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2人の暮らし

少し前のお話。

妊娠後期は運動が大切と聞いたので、2人でよく夜散歩に行っていた。

普段は通らない通りを選んで、けっこうしっかり歩いていたなあ。

今の街で暮らし始めて2年経つけど、通勤で通る道以外あまり知らなくて、ちょっとした探検みたいで面白かった。



妊娠がわかった頃から🍪は、

🍪「もう2人で◯◯するのは最後かもしれん」

「最後じゃあないよ〜」

🍪「でもしばらくはむりやん!」



何かにつけて、この世の終わりみたいな発言をしてて、僕はそんな大げさな、と思ってました。


でも確かに、ここから数年は夜中にダラダラ散歩したり、ゆっくりご飯を食べに行ったり、パッと旅行にいってみたり、そういうことは難しくなるんだろうなあ。


そこにある寂しさ、というか変化に対して物怖じする感じ。


自分たちで望んで選んだ道で、もちろん嬉しいし、運にも恵まれているのだけど、何とも言えない気持ちがあったと思う。



【おまけ】
妊婦検診前日の夜。血液検査もあって、夜12時以降絶食と言われたらしい。

11時50分ぐらいになって、そろそろ寝るかなあと話している時に


🍪「お腹すいたなあ、今駆け込みでクッキー食べてもいける??」

「もう寝るで」

🍪「ギリセーフじゃない?」

「そういうもんじゃないでしょ」


となんだかんだ喋ってる間に12時も回っていたので夜中のクッキーはなしになりました。

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