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今やるべきこと、これからも続けることは→徹底的に触る技術を高めることとそのコツ

どうもです。触診。大切ですよね。これは臨床10年経っても大切だし、1年目の人でも大切な分野です。

学校で習う触診ってまだ解剖学が頭に入りきってないし、臨床での悩みが少ないから習得するのが大変。

就職して

臨床して

壁にぶちあたって

教科書みたときに

「あれ?これって触れるんかな?」

って思って始めて勉強に身が入る分野

だからこそ

このコラム見て今のうちから勉強してください!

サクッと動画で

なぜ触診が大切なのか?

理由は「全ての評価、治療の根底にある技術。人間ができる細かい技術。」だからです。

とりあえず現段階で機械には無理です。特に軟部組織の触りわけは無理。

どんな優れた治療方法を習っても。

触診が出来なければ効果は出ません。

全てのスタート地点がこれ。

だから今すぐに勉強しましょう。徹底的に。中途半端に筋肉の輪郭が分かるだけじゃ臨床で役に立ちません。筋肉の組織間が明確に触れるようにしましょ。神経がわかる、血管がわかるレベルまで引き上げましょ。


どうやって触診を勉強するべきか?

こればかりはセミナーにいくか先輩に教えてもらうかです。

実技なしでは絶対に得られない技術だから。

触診実技をする前にやるべきことは

・爪を切る
・解剖学を3Dで頭に入れる
・触診の本を徹底的に読む、実践
・可能であればエコーも使う
・手術見学に入る
・ご遺体解剖を海外でする

です。

もちろんハードル高いので解剖学を3Dで勉強しておくことだけはやりましょう。

2Dじゃだめっす。

層の構造も理解してね。そして毎日の臨床で触診を丁寧にやりましょうね。

適当にやってたら一生上手くならないから。

筋肉だけ覚えてもだめ

セラピストだとどうしても「筋肉」を中心に覚えますよね。

でもそれじゃダメ。

臨床では血管、神経、筋膜、脂肪組織、関節包、滑液包なども触っています。

これらの位置関係と層構造を理解しましょ。

三角筋前部繊維の前には何がありますか?筋肉?神経??

これらが明確にならないと臨床では生かせません。

おすすめはダントツでこの本です。


骨格筋の形と触察法 https://www.amazon.co.jp/dp/4998068628/ref=cm_sw_r_cp_api_i_A8VLCbZBNBS3D

理由は本物のご遺体で位置関係がわかるから。それ以外の本はイラストがほとんど。そうなるとどうしても書ききれない部分がある。なので、これでしっかり位置関係覚えましょう。


触診を失敗する多くの人がやること

「強く触ること」です。

ほとんどの人が筋肉の形をつかみにいこうとするので圧が強くなります。筋肉の間にある神経、血管、筋膜、脂肪組織をすべて圧で潰して筋肉を触りにいきます。だから筋肉の手前の層の反応がわかりにくくなるのです。

しかも強く触るということは人にとって侵害刺激です。多くの場合、クライアントさんは防御性収縮を起こします。

だから。

徹底的に「弱く触ること」に慣れてください。

弱く触ることで触れられるものがたくさんあります。筋肉の形を触る手前の組織に触れることができます。

まとめ

1解剖学を徹底的に勉強しましょ
2触診はセミナーに行きましょう
3臨床でデタラメな触診は1回足りともしてはダメ
4わからなければ常に解剖学に戻ろう
5実技練習をしよう

この繰り返しを頑張りましょ。


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