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熱い包丁

 普段の夕食とお弁当は、毎晩僕と🍽で一緒に作っています。

 料理をすると、色んな違いが見えてきて面白いです。


 例えば、僕は料理を作るときレシピ通り作るのが苦手です。調味料はほぼ測りません。

 何となく感覚でするので、時々失敗するけど、やっぱり大さじ1とか測るのは面倒(というかレシピの量をほぼ見ていない)ので毎回適当に入れてしまいます。

 一方で🍽はとても丁寧です。ネットで見て美味しそうなレシピを作っていることが多いのですが、毎回手順や調味料をしっかり確認しています。やっぱり測った方がミスも少ないし美味しいです。



 あと、野菜の切り方や洗い方、皮を剥くかどうか、あたりもかなり価値観がでますね。

にんじんの皮って皆さん剥きますか?

 僕は煮る系なら剥かなくても全然いいんですけど、🍽からものすごく不評だったので、今は全部皮を剥いています。


 もう一つ、驚くことがあって。


包丁って温かくなる。


 僕は冷え性なので、特に冬は何をしても手先はずっと冷えきっています。

 🍽が使っていた包丁を借りるたびに、その温かさに驚きます。

 僕の手と包丁の金属はどっちも同じぐらい冷たいので、多分どんなに握ってても温まらない。

 🍽の手はいつでも温かいです。だからちょっと包丁を使うだけで、すぐに温まってるんですよね。

 温まるどころか、冷え性の人間からすると熱いぐらいの時もありました。


 いや、ほんとに熱いんですよ。


 何をしてても違うところだらけで、むしろ共通点はどこ?って感じの2人だけど、違うからこそ毎日楽しいのかなあ。

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