スクリーンショット_2018-05-08_23

キネシオテーピング理論

今回はキネシオテーピングを行うときの

考え方

についてまとめてみたいと思います。

実際

どこの部位

キネシオテックスを貼れば良いのでしょうか?

身体の

大まかな捉え方

を理解できると効果的なテーピングが可能となります。

それではみていきましょう。

--------------------------------------------------------------

ハイドロキネティック理論

加瀬建造D.Cの提唱する理論です。

人体の

50〜80%(高齢者〜新生児)

体液

が占め、それが

動く・物質の交換を媒介する・温度を一定に保つ

ことで健康を維持することができる

と提唱しています。

よって、

この液体が

自由に動くことができない

と、

健康が損なわれ、病気や様々な不調が現れてくる

と考えられます。

すなわち

空(SPACE)

動(MOVEMENT)

冷(COOLING)

を整えるということです。

循環が損なわれるのは

隙間=空

がなくなるからです。

筋肉の使いすぎ(Overuse)で筋肉が膨張

打撲などで起きる

炎症・腫脹・内出血

動かないこと(不動)での筋膜の癒着

重力に引かれることで組織が伸ばされる

ことが原因になることがほとんどです。

そうなると、

酸素や栄養の供給・二酸化炭素やその他の老廃物の除去が停滞

壊れた組織の再生が困難となり、

熱がこもり、たんぱく質などが変質してしまいます。

組織が壊れると、炎症や痛みなどが起こってきます。

よって、

空・・・体液が動きやすいように組織間に隙間をつくる

動・・・不要物を除去、必要なものを供給し、体液の循環を促す

冷・・・組織内に熱がこもらないようにする


ことを頭に入れてテーピングを行なっていきます。

逆に言うと

熱を持っているところ

腫れているところ

痛みが出ているところ

筋肉が伸ばされていたり潰されているところ

を見つけて貼っていけば良いわけです。

---------------------------------------------------------------------------

もう1つ

風船理論

と言うものがあります。

これは

全身を1つの風船

とイメージします。

人体を何枚もの風船が重なっている状態としてとらえます。

中の風船が偏っていると外側にも影響が出てきます。

健康体は、

バランスよく弾力が均等にある状態

です。

不健康体は、

しぼんだり、潰れたり、膨らみすぎている状態

にあります。

上の図は

人体の階層構造

を簡単に表しています。

どの組織に対してテーピングを行うのかを考えられるとより効果的なテーピングが行えます。


貼り方に少し

コツ

が必要です。

是非正しいテーピングを学んでみては如何でしょうか?

少しでもキネシオテーピングに興味を持っていただければ幸いです。

次回はテーピングを行う際の評価方法(診たて)に関してまとめてみようと思います。


https://www.facebook.com/kinesiotapingworkshop/

毎度ありがとうございます。少しでも役立つ情報を提供できるよう心がけていきたいと思います。