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眼球運動と頚椎の運動連鎖!生理学・運動学・解剖学と論文から理解して現場で応用する方法

どうもです!

みなさんは臨床において「目」や「頚椎」には注目していますか?

運動指導をするときには特に

「目」の誘導から「頚椎」、そして脊柱全体

の連鎖反応がとても現場で使えます。

以前書き下ろしたコラムにさらに知見を加えてアップします!


眼球運動と姿勢反射
眼球運動と頚椎の解剖
姿勢が与える眼球への影響
頚椎の動きの低下から起こる姿勢反射
後頭下筋群と頚椎の関連性
8つの視覚機能
頭部と視覚情報が体幹に及ぼす連鎖
実際に臨床で応用する眼球と運動連鎖

を伝えていきます。

トレーニングの応用までお伝えするので、明日から早速使ってみてくださいね!


眼球運動と頭部の傾きから見る姿勢制御

なぜそもそも眼球運動と頚椎が関連しているかと。

目と頭と姿勢あたりの関連が大事です。


そもそも人間は

1人間は頭を水平に保つようにできている
2体性感覚、前庭覚、視覚の3つの情報を統合して姿勢制御する

ということがわかっています。


反射をすごーく簡単に説明すると

前庭眼反射=視線を一定に保つ
緊張性頸反射・前庭脊髄反射=頭部、四肢、体幹を元の位置に戻す

このあたりが働いています。


だから目を閉じて、誰かに押されても倒れないし、体が傾いても視線を一定に保つことができます。


つまり

頭の傾き(前庭情報)と眼球運動(視覚情報は密接に関わって姿勢を制御している

ということです。


不良姿勢が与える眼球・頭部固定のデメリット


ではよく見かけるデスクワーカーのヘッドフォワードポスチャーの眼球と頭部の緊張をみてみましょう。

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