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第57回理学療法士国家試験午前6ー脳画像ー

第57回理学療法士国家試験を1問ずつ解説。

私がどういう手順で問題を解いているかを解説しています。実戦で役立てると思います。


音声を聴きながらがおすすめです。

〈Spotify〉


それでは参りましょう!


勝因

脳の画像や脳卒中について一定の知識があるため解くことができました。

・顔面と上下肢の麻痺が反対に出る
→大脳はない=1と2はない
・3は小脳なので麻痺は出ない
・5延髄外側なので麻痺は出ない
・4は橋の左腹側なので、左顔面神経麻痺、右上下肢に麻痺が出る


予想される間違いパターン

そもそも脳画像あるいは脳の機能解剖が知識として頭に入っていないと間違いを絞り込めないし、正解を導き出すことができないと思います。

私が学生だったら解けていないかもしれません。

最近は講義で脳画像を習うと聞きます。本当にレベルが高くなりましたね。


この問題に限れば、少なくともどの部位に病変があると麻痺が出るかを知っておく必要があります。

臨床的に運動麻痺はよくみられますが、それほど病巣が多いわけではないので、意外と覚えておく部位は少ないと思います。


前回記事


※第57回理学療法士国家試験、第57回作業療法士国家試験の問題および正答について(厚生労働省)を加工して作成

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html




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