第57回理学療法士国家試験午前10ー靴型装具ー
第57回理学療法士国家試験を1問ずつ解説。
私がどういう手順で問題を解いているかを解説しています。実戦で役立てると思います。
音声を聴きながらがおすすめです。
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それでは参りましょう!
勝因
整形外科同様、仕事柄靴型装具は処方したこともないので疎いです。
その中でこの手の問題に対応できたのは、足部の解剖とバイオメカニクスの知識が頭に入っていたからだと思います。
この位置を補正した場合、足部の動きはどうなる?を想像することができたと思います。
踏み返しという言葉の意味がわからなかったため、ここで少しだけ悩んだ程度でした。
予想される間違いパターン
バイオメカニクスの知識がと書きましたが、今回の問題ではバイオメカニクスの知識は不要だったので、正直そんなに難しくないと思います。
ただし、足部の解剖がわからないと途端に難しくなってしまうかもしれません。
今回の問題では正解の4番以外、補正する「位置」がおかしいので、足部の解剖がわかっていれば間違いだと判断できると思います。
もし、補正する位置は正しいのに「補正の仕方」がおかしい選択肢があった場合、バイオメカニクスの知識が問われると思います。
仮にバイオメカニクスが頭に入っていれば、解剖もある程度頭に入っていると思います。
ですので、頭の中で足部の運動をイメージできるようになると、靴型装具について丸暗記しなくともこの手の問題に対応できると思います。
前回記事
※第57回理学療法士国家試験、第57回作業療法士国家試験の問題および正答について(厚生労働省)を加工して作成
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html
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