日記20231216

 研究室に居たら、同期の女の子が突然冷蔵庫を開けた。
「合宿のお酒が3缶残ってるから、私達3人で飲んじゃおうよ」
土曜日の18時半。よりによって研究室で一番(と言っていいほど)酒が弱い同期による、とんでもない誘い。先輩が居ない土曜の夜の研究室。なぜかプチ飲み会が始まった。私が偶然持ってきたイカ天のスナック。どうやら、残り半分はみんなで食べることになりそうだ。

 なんか色々喋ったけど、しょうもないことも多かったので忘れた。記憶を飛ばすほど飲んだわけではない。一人一缶程度では誰も潰れやしない。
 意外だったのは、そこに居た3人目の同期が年上だったことだ。二浪なので、高校時代は私の先輩だったらしい。早く言ってくれればよかったのに。てっきり現役だと思って、「2002年3月生まれか、その割に落ち着いてるなぁ」とずっと思ってた。2000年3月生まれだったのか。それなら違和感がない。
 浪人だと言ったら気まずくなりそうだから黙ってることが多いと本人も言っていたし、そういう状況は私も容易に想像がつくけど、むしろ私は彼が二浪だと知れて良かった。私は勝手に留年したので、今の同学年(現役なら)とは一歳前後の年齢差がある。それに対して引け目を感じてしまうことも多々ある。そんな中で、彼と実質タメだと分かったなら嬉しい。なんとなく実年齢を重視してしまう私にとってはむしろ朗報だった。

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