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寝返りができない子どもの動作獲得を目指す

寝返り動作ができない
周囲の環境を把握できない
姿勢を整えることができない

周囲の環境を把握できないと
・脳に入る情報量↓
・発達の遅れを助長

姿勢を整えることができないと
・体重移動不十分
・筋内循環↓ 
・筋の柔軟性↓

前回、屈曲寝返りと伸展寝返りを紹介しました
しかし、寝返り動作ができないより
伸展しながらでも寝返り動作はできたほうがいい!

今日は伸展しながらの寝返り動作獲得を考えます

伸展しながらの寝返りに必要な要素

・足で床を蹴る
・首を反り返らせる
・身体を反り返らせる

まずはこれらの要素が必要
担当している方の柔軟性はどうでしょうか
特に足で床を蹴るためには
股関節伸展方向に柔軟性が必要です

長時間椅子に座っている子ども
長時間おんぶや抱っこされている子ども

もしかしたら股関節前面筋が硬いかも
自宅での生活方法の指導をしたり
ストレッチやマッサージをしたり
柔軟性を高める関りが必要かもしれません

もしかしたら環境をと問える必要があるかも
・マットレスや布団の素材や硬さの確認
柔らかすぎる素材では蹴る動作がしにくいかも

足で蹴る力はある?

・Supperficial BAck Line(SBL)
・頭頚部伸展
・腰背部伸展
・下肢伸展

SBL
・足底部から頭頂部にかけて存在する筋膜
・主に伸展方向に働く筋肉のつながり

脊柱起立筋やハムストリングス、下腿三頭筋といった
大きな筋肉が含まれています
筋力が不足していることよりも
筋の柔軟性が低下している可能性が多いかも

体幹・下肢後面の筋の柔軟性を高めることで
寝返り動作獲得に繋がるかもしれません(^^)/

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