜ認識できなかったのか。管制塔は進入を許可していない海保機の異変になぜ気づけなかったのか。再発防止のために究明が欠かせない。
 
 燃え上がるJAL機は衝突地点から1.7キロ進み、滑走路から外れて停止した。Xの投稿画像には、エンジン部分が激しく燃える様子が映っている。衝突前、海保機が滑走路上で約40秒間停止していたことも判明。差し迫る危険を管制官も認識できていなかった。

 焦点の交信記録をたどる。

 海保機は約40秒間、滑走路に止まっていた。JALの機長は「視認できなかった」と話した。搭乗していた3人のパイロットの誰もがなぜ異変に気づかなかったのか。一つの可能性は着陸を支援するヘッドアップディスプレーの存在だ。この画面越しにパイロットは滑走路を見る。表示情報が海保機と重なっていた可能性がある。日没後の暗さ、海保機が通常の民間機より小さいことも不利な条件だった。

  なぜ管制は防げなかった?

 管制官も海保機の誤進入に気づくことができなかった。本来、着陸機が接近する滑走路に別の機体が進入した場合、注意喚起する「滑走路占有監視支援機能」がある。今回は画面の点灯などによる警告に担当者が気づいていなかったとみられる。航空機が指示を聞き損ねたり取り違えたりして動くのを防ぐ「誤進入防止システム」も工事中だった。稼働していたとしても視界が良好だった事故当時は運用条件に当てはまっていなかった。

国の運輸安全委員会は海保・JAL両機のボイスレコーダーを既に回収し、管制官への聞き取りも始めた。事故の経緯の本格的な解明はこれからだ。

3者それぞれ事故防げた

管制官とパイロットとのやり取りには誤解が生じないよう、定型文を用いている。国土交通省が公開した交信記録を見る限り、海保機は管制官からの指示を正確に復唱しており、不自然な点や意思疎通の間違いは起きていない。

災害派遣の任務を負っていた海保機は大幅に遅延していたとの情報がある。滑走路への進入許可を複数の民間機が待っている状況でもあった。管制から「(離陸)1番目」と伝えられて「ありがとう」と応じている。焦りから何らかの理由で滑走路への進入や離陸の許可が出たと思い込んだ可能性は否定できない。

航空機の事故は複数のミスが重なって発生する場合が多い。海保機のパイロット2人は滑走路に入った際、近づく着陸機がいないかなどの安全確認を徹底していれば、事故を防げた可能性がある。海保機は約40秒も滑走路に止まっていた。管制官も夜間で見えにくい状況であったとはいえ、目視を徹底していれば誤進入を指摘できる機会はあった。

JAL機も3人いたパイロットのだれかが気づけなかったのか。新鋭機への搭載が進むコックピットのヘッドアップディスプレーが目視しにくい状況を生んではいないか。

海保機、管制官、JAL機、3者ともに事故を防げる可能性はあった。徹底的な検証と再発防止が欠かせない。


■生死を分けたのは?

 JALの機長は、炎上している飛行機に最後まで残り、乗客全員の避難を確認してから、自分は避難している。これは人格者でないとできない行動だ。ところが、一方、海保機の機長だけが助かったのは何故なのだろう?後方尾尾がいきなり炎上したとのこと。乗組員の場所からは、自力で避難できなかったのか?海保機の機長への証人尋問では、海保隊員に対して、どのような指示をしたのか?しなかったのかの確認が必要だと思う。
 着陸機が接近する滑走路に別の機体が進入した場合、注意喚起する「滑走路占有監視支援機能」がある。今回は画面の点灯などによる警告に、管制塔職員も、JAL機長3人ともが気づいていない。海保機の存在に気づいていたならば、海保機を避けて、もしくは乗り超えて、着陸できていた可能性が浮上している。この点が、「業務上過失致死傷罪のポイント」になるだろう。

 ボイスレコーダーや事故記録がなぜ、アメリカ当局に渡されたのだろう?なぜ、日本国の主権がここまで侵されるのか?どこに闇があるのか?この闇に光を当てる必要がある。

 アカシックレコードを読むという行為は、アンネの法則が教える「霊性を働かせる作業」だ。天地万物の創り主なる神様に問い、聴きながら深層究明へと深く入っていく作業。神様への祈りによって、神様が自ら導いてくださるのだ。この信仰による真相究明はあらゆる事件の暗闇に光を当てる。平和学研究の手法でもある。この遺産を後世に残したい。
 海保機が許可されていな滑走路に侵入していたことが事故の主原因であることは間違いない。何故、滑走路にいたのか?管制塔の指示はありえない。確認不足の行き違いなのか? JALの3人の機長たちは、目視では海保機を確認できていないとの事。管制塔の指示を信頼していたわけだから仕方がない。JALの機長、乗務員さんたちは、乗客全員の脱出に成功している。この成功の背景には、当事者である人々のそれぞれの心理的なエネルギーが大きくかかわっているはずだ。
   
 当日の、マスゴミによるJALの記者会見の追及は異常だった。日本のマスコミがここまでその使命に疎いのかと、嘆かわしい実態だった。ここには、ワクチン注射による認知力の低下も関係していると思う。日本社会は、これからどこに向かうのだろう?


■衝突直後に炎「一瞬パニック」
 動画は、海上保安庁機と衝突した直後から始まります。
乗客 「早く…」
子 「何?この臭い」
乗客 「大丈夫、大丈夫」
子 「どこに火がついてるの?」 「え、怖いよ」
乗客 「落ち着いて、落ち着いて」
CA 「大丈夫です。落ち着いてください」
子 「早く出たい」
乗客 「落ち着いて」  撮影開始からおよそ30秒で停止したJAL機。窓の外にはオレンジ色の炎が見えています。

動画を撮影した乗客 「(Q.着陸時の状況は?)ぶつかった感じはなかったです。タッチダウンした時に、ガタガタってなるのが、ちょっと強めで。その後も何かガタガタガタって、ずっと続いていく感じですかね」  

撮影を始めたのは、着陸後すぐ。座席は左翼後ろの非常口付近。通路側の席に男性、その横に娘と妻が座っていて、今後の事故対応に役に立つのではという理由で動画を撮影したといいます。

CA 「鼻と口を覆ってください」
乗客 「タオルある?タオル、ちょっと待って」 「これで鼻ふさいで」
CA 「鼻と口を覆って、姿勢を低くしてください」
乗客 「早くきて、早くきて」
子 「助けて」
CA 「鼻と口を覆って、姿勢を低くしてください」 「荷物は取り出さないで」 「状況を確認しています」

 着陸直後の撮影開始から2分すぎ、窓の外にオレンジ色の不気味な煙がもうもうと立ち上るなか、機内には客室乗務員が乗客のパニックを抑えようと、必死に呼び掛ける声が響いていました。

動画を撮影した乗客 「一瞬パニックになりかけたんですけども、その後、CAさんが『落ち着いてください。いったん体をかがめてください』っていうようなアナウンスをしてですね。いったん皆さん、冷静を取り戻したというか」
■「肺を突き刺す煙」機内に充満
子 「パパ出られる準備して」
CA 「鼻と口を覆ってください」 「荷物は取り出さないで」 「鼻と口を覆って、姿勢を低くしてください」
子 「神様お願いします。神様」
CA 「鼻と口を覆って、姿勢を低くしてください」 「姿勢を低くしてください」
乗客 「大丈夫だよ」
子 「開けてください」
乗客 「大丈夫、落ち着いて」
子 「早く出してください」
CA 「荷物を取り出さないでください」  
撮影開始から3分48秒。機内には煙が充満し始めます。
動画を撮影した乗客 「(Q.荷物を下ろそうとする人は?)私の周りには基本見えなかった。みんな、ちゃんと座ってかがんでいた感じ」
「(Q.すぐドアが開く状態ではない?)CAさん同士も電話で連絡取っていたけど、『ドアが開きません』とか、そういう声が聞こえた。『非常口開けていいですか』とか、そういう声は聞こえた」  
 
緊迫度が増すなか、他の乗客に呼び掛ける乗客もいました。

子 「開けて」 別の乗客 「いったん頭下げましょう」
乗客 「すみません」
別の乗客 「煙が上にいくので、いったん頭下げましょう」
乗客 「煙がすごい」
別の乗客 「大丈夫、大丈夫。乗務員の言う通りにして大丈夫、大丈夫」 「大丈夫」
CA 「鼻と口を覆って、そのまま姿勢を低くしてください」 「開ける場所、教えてください」 「開いていないです。R3開けません」 「L3ダメです」 「前、開いていますか。後ろ、開けられますか」 「R3開けていいですか?」

乗客 「消防車きてる」
CA 「R3開けていいですか?」 「前、確認できないです」 「今、消火しているから大丈夫だよ」  

撮影者の男性は、このころ煙が充満して一番つらかったと証言しています。

動画を撮影した乗客 「もう本当に、肺を突き刺すような強烈な煙。本当に死を覚悟したのは、肺に突き刺すような煙だったので。これを吸い込み続けていたら、間違いなくあと数分でみんな死ぬんだろうという感じ」

■脱出の瞬間 メガホンで乗客誘導  撮影開始からおよそ6分20秒後、ようやく…。

CA 「前、行ってください、みなさん」 「荷物持たないで」

アナウンス 「離れてください」  

撮影開始からおよそ7分半。ようやく機内から脱出し、離れた場所まで避難できました。

動画を撮影した乗客 「避難してくださいという指示があってからは、もう本当に一生懸命速く走って。いかに脱出するかっていうことだけを考えて、そのまま前‥前方、左の前方にあるスライダーに乗って、我々は降りて避難しました」  

煙に包まれた薄暗い機内を走りながら前方に移動。客室乗務員はメガホンを使って乗客を誘導。そして男性は前方左側の非常口から脱出しました。  

乗客たちはぼうぜんと、炎を上げる飛行機を眺めていました。今回の体験で感じたことを聞いてみました。

動画を撮影した乗客 「『落ち着いてください』『かがんでください』とか分かるけど、実際に何を今やられている、どんな状況なのかという言葉の説明はもう本当に一切なかったので。その辺を説明してくれると、もう少し気持ち的にも希望が見えるのかという感じがあった」

■翼に炎…CAの叫び声「エンジン燃えている」  右翼側に座っていた乗客が撮影した映像では…。 乗客 「燃えてる、燃えてる。なんか焦げ臭い…」  

翼の中に見える小さな赤い炎。飛行機は、まだ滑走路を走っています。 乗客 「何これ。火出てる、火出てる。だって燃えているにおいがするじゃん…」  衝突から3分後には…。

CA 「荷物は持たないで!大丈夫!落ち着いて!」  機体は停止し、エンジンも翼も燃え上がっています。そんななか、こんなトラブルも起きていました。 乗客 「途中で『機長、機長、聞こえますか』という形で、それに対しては何の応答もなくて」  

衝突直後から、乗務員同士の会話などに使用する連絡システムが使えなくなっていました。  

偶然、機内に乗り合わせたテレビ朝日関係者は、「CA(客室乗務員)さんが叫んでいて、『エンジンが燃えています』って言ったら、白い方が「燃えているエンジンは何番ですか?」って、確認を2人でしていました」と証言します。  

白い服を着ていたのは、チーフの客室乗務員でエンジンの状況などを確認していたといいます。  

そして、炎が迫るなか、行われた乗客乗員379人の緊迫の脱出でした。 乗客 「非常時なので、緊張感あったが、取り乱している感じはなかった」

■避難指示のタイミング 元機長は…  緊迫の脱出。一部始終を記録した8分間の映像を日本航空機の元機長・塚原利夫さんと日本航空で客室乗務員として10年以上勤務していた香山万由理さんの2人に検証してもらいました。

塚原さん 「ここで止めさせていただいても、よろしいですか。今ちょうど衝突した後、前輪が折れてエンジンが滑走路に引っかかってしまった状態。今ちょうど燃料が点火したところ。それで今急にここで明るくなったんだと思います。これだけの炎と白のこの煙というのは、もうかなり深刻な状態で。このままいきますと、もう余裕なく大火災になる。そういった兆候のある燃え方、煙の出方ですね」

香山さん 「ここまで燃え盛るような炎と煙というのは、本当に普通ではないということは全員が判断したと思います。尋常ではないです」  

尋常ではない燃え方に対して映像では、避難指示が出たのはおよそ6分20秒後。煙が充満するよりも、もう少し早く避難することはできなかったのでしょうか。

CA 「開いてないです。R3開けません。L3ダメです」

塚原さん 「この脱出するという前提でいきますと、火災のいわゆる一番ひどい場所ですね。それがどこかということを判断するのが、この場合には大変難しい。脱出口を開けて、炎が入ってくるような脱出口は当然開けません。どの脱出口を開けることが一番安全であるのか。そのために、火災の発生状況を確認している。開けるドアを決定するまでに時間を要している」

■脱出のキーポイント 元客室乗務員は…  香山さんも非常口を開けるまでにかかった6分20秒は安全を確認する上で必要だったと分析します。乗客から「状況が分からず不安だった…」という声が上がったことに関しては、こう推測します。

香山さん 「お客様の気持ちを考えますと、まず状況説明してほしいというのは、ごもっともなことではないかと思われます。私が推測するに、お客様に説明しないといけないと同時に、CA同士で連絡を取り合わないといけない事態が起きていたと思う。なので、お客様のことも意識しつつ、CA同士、現場がどうなっているかをコーディネーション、情報の共有ですね。そちらを優先したのではないかなと」  

最終的には乗客乗員379人全員が脱出。その大きな要因として香山さんが注目したのはこの場面でした。

乗客 「大丈夫、大丈夫。乗務員の言う通りにして大丈夫、大丈夫」  男性客が、周囲に対して落ち着くよう促します。

香山さん 「これが一番大事。CAは今回のエアバスに関して、8名しか乗っていない。8名に対して満席近くのお客様を誘導しなくてはいけない。その中で声を張って言わないといけない時に、どうしても難しいところがある。あの状況なので。今回は男性のお客様の声が聞こえたんですけど、『大丈夫だから』というだけで、CAの代わりに言ってくださっているということが心強いですし。そういった方が増えていくと、みんなで助かろうという気持ちで、落ち着いて行動できるということにつながるなということを実感しました」

■脱出のカギ…開けるドア CAが適切判断  

一方、全員が無事に脱出できたことについて、日本航空の安全部門の現場のトップは、「開けていいドアといけないドアを区別し、危険なドアを開けることなく脱出できたことが大きかった」としています。  

全部で8カ所ある非常口のうち今回開放されたのは、前方の左右2カ所と後方左側の計3カ所でした。  

機内最後方にいた客室乗務員は、後方の右側非常口は炎が見えたため開けられず、左側の非常口を自らの判断で開放して乗客を避難させたといいます。  今回のように機長と連絡がつかない時は、脱出やどのドアを開けるかなどは客室乗務員が判断します。  非常口が開いた直後、小さかった炎は機体全体にすぐに燃え広がりました。機内に最後まで残ったのは機長でした。  

逃げ遅れた乗客がいないか1列1列確認し、何人か残っていた乗客を移動させ、最終的に全員の脱出を確認した後、後方非常口から脱出。衝突から18分後の午後6時5分でした。

   事故は2024年2日午後5時47分ごろ発生。JAL機(エアバスA350型機)が同空港のC滑走路に着陸しようとしたところ、滑走路上の海保機(ボンバルディアDHC8型機)と衝突し、双方が炎上した。海保機の5人が死亡し、機長もやけどを負って入院している。  捜査関係者などによると、機長は入院前、事故について「分からない」と話し、「いきなり(海保機の)後ろが燃えた」とも説明したという。事故直後には、持っていた携帯電話から羽田航空基地に「滑走路上で機体が爆発した。自分は脱出した。他の乗員については不明」という趣旨の通報をしていた。同庁はJAL機に気付いていなかったとみている。  海保機の残骸は、滑走路の中央付近に原形をとどめない状態で残されており、JAL機はさらに約1キロ先の滑走路脇で止まり、焼け落ちた。

https://x.com/SoulRevolutio11/status/1745278166950916348?s=20

羽田事故「 衝突していない」 海保機 爆発→海保機長 脱出→海保乗員死因「全身挫滅」 - カウンセリング赤坂 (ochakai-akasaka.com)

羽田空港で日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、運輸安全委員会による調査が本格的に始まった。同じ滑走路上でなぜ2つの機体が交錯したのか。経緯の解明には管制官との交信記録の解析と両機長らの認識の確認が重要なポイントになる。

羽田JAL機衝突、滑走路で交錯なぜ 交信記録解析が焦点 - 日本経済新聞 (nikkei.com)


羽田空港事故 交信記録やり取り詳細 “18分の避難”機内で何が
2024年1月3日 20時45分
2日、東京の羽田空港で日本航空の旅客機が着陸した直後に海上保安庁の航空機と滑走路上で衝突して炎上し、海上保安官5人が死亡した事故で、国土交通省は管制官と双方の機体との当時のやり取りを公表しました。

「やり取りの詳細は」
「“18分の避難” 機内では何が」

交信記録の詳細と、乗客の証言をまとめました。

※記事文末に管制官と双方の機体との詳細なやり取りを掲載しています。
2日午後6時ごろ、日本航空516便が羽田空港の滑走路に着陸した直後に、出発しようとしていた海上保安庁の航空機と滑走路上で衝突して炎上し、海上保安官5人が死亡、1人が大けがをしました。

また、日本航空によりますと、516便の乗客乗員で新たに1人がけがをしていたことがわかり、あわせて15人がけがや体調不良で医療機関を受診したことが確認されたということです。

15人は全員、乗客だということです。

交信記録の詳細は
この事故について、国土交通省は3日夜、管制官と双方の機体が英語でやり取りしていた交信記録の和訳を公表しました。

事故4分前:午後5時43分

それによりますと、事故の4分前の午後5時43分に、管制官は日本航空機に対し、C滑走路への進入を継続するよう指示しています。

この際、管制官は「出発機があります」と伝え、およそ2分後には「着陸支障なし」とも伝えています。

事故2分前:午後5時45分

さらに、事故の2分前の午後5時45分に、管制官は海上保安庁の航空機に対し、誘導路上の停止位置まで地上走行するよう指示しています。

これに対し、海上保安庁の航空機は誘導路上の停止位置に向かうと復唱しています。

事故発生:午後5時47分

このあと、事故が起きた午後5時47分まで管制官から海上保安庁の航空機に対し、滑走路への進入を許可する記録はありませんでした。

一方、海上保安庁によりますと、海上保安庁の機長は、事故のあと「進入許可を受けたうえで滑走路に進入した」と報告しているということで、まったく食い違う認識を示しているということです。

事故原因を調べている国の運輸安全委員会は調査官6人を現地に派遣し、海上保安庁の航空機からブラックボックスを回収するなどけさから本格的な調査を始めていて、今後、双方の機長らから話を聞くなどして当時の状況や事故の原因を調べることにしています。

“避難の18分” その時、何が

日本航空は2日の事故について、羽田空港に着陸してから乗客乗員379人全員が機体の外に避難するまで18分間だったと明らかにしました。

この18分間に何があったのか。乗客の証言をまとめました。
【着陸】
“ドンドンドン 機体がバウンド”

「最初は普段通りの着陸かなと思ったが、そのあとドンドンドンと機体がバウンドした。外に出たらエンジンが燃えていたので、ただ事ではないなと思った。どんどん火の手がまわって、機体から離れたあとは機体がすべて燃えているような状況だった」(群馬県 50代男性)

“腰が浮き上がるくらいの衝撃”

「ボンっというかなり大きい音がして、火が見えた。腰が浮き上がるくらいの衝撃だった。1分くらいして煙が入ってきて、呼吸が難しくなった感じがした。乗員が『大丈夫ですか、落ち着いて』と声をかけていて、乗客はみな落ち着いていたが、緊張感があった」(群馬県の50代男性)

“ガシャーンという音 照明が暗く”

「着陸する時、普段のドーンという音ではなくガシャーンというような音がして、その後機内の照明が暗くなり、乗務員から『落ち着いて下さい』というような声かけがありました。それから脱出するまで数分ほどだったと思いますが、私がいた位置では煙が少し見える程度で乗客に大きな混乱はありませんでした」(前方の席 55歳男性)

【その後、機内は】

“焦げ臭さ 一気に充満”

「扉が開くまでの時間は感覚だと5分くらいだと思います。機内の温度はあつくはなかったが匂いは焦げ臭さが一気に充満したような感じだった」(埼玉県 30代男性)

“小さい子ども 多く泣き声”

「乗客はみんな混乱した様子で、特に小さい子どもが多く泣き声がして、親がなだめている様子でした。出火が続いて煙が機内に入ってくるので、みんな不安でした」(神奈川県 60代男性)

“過呼吸のような状態”

「CAの方から『落ち着いてください』という機内放送があり、ほとんどの人は、落ち着いていたが近くに座っていた女性は過呼吸のような状態になっていました」(埼玉県 59歳男性)

【避難】
“落ち着くように” “立たないで”
「機内では『キャー』という叫び声が聞こえ、客室乗務員が『落ち着くように』とか『立たないでください』などと案内していた。煙が充満してきたので口と鼻を押さえて身を低くして避難するように言われ、出口から案内されて避難した。その後家族に無事を伝えた」(22歳 男子大学生)

“低い姿勢で 子どもの口を押さえて”
「家族だけは守りたいと思い、子どもだけは煙に当たらないようにと、低い姿勢にさせて、妻には子どもの口を押さえてもらっていました。開くことができた前の扉から脱出用の滑り台で避難するまでには、10分から15分くらいはかかったように感じました。今は家族が無事でよかったと思っています」(埼玉県 33歳男性)

交信記録 (管制官と当該機とのやりとりのみ抽出)
午後5時43分2秒
日本航空機
「東京タワー、JAL516スポット18番です」

管制官
「JAL516、東京タワーこんばんは。滑走路34Rに進入を継続してください。風320度7ノット。出発機があります」

午後5時43分12秒
日本航空機
「JAL516滑走路34Rに進入を継続します」

午後5時44分56秒
管制官
「JAL516滑走路34R着陸支障なし。風310度8ノット」

午後5時45分1秒
日本航空機
「滑走路34R着陸支障なしJAL516」

午後5時45分11秒
海保機
「タワー、JA722AC誘導路上です」

管制官
「JA722A、東京タワーこんばんは。1番目。C5上の滑走路停止位置まで地上走行してください」

午後5時45分19秒
海保機
「滑走路停止位置C5に向かいます。1番目。ありがとう」

このあと、事故が起きた午後5時47分ごろまで、管制官から海上保安庁の航空機に対する滑走路への進入許可の記録はありませんでした。

羽田空港事故 “交信記録の詳細” “18分の避難”機内の状況 乗客の証言は 日本航空JALと海保機が衝突 | NHK | 羽田空港事故


https://note.com/embed/notes/n44a50d91c411

#アンネの法則の山下安音です。私のライフワークは、平和学研究とピースメディア。VISGOのプロデューサーに就任により、完全成果報酬型の教育コンテンツと電子出版に、専念することになりました。udmyとVISGOへ動画教育コンテンで、世界を変える。SDGs3,4の実現に向けて一歩一歩