月曜日記 Part2

一月十八日 月曜日

 先週から、と書くべきか、今日から、と書くべきかはわからないが、とにかく、私の「月曜日記」が始まった。書こうと決めた先週の水曜から、ことあるごとに「あ、これ、月曜に書こう」と思うようになり、些細なことが楽しく思えた。我ながら、この月曜日記は素晴らしい取り組みなのではないか、と思う。

 では、木曜日からの出来事を思い出して書いていこう。木曜日は、いつもの通り仕事に行った。Kに、この月曜日記の話をしたら「どうせ次の月曜になる頃には存在自体忘れてるよ」と茶化された。今、私は日記を書いているので、明日、Kに報告してやるんだ。

 金曜日は仕事に行って……特に変わったことはなかった気がする。というか、確かこの日は日記のことを忘れていた気がする。

 土曜日。ちょっと雰囲気がよくて高級めなカフェに行って、カプチーノを飲んだ。せっかくの休み、いつもならだらだらと家で過ごしていたかもしれないが、日記のことを思い出し、出かける気分になった。やっぱり、この月曜日記は偉大だ。私を活動的にさせてくれる。

 日曜日はぶらっと買い物に出かけた……けど、何を買おうとしたのか忘れて、結局カフェに入ってモカだけ飲んで帰ってきた。今更思い出したけど、マフラーだ。年始に買った服に合わせる色のマフラーを買おうと思っていたんだ。

 月曜日。今日。仕事。同僚のMが高熱を出して、インフルの疑いがあるからと欠勤した。幸い、フォローする余裕はあったので影響は最小限に抑えられた。今日の私は割と頑張った気がする。

来週に続く。



 こんなものか。一週間には満たないが、ほぼ一週間のことを思い出して日記にしたためる。此の作業が、なかなかに楽しかった。其れに、日記にも書いたが、「日記に書くネタのために活動的になり、そして日々の生活に些細な楽しみを覚えた」というのは、素晴らしい収穫だった。明日からまた、日記のために頑張ろうと思った。


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