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児童手当

出勤前に児童手当の手続きをしてきた。

朝一のサービスセンターは空いていて、すぐに案内された。

窓口にいたのは、僕と同年代ぐらいの女性。

児童手当の手続きと伝えると
「第一子ですか?」と確認後に

「おめでとうございます」と言ってもらえた。

何となく照れる。
まだ人の親になった実感がない。


必要書類を渡して、住所や連絡先を記入して、書類のチェックと説明へ。


「一応説明しておかないといけないのですけど、下記の所得を超えると減額になって、その右記載の所得になると給付されません」

「支給は年4回で、申請日の翌月分からになります。本日申請なので次は10月に8、9月分が振り込まれます」


ホームページに書いていたので、詳細は知っていた。でも、面と向かって言われると反応に困る。何も質問はしなかったけれど。



幸運なことに、僕の所得は制限にかすりもしないし、7月中旬に生まれて当月中に手続きを済ませた。

所得制限を考えた人間は、サービスセンター内はいないけれど、もし制限ギリギリの年収だったら心穏やかに説明を聞けただろうか。


なぜこの制限金額になったのか
生まれた月分の手当がどうしてもらえないのか
そもそも、なぜ申請する必要があるのか


きっとそれなりの理由はあるんだろうけど、理由を聞いても納得はできないんだろうな。



受付の人は話が通じる感じがしたし、乳幼児医療の受給者証のことも教えてくれた。

上が決めたことを「知らんがな」と思いつつ、市民に伝えるのは、なかなか苦労のある仕事だろうなと思う朝だった。

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