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★「解けない問題に取り組む勇気」を持てるようになる秘訣


暗闇の荒野に
行くべき道を切り開く。

東北大電気通信研究所の名誉教授にして、宮城学院女子大学前学長の、末光眞希先生(お知り合い)の話から。

🥳

専門だけじゃなくて、

リベラルアーツ(教養)も大事だよ、
っていうのを、

自身の経験を交えて
話してくれたんだけど、

シェアしたいのは、

「教養とは、答えのない問題を解く力」
という件。

🥳

問題というのは
情報科学では2種類ある。

---

1.良設定問題

解(答え)が一つあって
一つしかない問題。

入試問題とかは
こうじゃないきゃいけない。

高校までの教科の問題のようなやつ。
やり方さえ分かれば絶対解ける。

2.不良設定問題

解が存在しない
または一つに決まらない問題

研究だけじゃなくて
世の中基本、ほぼこれ

---

🥳

で、

不確実な時代に生き抜けるかは、

2の、

答えがあるかどうか分からん問題に、取り組めるかどうかにかかっている、と。

例として出たのは
青色LEDで、

あれは誰もが放置してた素材(GaN)で
うまく行くか分からんけど
地道にがんばって、

最終的に光っちゃって、
ノーベル賞に至った。

でもこれは
できるまでは不可能問題だったと。

🥳

答えのない問題に
ずっと取り組むなんて、
なかなかできる事じゃない。

その材料じゃ
そもそも無理だったのかもしれない。

答えがあるかないか
分からない状態で、

信念を持って歩くのが偉いのだと。

「そりゃ分かるけど、
どうしたらできるの?」

って事だが、

普通はここで、とにかくがんばるとか、粘り強さだが大事だとかいう教育話になるが、そんな子供向けなことは当たり前。

答えを見つけようとする情熱、と、
彼は表現していたが、

話のキモは
続きにある。

🥳

肝心なのは、

「情熱の元」であり、

それは、

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A.その問いを自分事にする力

B.あいまいさ(ノイズ)への耐性

---

であると。

Aの
問いを自分事にするってのは、

そもそも、その問いが
自分の人生にどれだけ関わっているのか、

って話。

問いを持つのは自分であって、
何かしら本人と関連しているのだ。

自分とは別物として見ている
お客さん的な感じでは、

真に向き合えない。

その問いは
自分のものであり、自分の事なのだ。

そのように have する事により
モチベ不要の情熱が生まれる。

俺はそう解釈した。

🥳

Bの
あいまいさ(ノイズ)への耐性

これについては、

自分事になったなら
とことん向き合わざるを得ないが、

てことは、

自分の中で
答えがあるかも分からんやつを
抱えなきゃならない。

これはつらいことでもある。

恋愛に例えればよく分かるだろう。

「この人で本当にいいの?」ってやつ。

んなもん誰も知らんがな w
お前が見つけ出すんだよ。

でしょ?

結婚したらしたで
よくあるのは、

「この人で本当によかったんだろうか?」

んなもん知らんがなw
お前が決めるんだよ。

こんな、

答えが存在するかもわからない曖昧さに
耐えられるかどうか?

そういうこと。

要は
クソマジメには無理だよってことだね。

🥳

こんな感じで、

答えのない問題を解くのは(AIにはできない)人間だよと、

そして、

教養ってのが、その、
確実でないものに向かう土台になるよと。

かなり自分の言葉に置き換えてるけど
そんな具合の話でした。

ここでシェアした分は
話全体の1/4くらいなんだけど、

ここだけで半日かけてもいいくらいの濃さだったので、まとめました!

では
Bonne journée !! 🥳🌹

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