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PSJ Focus 2022 powered by Predator #12 チームインタビュー 「V3FOX」

「PSJ Focus powered by Predator」は、PUBG SCRIM JAPANによるnoteの連載企画です。PUBG SCRIM JAPANをサポートいただいているPredatorさんの協力をもとに実施しています。PC版PUBGの競技シーンにおいて、現在活躍しているチームや新進気鋭の若手チームなど、活躍に期待がかかるチームをより知ってもらえるようにインタビューを行っていきます。
2022年第12回は、PJC2022 Phase2で2位入賞を果たし、今後の大会でも活躍が期待されるチーム、V3FOXにチームインタビューを行いました。
※インタビューはPWS Week1終了時に実施されました。

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V3FOXの皆様。左から、Purci選手、Imhac選手、yuuno6選手、G0ni1選手。

──まずは、お一人ずつ自己紹介をお願いいたします。

Imhac:
"あいむはっく"です。ロールはオーダーです。いつも弟のG0ni1の面倒を見ています。

yuuno6:
"ゆーの"です。ロールはオールラウンダーです。最近の趣味はVtuberの配信を見ることです。

Purci:
"ぱーし"です。自分もオールラウンダーです。最近はジムに行って体を鍛えています。

G0ni1:
"ごに"です。ロールはhacさんの弟です(笑)最近マンガを読むのが好きです。

PJC Phase2を振り返って

──先日のPJC、PWS Week1お疲れさまでした。まずはPJCについてお話を伺えればと思います。今回のPJCで2位という結果を受けてのご感想はいかがでしょうか?

Imhac:
そうですね。結果として2位は取れたんですけど、やっぱり1位との差がめちゃめちゃ大きかったので、USGとの差をもっと埋めていかないといけないなと思いました。自分のオーダーが日本のメタに合ってなくて、それを合わせるのに苦労した部分も多かったです。

yuuno6:
GF2位という結果は素直に嬉しいところはありました。今まで色々なチームでやってきましたが、2位は初めてだったので。Weekly Stageは序盤、1週目はいい感じだったんですけど、自分たちのミスが重なって順位を落としてしまったので、それを多少なりとも修正してGFで結果を出せたのはよかったのかなと。

Purci:
自分は最近このチームに加入したんですけど、加入したときからこのメンバーならかなりいい順位までいけるんじゃないかと思っていたので、短期間でどれだけチームとしての練度を上げられるかという部分を意識していました。結果2位を取れたのはよかったです。ただ、USGに大きな差をつけられてしまったので、そこは自分たちの伸びしろだと思っています。

G0ni1:
2位になれたことは素直に嬉しいです。このチームに加入してすぐの大会だったので、どうなるか不安なところはありましたね。WSやGF1日目なんかはうまくいかなかったんですが、しっかりと修正点を出して、試合中に成長できたのが大きかったかなと思います。

PJC Phase2 GFの総合結果。V3FOXは合計得点117点で2位フィニッシュ。ドン勝数も3回と見事な活躍を見せてくれました。

──ありがとうございます。新メンバーになってすぐの大会で2位入賞を果たされました。その要因はどこにあると考えてらっしゃいますか?

Imhac:
やっぱりImhacの存在ですかね。(笑)

yuuno6:
自分で(笑)
でも実際そうで、今までの自分の経験からも、日本の中で一番いいオーダーなんじゃないかなって思います。それに加えて、hacくんのオーダーでやりたいことや、それをやるために必要なことを今のメンバーはしっかりと理解して実践できたのが今回の結果に繋がったんだと思います。
また、コーチのsooonさんの存在も大きいです。新しいメンバーが加わったところで、コミュニケーションをどういう風に取ればいいのかっていうのをコーチ含めて話し合って、明確にすることができたので。短期間でチームの連携を高められた要因だと思います。

Purci:
Imhacとコーチのsooonさんがチームの方針をしっかりブレないようにしてくれてたので、プレイ中に迷うことがなかったのがとてもよかったと思います。

G0ni1:
自分もhacさんのオーダーだと思います。yuunoさんと同じになりますが、hacさんがどういう風に動いていきたいかということと、その動きをするためにどうするべきかということを明確に共有してくれたので本当にプレイしやすかったですね。

yuuno6:
自分が過去にオーダーしてたのを踏まえて言うと、ミクロの面で、今必要な動きとそれをケアする動きの両方をやりつつ、安全地帯に対する動きとかのマクロの部分まで全部一人でやってるんですよね。hacくんは状況把握能力にめちゃくちゃ長けていると思います。

Imhac:
みんな、持ち上げてくれてありがとう。

一同:
(笑)

sooonコーチ。選手時代の高いオーダー力を活かした、的確なフィードバックで選手の皆さんをサポートされています。

PWSへの挑戦

──ありがとうございます。続いて、PWSについてお聞きしていきます。PWSでは、毎週10試合という少ない試合数でWFの枠を争うルールですが、PJCと比べて何か違いなどは感じられましたか?

Imhac:
確かにPWSは短期決戦のように感じますけど、自分たちは10試合だからといって意識していることはないですね。いつも通りプレイしてます。

yuuno6:
そうだね。他のチームも、USGが検問多いな~って感じるくらいであまり違いはないように思います。

──なるほど、ありがとうございます。自チーム、他チーム共にムーブの変化などはあまり感じられなかったんですね。では次の質問になります。Week1では惜しくもWFへの進出を逃してしまいましたが、現時点で見えている課題はありますか?

Imhac:
調子がいいときは頭がよく回っていて全部情報を共有できてるんですが、逆にあまりできていないときもあるので、毎試合高いパフォーマンスを出せるオーダーになれるよう頑張りたいと思っています。

yuuno6:
中盤Phase3~5での動きが課題で、その時の動きに応じて試合が決まってくるので、もっとアグレッシブにやっていこうというのはチーム全体としてありますね。できている試合も増えてきましたが、まだ100%ではないので。そこを徹底すればどんな安全地帯が来ても対応できたり、もっと安定して高順位をキープできると思うので。

Purci:
個人的な課題を挙げるとすれば、強気にプレイするということですかね。スクリム中にImhacから、お前はもっと強気にいけと言われるので。

G0ni1:
yuunoさんが言った中盤の動きは僕個人としても課題だと思っています。hacさんとyuunoさんは、「次ここ入れる」とか「こういう戦い方もできる」みたいな次を見据えた動き、提案をしてくれるんですよね。自分ももっと考えて、次に繋がる重要なプレイをできるようにならないとなと思います。

メンバー変更への思い

──ありがとうございます。次に、メンバー変更について詳しくお聞かせください。まずは、以前からこのチームに在籍されているImhac選手、yuuno6選手のお二人に。新メンバーが加入してチームにどのような変化がありましたか?

Imhac:
そうですね。自分たちもV3FOXに加入したのが今年の初めなのでまだ半年くらいなんですけど、チームの平均年齢がどんどん低くなってますね。PAC#3のときは全員20代後半だったと思うんですけど、自分たちと今回の新メンバーの二人が加入してから、平均年齢が20代前半になりました。プレイ面での変化を挙げると、報告の量が増えたことと、ファイトでの勝率が上がったことですかね。

yuuno6:
新メンバーの二人は僕よりフィジカルが強いので、前線で張って一人で耐える動きをしてくれたり、一人で多人数を持っていくような力があったりしますね。仕方なく人数不利の状況になる場面があっても頼りになるメンバーです。五分で戦えるチームファイトのときも連携して火力を出せるので、個人プレイもチームプレイも安定して勝てる状況が増えたと感じます。

──ありがとうございます。では、新メンバーのPurci選手、G0ni1選手のお二人に。チーム移籍の経緯やなぜV3FOXを選んだのかについてお聞かせください。

Purci:
そうですね。僕はV3FOXしかトライアウトを受けてなくて。やるなら勝てるチームでやりたいっていうのがあって、ここならいけるかなと思いました。また、コーチのsooonさんとは以前にチームを組んだことがあって、sooonさんのオーダー力の高さは知っていましたし、今はその経験をコーチとして活かしているという話を聞いたこともV3FOXを選ぶ決め手になりました。Imhacともスクリムコミュニティでプレイしたことがあったので強さを知っていましたし、このチームなら日本一を目指せるんじゃないかと思いましたね。

G0ni1:
以前はUSGに所属していたんですが、USGのときはメインメンバーではなく、定期的にテストみたいな感じで交代で出ていて。このまま残ってリザーブとしてやっていくとなると試合に出る機会も減ってしまうなと思っていました。
自分は結構緊張とかしちゃうタイプなんですけど、それを治すためにはどうするべきかというのを当時周りの人たちに相談していました。結局、場数を踏まないとダメだなという結論に至って、試合に出る機会を増やすために新しいチームを探したって感じですね。
自分は色んなチームのトライアウトを受けてV3FOXに決めました。理由としてはコーチのsooonさんの凄さを知っていたことと、メンバーの三人とはトライアウトの時点でやりやすさを感じていたからです。sooonさんがいることでもっと成長できるんじゃないかと思いましたし、これまでいたチームと比べて、メンバーの年齢が近い分発言もしやすいと感じました。さっき弟って言ってくれてたと思うんですけど、ああいう絡みもhacさんからしてくれたりするので(笑)

新メンバーお二人の加入ツイート。強化があったというファイト面にも注目ですね。

──ありがとうございます。他に選手の皆さんが思うV3FOXの注目ポイントなどはありますか?

Imhac:
注目ポイントかはわかりませんが、やっぱり全員日本人のチームなので、コミュニケーションを細かい部分までしっかり取れるのがいいところだと思いますね。どんどん伸ばしていける部分だと思ってるので、そこは強みとして活かしていきたいですね。

yuuno6:
常日頃からコーチに、コミュニケーションだけはしっかり取ってねって言われています。試合中だけでなく、試合外でもしっかりコミュニケーションを取ることで、みんなが話しやすい環境が段々と構築できていますね。

Purci:
仲良くやってると思います。試合前の飛行機とかも自分がいじられ役なので(笑)でもそれでみんなが和むんでよしよしと思ってます(笑)

Imhac:
あ、ごめん。なんも聞いてなかった。Purciなんて言った?(笑)
確かに仲はいいですね。でもビジネスパートナーなんで。弟はいますけど。

Purci:
言ってることやばすぎ(笑)

初めてのオフライン大会に向けて

──ありがとうございます(笑)V3FOXの皆さんは、PJCの活躍によりプレデターリーグへの参加権を獲得されています。メンバー間の仲がいいということで、やはりオフライン大会が楽しみな気持ちはありますか?

Imhac:
そうですね。Purciに飯をおごってもらうのが楽しみです。

Purci:
なるほどね。いっつもこういう感じなんですよ(笑)みんなと会うのは楽しみですね。

Imhac:
yuunoさん以外は初めてのオフラインなのでめちゃめちゃ楽しみです。こういう機会を設けてもらえたことは本当にありがたいです。

yuuno6:
PJS S2(SCARZ 2nd)以来のオフラインで、当時は何もできなかったので、今回改めて楽しみではありますね。PJSで出たときよりも技術的に成長していますし。海外の強豪に対してどこまでやれるのか楽しみです。

G0ni1:
楽しみな気持ちと、緊張でとんでもないことにならんかっていう不安な気持ちがあります(笑)

──ありがとうございます。では最後に、今後の大会に向けての意気込みをお願いいたします。

Imhac:
PWSは残り全週予選突破し、GFに残ってPCSまで目指せるように頑張ります。プレデターリーグは、勝つことはもちろんですが、オフラインという貴重な経験を楽しめたらと思います。

yuuno6:
PWSはGFに進出して、日本チームで一番上位に食い込んで、PCSを始めとした上の大会に出場できるように頑張りたいと思います。
プレデターリーグは、オフラインというなかなかない機会をいただけたので、まずそこに感謝しながら全力でプレイします。まだメンバー全員と会ったことがないので、それも楽しみにしつつ勝ちを目指していけたらと思っています。

Purci:
PWSは残り全週WFに出場したいです。自分たちのミスでポイントを取りこぼさないようにしたいですね。上を目指して頑張っていきたいと思います。プレデターリーグは、ping差がない平等な環境でどれだけ自分が通用するのかを楽しんでいきたいと思っています。TOP3で終われるように頑張ります。

G0ni1:
PWSは残り全週WFに出て、GFに繋げたいです。PCSにも出場できるように頑張ります。プレデターリーグは、前々から憧れていたオフラインという場なので、まずは全力で楽しみたいです。

──ありがとうございました!

V3FOXの皆さまでした。インタビュー中も終始明るい雰囲気で仲のよさが伝わってきました。まだ結成されたばかりのメンバー、今後の更なる活躍に期待しましょう!

PUBG JAPAN公式YouTubeチャンネルにてPWSのドン勝チームボイスが公開されております!今回のインタビューでお話があった、チームの雰囲気や細かい報告からの連携などを感じ取れる内容になっておりますのでこちらもぜひご覧ください🙌

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