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間違いを探す戦略ー理学療法士国家試験ー

以前も記事や動画にしていますが、改めて重要なことなので書いていきます。

学力があるとは決して言えない私が実践し続け、理学療法士国家試験、就職後も3学会合同呼吸療法認定士や認定理学療法士の試験で役立った試験の解答法です。

1人でも多くの人の役に立てたら嬉しく思います。ぜひ最後までご覧ください。

動画も公開しています。


間違いを探す?

この記事で言う「間違い」とは「その問題の間違っている選択肢」のことを言います。

間違いを探すことで
・正解と信じて解答したら、全然違う問題が正解だった
・勉強しているけど点数が伸びない
こういった悩みを解決できる可能性があります。


間違いを探すと、正解の確率が上がる?

まずは問題の構造と選択肢の関係を見ていきましょう。

理学療法士国家試験では、5つの選択肢から1つないし2つ選ぶ形式です。


1つ選ぶ問題で間違いを探し、選択肢を少なくしていくと以下の図の通りに正解を選ぶ確率が上がっていきます。赤で記した箇所が選択肢です。

通常
1つ間違いを探す(選択肢を1つ消す)
2つ間違いを探す(選択肢を2つ消す)
3つ間違いを探す(選択肢を3つ消す)

このように選択肢が減る=正解を選べる確率が上がっていきます。


点数はどう変わる?

ギャンブル解答(わからないので適当に選ぶ)をした場合

実地問題(3点問題)が試験中の20%に含まれているため、それを考慮すると10点違ってくる可能性があります。

やはり間違いを探すことで、試験を有利に進めることができます。


具体例

この問題は、正解の選択肢がわからなかったのですが、間違いを探し尽くして正解した問題です。

共通かどうか以前に1の感覚が正常というのはわかりませんでした。

前骨間神経麻痺=正中神経、後骨間神経麻痺=橈骨神経だったと思うので、尺骨神経のことを言っている2と3はまず消しました。

4も尺骨神経麻痺の症状?5は正中神経麻痺に特異的な症状なのでこれらも違うと判断。

結果残った1を選択できました。


まとめ

・とにかく間違っている選択肢を探す
・見直しを何回もして間違いを探す
・間違いを探せるだけの知識をつけよう


皆様の受験に役立てると嬉しいです。



最後までご覧いただきありがとうございます。未来の理学療法士、理学療法士の未来のため発信を続けて参ります。今後もよろしくお願いします!