どうも吉田です！

今回は新しいPhysio365メンバーのコラムを載せます！

いやー悩みました。300人いるsalonメンバーから５人まで絞りました！

新しいメンバーの継続したコラムが見たい人はコメント欄に感想をお願いします！！

では今回のコラムを書いてくれるのは・・・山田修平さん！

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Physio365読者の皆さん、初めまして。
山田修平と申します。
僕のことを知らない人がほとんどだと思うので
はじめに自己紹介をさせてください。

本日のテーマは医療エンターテイメント。

まずそもそも医療にエンタメって必要なの？

と思う方もいるかもしれません。

断言します。絶対的に必要です。

なぜ必要なのか？

今回はその理由を具体的な取り組みを紹介しながら、説明していきます。
このnoteを読み終える頃には皆さんもエンタメの重要性を理解していただけると思います。

では始めましょう。
ようこそ医療×エンタメの世界へ。

1医療を非日常から日常にするため

まず、皆さんはちょっと風邪を引いた時に病院に行くでしょうか？
きっと多くの人は行かないと思います。僕も行きません。
めっちゃ高熱が出て、どうしようもない時に初めて病院に行くのです。

病院は出来るだけ行きたくない。

「ちょっと調子悪いぐらいだから」
「まだ大丈夫でしょ」
「もっと悪くなってきたら病院に行こう」

ほとんどの方はこう思うはずです。

なぜでしょうか？

それは、医療が非日常的であり、面倒で楽しくないものだからです。

病院に行けば、診察までの待ち時間が長かったり、検査をする必要があったり、時間もお金もかかるし面倒くさい。注射をされるかもしれないし、体に悪いものを食べ過ぎだと食事を制限されるかもしれません。気軽には行けないのです。怖いのです。

だから、多くの人は病院には行かない。

その結果として、様々な症状が進行してから受診される方が多い。
リハビリをしていても何でもっと早く病院に来なかったんだろうと思う患者さんが多くいます。もっと早く来ていれば、少なくとも今よりは良かったはずなのに、、、

どうしたらいいのでしょうか？

その解決策の１つが

医療を「非日常」から「日常」にすることです。

先に書いた風邪の話に例えると

・ちょっと風邪を引いた時→日常
・高熱が出てどうしようもない時→非日常　と言えます。

基本的にどんな病気や怪我でも、初期段階（日常的な症状）であれば簡単な治療で済むことが多いです。しかし、症状が進行している（非日常的な症状）と治療は難渋しやすくなります。風邪は極端な例ですが、非日常になってからでは遅いことが多いです。

だから、重要なのは医療を「非日常」から「日常」にすることなのです。

エンタメを利用して医療機関を受診するハードルを可能な限り低くすることが重要です。さらに、小さな症状でも相談できる存在が近くにいて、その人が病院に行くべきかどうかを判断できる人であることが望ましいです。

こんな取り組みがあります。

医療を日常にするために、「カフェ」を媒体として使っています。
地域の方々からすると一見、医療とは無縁な「お洒落なカフェ」に見えます。

しかし、ここには理学療法士や看護師などがいて、カフェのお客さんが気がつかないうちに、医療者との接点を作ることができます。

気付いたら、医療や福祉で頼れる人がそばにいる
人と医療、福祉、そして教育や食、健康、アート、子育てが自然と交じり合うような空間。普段はコーヒーを飲みながら語り合ったり、仕事をしたり、ワークショップに参加したり、思い思いに過ごせる場所だけれど、身体のことで不安に感じた時は、フラットスタンドの誰かに相談すればいい

引用：Motake magazine

重要なのは最初から「医療カフェ」とは言わないことです。

あくまで最初はエンターテイメントとしての「お洒落なカフェ」として地域の方々に認識してもらい、裏テーマとして医療を組み込むことで日常になるのです。

もしここでの会話の中で、ちょっとした体の不調や痛みなどを訴えていたなら症状が進行する前に医療機関への受診を促すことができます。

何よりもこういう場で医療を身近に感じてもらえると、面倒で楽しくないという医療のイメージを変えられると思います。