ツクバネウツギ


公的施設の植栽



ツクバネウツギ(突羽根空木) - 庭木図鑑 植木ペディア (uekipedia.jp)
【ツクバネウツギとは】

・本州(関東以西)、四国及び九州に自生する低木で、主に日当たりのよい山地や丘陵地に見られる。


・街路や公園、マンションなどの植え込みに多用されているアベリア(=ハナゾノツクバネウツギ)は本種と同属。本来「アベリア」は属の名前であるが、一般的にはハナゾノツクバネウツギを指すようになった。


・花が咲くのは4月~6月頃でアベリアより早いが、その期間は短い。短い枝の先に二輪一組で開花。内部には写真のとおり黄色い模様ができる。園芸品種であるアベリアに比べれば花付きが悪く、庭木としての利用は少ないが、その分、野趣があって尊ばれることもある。


・ツクバネとは「筑波嶺」ではなく「突く羽根」のこと。プロペラ状になる果実の萼片の様子が羽根突きの羽根に、枝の様子がウツギに似ていることから命名された。


・萼片は5枚で、どれも同じ大きさになるのが特徴。

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