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身体が生きるための食事とはなんだろう?

こんにちは!おやさい料理研究所の所長で栄養士のたかはしかよこです。日夜、日常の食事をテーマに新しい食生活のあり方について考えています。

私は2016年の夏から「おとな食堂」という活動を始めました。

こども食堂が日本中に展開されている中、実は大人の食事も危機に瀕していると考えたところからの出発でした。

しょっちゅう言ってますが、とくに都会の外食を中心にしたはたらく人の食生活の環境は「栄養砂漠」と言っても過言ではありません。

これ、栄養学的にバランスが取れてるとか以前に、食の選択肢に偏りがあって、それぞれが食べたいものが食べれていないと考えています。

スタート当初は、「話す、作る、食べる」の三部構成の6時間に渡るプログラムでしたが、現在は「話す」を中心にして2.5時間に圧縮し、「おやさい350サロン」「おやさい料理研究所」のワークショップとして展開しています。

そんな中「大人食堂」の文字が飛び込んできて、思わず読んでしまいました。

 非正規労働者は2,100万人(総務省2018年調べ)。彼らの平均年収は178万円(国税庁2016年調べ)だ。月収にして15万円未満である。家賃と光熱費を払えば、手元に残るのは良くて5万円位だろう。これでどうやって食べて行けというのか。
 田中が知る派遣労働者は100円ショップのおにぎりが、50円になる夕方まで待ち、飢えを凌ぐ。

自分は数年前は、社員食堂がある会社で3食社員食堂で食べていたし、その前も外食が多かった。のだが、ここ数ヶ月は徹底的に家で自炊をしている。昼はお弁当を詰めて持っていっています。

やってみると、これはあくまでの自分の場合ですが、自分で料理したほうが食べたいものが食べられて満足度が高いし食事のバランスも取れている。しかも、ランニングコストも劇的に安い。おにぎり50円って自炊から見たらコストかかりすぎ、もうコンビニで食料を買うという気持ちはまったくなくなった。

しかし、日常の食事を回すにははマネジメントから料理・食料管理にわたるまで高度なトレーニングが必要なのが現実。

自分が言いたいのは自分で作ればいいということじゃなくて、これからの食生活どうしていったらいいんだろう?というところです。お金の問題を横においたって、栄養的にはやっぱり貧困なのが今の環境です。

公共のシェアする大人の食堂も必要な気がしてなりません。

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ここから宣伝。料理教室ではない、日常の食生活そのものの発見と出逢いと味わいを体験できる!オリジナルのテキストブックとたっぷりのお食事とお土産付きのワークショップを毎月開催しています。

参加された方はそれぞれに「自信がもてる!」と元気いっぱいにお帰りいただいています。呼吸が合うときにお越しいただき体験頂いてお役に立てれば嬉しいです!

【日常の食事のちょうどいいを発見するワークショップ〜おやさい350サロン】
5月11日(土)19:00〜21:30 @上野 ROUTE BOOKS
5月26日(日)11:30〜14:00 @上野 ROUTE BOOKS
6月9日(日)11:30〜14:00  @上野 ROUTE BOOKS
6月22日(土)19:00〜21:30 @上野 ROUTE BOOKS
7月27日(土)19:00〜21:30  @上野 ROUTE BOOKS

■チケットサイト:Peatix
※気になる!方もグループをフォローしてください。


オリジナルのおやさい料理の職場やパーティへのケータリングも承っています。

■お問い合わせフォーム:
https://forms.gle/AnmzTtBUPsHsNS6Y8

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