見出し画像

ビタミンB3(ナイアシン)について

どうも、NOVAST®ヘルスコーチの中村です。
今回は補酵素としても重要なビタミンB3について解説します。
普段何気なく摂取していますが、全身の機能を正常に働かせるために必要不可欠な栄養素です。

ビタミンB3(ナイアシン)とは

ビタミンB3はナイアシンという物質でニコチン酸、ニコチン酸アミドの総称です。
ナイアシンは『肌のビタミン』とも呼ばれ、肌の健康を保つために必要で、美肌を追求するためにはナイアシンが欠かせません。

ビタミンB3の機能

肌だけでなく、全身の様々な代謝の補酵素として必要で、なんと全酵素の2割に関与しています。
最も重要なポイントはNAD(ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド)補酵素の原料となっていることです。
NAD補酵素はアンチエイジングや生活習慣病予防に欠かせません。
NAD補酵素に関してはこちらの動画をご参考にして頂けましたら幸いです。

もちろん三大栄養素の代謝にも関与しています。
また、血管拡張作用があり、血管が狭くなってしまっている方にとっても重要な栄養素です。
他にもアルコールに含まれるアセトアルデヒドの分解にも関与します。
アルコールを飲みすぎる方は欠乏してしまうので注意が必要です。

ビタミンB3の摂取

ナイアシンはタラコカツオ鶏むね肉豚レバーホンシメジ,
マイタケ
落花生に多く含まれています。
また、ナイアシンは必須アミノ酸のトリプトファンから合成可能です。
トリプトファンは必須アミノ酸ですから、アミノ酸スコアが高いタンパク質である肉類魚類大豆から摂取することができます。
アミノ酸スコアに関してはこちらの記事も参考にしてください。

ビタミンB3欠乏症と過剰症

欠乏症

欠乏症としてはアルコール依存症の人に多いペラグラが有名です。
ペラグラは皮膚が剥がれてピンク色になり、手足や首に酷い炎症が生じます。
次第に胃腸が悪くなり、最終的には精神疾患をきたすことになるので本当に怖い病気です。
他にも口舌炎下痢皮膚炎うつ症状などがあります。

過剰症

過剰症は通常の食事ではみられませんが、栄養ドリンクをたくさん飲むとナイアシンフラッシュという症状が出ます。
主に皮膚が赤くなったり、かゆくなったりします。
その他胃腸炎肝障害にもなりますので、栄養ドリンクの飲みすぎやサプリメントにご注意ください。
決して健康に良い状態ではありません。

今回はビタミンB3(ナイアシン)について解説いたしました。
記事が参考になったという方は『スキ』や『フォロー』をお願いいたします。
最後に告知ですが、毎月第4日曜日に無料のオンラインセミナーを開催していますので、是非ご参加ください。
今後とも何卒よろしくお願いいたします<m(__)m>


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?