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膝の可動域・痛みに関わるPFjoint5つの問題

どうも吉田です。先日ベィmagazineの取材を終えました。

第2弾も楽しみにしていてください。

メンバー増えたw

ベィmagazineを一緒に作りたい人募集しようかなw


ではでは。

今回は膝関節の可動域についてです。

膝が曲がらない・・
膝が伸びない・・・

どちらも大問題ですね。痛みと直結してADLを下げちゃいます。

どんな要素があり、どこを評価して、どんな治療をすれば膝関節の可動域を広げることができるのか?

そのための一歩としてPFjointを探っていきましょう。


大きく分けるのは2つの関節

これは吉田は前々から伝えています。

・PFjoint(大腿骨と膝蓋骨の関節)
・FTjoint(大腿骨と脛骨の関節)

この2つです。

骨としてみるべきポイントは大腿骨・膝蓋骨・脛骨です。

そこに、軟部組織がくっつきますね。

筋肉、筋膜、脂肪組織、靭帯、関節包などなど。

このあたりが制限因子になります。


じゃあどのあたりを見ていけば良いのか?

膝の前面・後面・外側・内側の軟部組織です。シンプルでしょ^ ^


じゃあもっと細かく今回はPFjointに絞って解説していきます。

初期膝OAに関してはFTjointよりもPFjointに異常所見を抽出しやすいこともわかっています↓


細か〜くいくとこのあたりをしっかりと見てあげましょう。

1膝蓋骨高位・低位(膝蓋下脂肪体と膝蓋腱の関係)
2Q-angleの増大
大腿外側構成体の短縮
4内側広筋の弱化、活動遅延
5足部・股関節からの運動連鎖破綻

になります。

これを丁寧に評価・解決してきましょう。

PFjointの基礎


膝蓋骨の動きは主にこの4つ

Frontal rotation
Coronary rotation
Glide
Tilt

この4つの動きが制限されていれば膝の可動域に問題が生じます。

臨床上では「膝前面痛」や「曲げた時の膝前面の違和感」などの訴えがありますね。

屈曲に伴う動きは上記。

膝蓋骨の接触位置は膝の角度によって変わります。

知識としていれておきましょう。


じゃあ具体的にどうすればいいの?って話になりますが。

これもすごくシンプルで。


・膝蓋骨のモビライゼーション
・膝蓋骨に付着する筋肉のリリース


です。

というわけでもっと具体的な話を臨床につなげながら説明していきます!

1膝蓋骨高位・低位

まずは膝蓋骨の低位と高位の定義ですね。

こんな計測方法があります。

臨床上は

・健側とのモビリティの比較
・健側との位置比較(上下)


で簡易的に評価していきます。

じゃあ低位・高位はどんな障害を引き起こすか?



となります。

膝蓋骨低位の場合→膝蓋腱・膝蓋下脂肪体の癒着を疑う
膝蓋骨高位の場合→大腿四頭筋のタイトネス、膝蓋上嚢の癒着を疑う

ちなみに膝蓋骨高位は内側広筋の収縮率低下と相関します。



また膝蓋骨の動きは膝蓋下脂肪体との関係がとても重要になります。膝蓋下脂肪体は外傷や繰り返しの機械的刺激によって微細な損傷を受け、その刺激によって線維化するために柔軟性を失います。


膝蓋下脂肪体は膝関節の自動伸展に伴い前方に移動します。その際に癒着が生じているとFT関節間やPF関節間に挟まれ痛みを引き起こします。さらに膝蓋腱との間で圧が高くなることもわかっています。(膝蓋腱のテンションが高くなる理由は様々ですが、骨盤後傾のアライメントなどが臨床上多いです→つまり姿勢の修正も膝関節のアプローチに重要ということです)


膝蓋骨低位・高位のアライメント異常の解決方法は

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