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プログラミングスクール徹底比較~20代・第二新卒におすすめは?

昨今、注目が集まるプログラミング。小学校や中学校でプログラミング教育が必修化され、またプログラミングスクールの数も増え、大人の利用者も増えている様子。IT化やWEB化が進む中、今後の仕事、就職・転職活動ではプログラミングスキルの重要度がますます上がりそうだ。

当然、いま20代、あるいは第二新卒で就職活動・転職活動を準備中の方も、プログラミングスキルがあった方が今後のキャリア・仕事を考える上で優位だろう。逆に、いまのスキルや経験だけで就職・転職できる会社を選んだところで5年後、10年後もその仕事は残っているだろうか?

今回の記事では、まだスキル・経験の浅い20代・第二新卒だからこそ、キャリアチェンジの前にプログラミングスクールの利用をおすすめする理由や、多数あるプログラミングスクールを比較する際のポイントなどを解説する。

逃げ出すように転職するのではなく、ぜひ今後30年のキャリアを考えて、いまプログラミングスキルを習得することを積極的に検討してもらいたい。

20代の就職・転職活動前に、プログラミングスクールをおすすめする3つの理由

いま20代で、新卒で就職した会社を辞め、転職活動を始めようとしている方に問いたいのは「転職活動前にプログラミングスクールに通うことは検討したか?」。世の中全体のIT・WEB化、AI・人工知能の発展に伴い、10年後は無くなるだろう仕事や職種もある中、安易に現在の経験・能力・スキルだけで転職可能な会社を選ぶことはおすすめしない。

むしろ今後の社会を考えればIT・プログラミングスキルは必須であるし、ITエンジニアの仕事は無くなるどころか、今後ますます重要度が増しそうだ。

つまり、20代・第二新卒で就職・転職活動をするなら、未経験だとしてもIT・WEB業界への転職がおすすめであるし、それを実現するにはプログラミングスクールの活用がおすすめなのだ。

以下、IT・WEB業界転職やプログラミングスクールの利用をおすすめする理由を端的に言えば下記3点に集約される。

●IT・プログラミングスキルの価値は今後さらに高まる
●一方、ITエンジニアが不足しており、売り手市場化している
●転職保証付きや完全無料のプログラミングスクールが増えている

一点目の「IT・プログラミングスキルの価値は今後さらに高まる」は前述の説明の通りだが、そもそもプログラミングスキルが求められたり、プログラミングスクールの数が増えているのは、「ITエンジニアが不足」しているからであり、いま20代・第二新卒にIT・WEB業界転職(特にエンジニア転職)をおすすめするのは「売り手市場化している」からだ(※)。

結果的にプログラミングスクール業界も受講生の獲得競争が激化、転職保証付きや完全無料のプログラミングスクールが増えた。プログラミングスクール=人材斡旋ビジネスの側面もあり、卒業生をエンジニアとして転職斡旋することでプログラミングスクールは収益を得ている

受講側からすればプログラミングスクールを無料・安く受講でき、プログラミングを学びやすい環境になっている。まさに「今やらなければいつやるの?」状態だ。

※ITエンジニア人材の不足については下記ページを参照
・IT人材需給に関する調査 - 経済産業省(https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf)
・IT人材不足の実態~未経験のエンジニア転職が歓迎される理由(https://it-better-future.com/it-jinzai-busoku-5674.html

どんなプログラミングスクールを選ぶべきか、比較のポイント

20代・第二新卒で新たにプログラミングの知識やスキルを習得し、就職・転職活動に活かす場合、どんなプログラミングスクールを選ぶべきだろうか?プログラミングスクールの数が多くなる中、おすすめの比較ポイントを以下で紹介したい。

【まず通学・教室型のプログラミングスクールとオンラインスクールを比較】
少し前まではプログラミングスクールと言えば通学の必要な教室型だったが、比較すると現在の主流はオンラインスクール型だ。特にスクールの少ない地方在住者の場合、オンラインで受講できるプログラミングスクールが増えたのは良い傾向だ。

ただし、通学型と比較してオンライン型のプログラミングスクールのデメリットが、学習の継続に強い意志が必要な点だ。毎週●曜日に教室で授業がある通学型のプログラミングスクールの場合、強制的に学習時間が確保できるが、比較してネットでいつでもどこでも受講できるオンライン型のプログラミングスクールの場合、学習が後回しになりがちな場合もある。

特に学習の意志に自信がない場合は通学型のプログラミングスクールがおすすめだが、オンラインのプログラミングスクールの中にも厳密に学習の進捗を管理してサポートしてくれるスクールもあり、各スクールのサポート体制・内容の比較が必須だ。

【エンジニア転職を本気で目指すなら、転職支援の内容や卒業生の実績を比較】
あくまでプログラミングスキルをビジネス的な教養として学び、エンジニア職種以外での転職を目指す場合は、プログラミングスクールの学習内容・費用が自分に合うかの確認、比較だけで良いが、本気でエンジニア転職を目指すなら、十分なプログラミングスクールの比較がおすすめだ。

昨今、「エンジニア転職保証」や「転職成功で全額キャッシュバック=実質無料」などのプログラミングスクールが増えており、転職を前提としてプログラミングを学ぶ場合、無料で学べるスクールも増えている。一方、いくら無料でも卒業生が転職に成功していなかったり、自分の行きたい業界でない会社にエンジニア就職している場合も。

エンジニア転職を目指す場合は、各プログラミングスクールを卒業後、どんな会社に就職・転職できるかは、無料の説明会や面談に参加して十分に確認・比較することをおすすめしたい。

【エンジニアを目指さず、WEBデザインスクールやWEBマーケティングスクールを活用する方法も】
この記事では分かりやすく「プログラミングスクール」と表現してしまったが、WEBデザイナーを目指すためのWEBデザインスクールや、WEBマーケターを目指すためのWEBマーケティングスクールも、プログラミングスクールと同様に増加傾向だ。

つまり20代・第二新卒の就職・転職活動で、システムエンジニアやプログラマーではなく、WEBデザイナーやWEBマーケターを目指すことも可能で、おすすめのスクールが増えているのが現状だ。

エンジニアほどの人材不足や平均年収の高さはないものの、WEBデザイナーやWEBマーケターも今後必要とされる職種。エンジニアと同様、リモート・在宅でも働きやすい仕事のため、未経験からでも挑戦しがいのある職種だろう。

20代・第二新卒でおすすめしたいプログラミングスクール5選

以上、エンジニア以外を目指す場合は、それぞれおすすめのWEBデザインスクールやWEBマーケティングスクールがあり、各スクールの比較が必要だが、以下ではプログラミングスクールに対象を絞り、エンジニア・プログラマーを目指したい20代・第二新卒におすすめのプログラミングスクールを5校紹介する。

●ポテパンキャンプ

システムエンジニア、あるいはシステム開発の仕事には、銀行など金融機関のシステムやそれを支えるインフラの仕事なども含まれるが、やはり分かりやすのはWEBサイト・WEBサービスの開発であり、インターネットビジネスの仕事だろう。

ECサイトやSNSサイトなどのWEBサイトの構築でよく使われるプログラミング言語の1つがRubyであり、Rubyを学ぶのにおすすめのプログラミングスクールの1つがポテパンキャンプだ。

比較的安い受講費用でありながら、プログラミング言語RubyやフレームワークのRuby on Railsを基礎から学べるのと同時に、ITエンジニアとしての転職支援も手厚いのが特徴、おすすめポイントだ(ポテパンキャンプを運営する株式会社ポテパンは、転職エージェントサービス・ポテパンキャリアや、フリーランスエージェントサービス・ポテパンフリーランスも運営)。

●RUNTEQ(ランテック)

RUNTEQはポテパンキャンプと同様、RubyやRuby on Railsを基礎から学べるプログラミングスクールで、WEBエンジニアを目指す受講生からの口コミの評判も良いスクールだ。

ポテパンキャンプと比較してRUNTEQの学習カリキュラムはより実践的と評判で、卒業生のスタートアップ企業や自社開発企業への転職実績も豊富な様子。しっかり時間をかけて学ぶため、初心者・未経験者の場合は卒業までに5ヶ月~9ヶ月の期間が必要な点がデメリットであるものの、十分なプログラミングスキルが身につくとも言えるだろう。

●Aidemy(アイデミー)

昨今話題のAI(人工知能)や機械学習を学ぶなら、おすすめはAidemy(アイデミー)だろう。Aidemyは、AI・機械学習の開発で利用されるプログラミング言語・Pythonの習得に特化したオンラインのプログラミングスクールとして人気で、利用者の口コミでも良い評判だ。

AI・Pythonに特化しているだけに、プログラミングスクールの講師・メンターに現役のAI・Pythonエンジニアが多く、AI開発やPythonの習得に興味がある方にとってはこれ以上ないスクールと言えるだろう。

受講料金がやや高いものの、オンラインの学習サポートもしっかりしており、未経験者・初心者でも安心して学べる点もおすすめだ。

●DIVE INTO CODE

上記で紹介したプログラミングスクールは基本的にオンラインでレッスン・講義を受講、質問もオンラインで行うタイプのスクールだが、比較してDIVE INTO CODEは教室への通学が前提のおすすめのプログラミングスクールだ。かなり実践的な学習内容、学習の進め方が口コミで評判で、卒業生の転職成功実績を確認しても、十分なスキルを学べるスクールと言えそうだ。

一方、東京・渋谷の教室への通学が必要なプログラミングスクールのため、通学が難しい場合は利用できない点がデメリットで、4ヶ月間フルタイム(1日8時間以上)の学習時間の確保が求められるが、4ヶ月間かけて本気で人生を変えたい人にはおすすめのスクールだ。

●DMM WEBCAMP

卒業後にエンジニア転職を目指す場合、やはり安心なのが転職保証付きのプログラミングスクールを選ぶことで、中でもおすすめの1つがDMM WEBCAMPだ。

転職保証付きのプログラミングスクールというのは、
・まずは受講費用を支払い
・数カ月間、カリキュラムを受講
・受講修了後に転職活動へ、スクールが転職活動もサポート
・転職成功すればそこまで、一定期間で転職できない場合は受講費用を全額返金
というのが基本的な内容だ。

転職保証、転職できなければ全額返金というのは、プログラミングスクール側が転職支援・サポートに相当な自信を持っている証であり、しっかりカリキュラムや転職活動に取り組めば、自分もエンジニア転職に成功できる可能性が高い。

以上、20代・第二新卒にITエンジニア転職をおすすめする理由や、おすすめのプログラミングスクール、比較ポイントなどを紹介した。

いずれにせよプログラミングスクールの費用は20万円~50万円など、相当な出費になる。ただし数ヶ月の学習を終え、エンジニアとして転職できれば、その後の年収ですぐに回収できる費用だ。その点を踏まえ、また今後30年のキャリアも考え、いま勇気を出してエンジニア転職に向け一歩踏み出すことを応援したい。

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