Codemagicを利用したCI/CD環境構築について

新年あけましておめでとうございます。
アプリケーション開発課の松尾です。

今回は弊社で採用しているCodemagicを利用したCI/CD環境についてご紹介したいと思います。

クラウドサービスに切り替えた理由

理由としては下記2点

  • 新規でビルド環境を構築するのに手間がかかる

  • ビルド作業・リリース作業の属人化を解消

なぜCodemagicなのか

CodemagicがFlutterに対応しており
スマートフォンアプリに特化していた為、UIがわかりやすくアプリ開発者以外でも扱い易いと考えたから

料金について

料金はビルドにかかった時間と性能によって決まります。
macOS standard VM なら$0.038 / 分
また毎月500分(macOS standard VM)の無料枠が用意されています。

NOBORIアプリのビルド時間は以下の通りです。
Android  71.7MB  約20分
iOS  129.7MB  約30分

ビルド設定について

他に詳しく書かれているのでここでは割愛します。
参考にしたサイトはこちらです。

所感

とにかく分かりやすく使いやすいです。
簡単な操作でApp Store ConnectやGoogle Play Consoleにアプリをアップロードしてくれるので、リリース作業が非常に楽になりました。
また、わからないことがあれば公式のSlackコミュニティで質問すればすぐに返信くれます。

CircleCIやGithub Acitonsと比べてビルド時間が長めです。
テストも組み込むとビルド時間が伸びて費用がかさむ為
アプリ作成・リリース用と割り切って利用しても良いかなと。

と言いつつまだテストを実装していないので。。。
実装したら一度Codemagicでも動作試してみたいと思います。