明石家さんぽ

読書、映画、散歩と旅 ★「深海に生きる魚族のように、自ら燃えなければ何処にも光はない」…

明石家さんぽ

読書、映画、散歩と旅 ★「深海に生きる魚族のように、自ら燃えなければ何処にも光はない」明石海人

最近の記事

新しい朝が来た。

    • しばらくぶりだな。。

      • 再発見

        ある方のFacebookやTwitterを見ていて思うこといくつか。ものの見方・考え方や歴史(現代史)、はたまた私とは何かなど、哲学や経済や政治とか、こういう勉強や議論を集団で積み上げた労働組合が今でも存在している。そして、そういう組織と所属する組合役員・組合員はちゃんと成長しているんだね。再発見だ。 狭〜い世界で仮想敵を自分でつくり、要求(実利)を勝ち取ることだけを目的にした労働組合活動、経済主義・実利主義に陥った労働組合活動には、「成長」という言葉はないね。もはや労働

        • 津軽の暑い夏〜ねぶた祭り

          毎年恒例、夏のこの時期は青森ねぶた祭り。青森と縁ができてから約30年。2/3くらいは来てるかな。わが家の夏の風物詩がねぶただ。 青森駅に到着するのは夜。ホームに降りると笛と太鼓のねぶた囃子が聞こえる。もうそこでねぶたモードに入る。新幹線が新青森までつながる迄はわざわざ寝台列車で行ったものだった。早朝青森駅についてからの市場での朝食が楽しみのひとつだった。 さて、ねぶた祭り。午後7時10分に「ドーン!」という音とともに花火が上がると一斉にお囃子が始まる。ねぶたの「出陣」だ。

        新しい朝が来た。

          夏モードへの転換点

          この3ヶ月間、結構忙しかったんだけど、本格的な夏にむけて働き方を少しだけ変えるいつものポイントが毎年恒例、納涼屋形船。お台場辺りの船上からの夕景。一昨日のこと。 #日記 #写真 #散歩 #屋形船 #夕陽 #お台場

          夏モードへの転換点

          映画「長いお別れ」ようやく観たよ〜叶えられなかった希望でもあった「長いお別れ」

          見逃したかなとあきらめモードになりつつあったが、今日ようやく観ることができた映画「長いお別れ」。父は突然逝き、ちゃんとしたお別れはできなかったから、長いお別れがあったらどうなったかなと想像しながら観た。普通に考えれば、家族と言えどもそれなりに壮絶で簡単に言葉では言い尽くせないだろうね。 僕にとって父との別れは、もう少し丁寧にしたかったなと思っている。また、僕が父親と話がしたくなる時期まで頑張って欲しかったなと思っている。今でも、父に直接そう伝えられたらな。もう一度でも会い

          映画「長いお別れ」ようやく観たよ〜叶えられなかった希望でもあった「長いお別れ」

          ドラマ監察医朝顔、始まる

          ドラマ「監察医朝顔」第1話。さっそく泣いたね、新しいお弁当箱とお母さんの死。そして終わりの20分。8年前の大震災・津波、帰ってこないお母さん。フラッシュバックする娘。探すお父さん、探さないと辛いと言う。で、涙止まった。みんな自分を責めてるね。 東日本大震災から8年、それは"もう"なのか"まだ"なのか。そして、ついにテレビドラマになった。いろいろな年月の過ごし方をした人々が観るだろう。これからどうなるのかな。 お気に入りの役者さんがたくさん出演している。楽しみにしているよ。

          ドラマ監察医朝顔、始まる

          母の最期の泣き笑いを思い出したよ

          日曜の朝、つけ流していたテレビからタクシードライバー歌人の笑い声が耳に入ってきて、目を画面にやった。 58歳のタクシードライバーと83歳の母。お母さんは認知で、息子の顔がわからない。二人暮らしだ。タクシーの仕事をしながら親の介護。深夜勤もある中で、食事、徘徊、トイレと心配と苦労は尽きない。 ポンコツになってしまった母だけど 笑顔が僕の心を救ふ - タクシードライバー 亡き母の終わりを思い出した。悔いの残る送り方だった。田舎に母をひとり残して、僕は東京在住。母は自分の

          母の最期の泣き笑いを思い出したよ

          いま僕たちの目の前で起きていること〜映画「新聞記者」

          いま目の前で起きていることを、映画館のスクリーンで観たかのようだった。これが誰であれが誰でと当てはまる、とてもリアルな映画。ロー・キーの映像が今の恐怖政治を表している。 何よりも終わり方がよかった。正義を貫いて国家権力をやっつける勧善懲悪のお話だと現実味がない。記者・官僚の苦悩・苦闘が現実だ。エンドロールではいろんなことを想像したよ。 作中、記者吉岡が官僚杉原に「これでいんですか?私たち、これでいんですか?」と問う場面。記者、官僚・公務員の方々は、どう受け止めただろうか。

          いま僕たちの目の前で起きていること〜映画「新聞記者」

          人の振り見て 我が振り直せ

          延々と自分の話ばかりする人がいる。自分と自分の身の回りで起きた出来事ばかりを話し続ける。相手に何かを聞くことはない。相手が何かを言うと、今度はそれに関わる自分事に話題を変えて、また話し続ける。そうして、いつまでたっても話が噛み合うことはない。相手への関心もないのかもしれない。 会議でも同じだ。延々と話す。他の人の発言時間、他の人が発言できなくなることなど一切気にしない。ずっと自分が話をするつもりなのかと。他の人の話の途中に割って入ってまで関連する自分事を喋る。彼には議題やテ

          人の振り見て 我が振り直せ

          沖縄慰霊の日に

          先週のことだ。6月23日。太平洋戦争最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁にある平和祈念公園で、沖縄戦の犠牲者らを追悼する「沖縄全戦没者追悼式」が開かれた。 戦後74年目の沖縄慰霊の日。雨の慰霊祭は約30年ぶりとか。 玉城デニー知事の平和宣言、安倍総理や衆参議長の挨拶などに続いて、平和の詩の朗読、そしてたくさんの人々による献花。 『命(ぬち)どぅ宝』 生きているから笑い合える 生きているから未来がある こう結んだ小学校6年生の山内さんの平和の詩「本当の幸せ」が心に響い

          沖縄慰霊の日に

          辺野古の海にて

          辺野古の海、美ら海だ。透明度の高いエメラルドグリーンから珊瑚が見える。 自然が生み出し、自然が抱擁し、自然が守ってきた海。ここに土砂を投入し埋め立て、米軍海兵隊の基地建設が進んでいる。 ジュゴンがこの辺りから姿を消したという。そしてジュゴンが無惨な姿で発見された。珊瑚も壊されている。 このまま、自然破壊を続けていいのだろうか。 5月の旅先にて。 #日記 #旅 #散歩 #沖縄 #辺野古 #大浦湾 #写真

          辺野古の海にて

          大連と旅順の街を歩く

          半年ぶりに大連を訪ねた。ビジネスマンでジャーナリストの何徳倫氏は14年前に「大連は燃えている」を著し、大連の街と日本人について次のように述べた。 一度、大連を訪問した日本人は、みんな大連が気に入って、二度も、三度も訪ねたいという人が多数である。その人たちに聞くと、歴史の原因を除いて、街の綺麗さ、海鮮料理の美味しさ、厚い人情と、日本に似ている生活環境と気候を挙げている。それこそ、日本人が大連に親近感を持つ所以だろう。 僕は、10年前に始めて訪れて以来、歴史の問題はさてお

          大連と旅順の街を歩く

          「アウトプット大全」読んでみた

          「学びを結果に変える アウトプット大全」(樺沢紫苑/サンクチュアリ出版)を読んだ。ほんと、速読だったよ。で、以下メモ。 【書くことへのこだわり】 要約すること、感想を書くこと、日記を書くこと。この3つが「書く」アウトプットの基本である。これまで以上に書くことにこだわっていきたいもんだね。 【時間感覚を磨くこと】 書く力を高めるために大事なことは、時間感覚を磨くことだという。第一は、まずは最後まで仕上げて、直しとブラッシュアップに時間をかけること。第二は、時間を決め

          「アウトプット大全」読んでみた

          久しぶりに、映画と芝居三昧

          一週間で3本の映画と芝居をひとつを観たよ。久しぶりに映画と芝居三昧。まんぞく、まんぞく。 前進座五月国立劇場公演「佐倉義民伝」 映画「轢き逃げ 最高の最悪な日」 映画「初恋〜お父さん、チビがいなくなりました」 映画「居眠り磐音」 いっぱい泣いたし、優しい自分を少しだけ取り戻せたかな。そんな気分にさせてくれた映画と芝居だったね。大ベテランから中堅・若手の役者さんたち、みんないい味出してだしね。 また出張が続く日々が始まる。今日は余韻にひたっておとなしく週末を終えよう。

          久しぶりに、映画と芝居三昧

          連休最後の日、新幹線の中で

          旅先からの帰りの新幹線、途中駅から乗車した女性がMacBookを開き、レジュメのようなものを書き始めた。顔を正面から見られないし覗き込むこともできなかったが、おそらく若いだろう。学生だろうか。 ちらりと目にしたテキストはコピーライターの入門テキストのような本。連休明け早々のゼミなのか職場の勉強会なのかの準備と思われる。偉いなあ。 僕はといえば、文庫本を手に読者とうたた寝の繰り返しだった。まあ、いいじゃないか。 #日記 #旅 #散歩 #道草 #寄り道 #まわり道

          連休最後の日、新幹線の中で