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最期を想う

一秒ごとに 砂時計は 落ちてゆくから
さよならの日 来るとわかっても

Everyday  春夏秋冬をあと何度
Everyday きみと迎えられるのだろう
Everyday 当たり前のような 景色が
きょうは、何故か胸に 刺さるの
I'll be with you 

一緒には逝けないの
Even though I wish I could with you forever more
どうして
最後にたどり着く場所は皆同じはずなのに

moumoonのEverydayという曲の歌詞。
先日いったライブで、1番印象的だった曲。

最近、よく最期のことを想う。


memento mori -死を想え-

小学生か中学生のときに
国語の教科書でこのフレーズをみたとき
このフレーズだけが印象に残った。

当時は「死」は漠然と怖いことでしかなく
死を想うことがどんなことかは
理解できていなかったと。

超高齢者が多く入院している今の病院に転職して
“終末期”を迎えた患者さんと接したり
何人もの患者さんを見送りながら
じりじり死が近づいていく様子や
いつ訪れるか分からない“そのとき”に待ちくたびれている姿をみたり、
より良い最期を迎えられるようにケアをしたり
最期の一口になるかもしれないと思いながら食事を提供したり。

そんな中で最期について想う時間が増えた。

わたしはどんな最期がいいか。
大切な人をどんな風に見送りたいか。
大切な人はどんな風に見送られたいのか。

できれば大切な人の手を握って見送りたい。
わたしは、大切な人の温もりに触れながら最期を迎えたい。

そんなことを思うけど、
なかなか難しいことだというのは知ってる。

◇◇

クリスマスの日にパートナーと
どんな最期を迎えたいか話した。

一緒に逝けるといいのにね、て話をした。

もし、天国やあの世があるとして
そこにむかってるのであれば
一緒に逝ければいいのに。
同じタイミングで逝ければいいのに。
最期までもその後も一緒にいれたらいいのにな。

◇◇

明日、入籍する。

まだ最期の日は来てほしくないけど
いつ何があるか分からなくて
いつ最期の日が来るのかなんて誰も分からない。

今の自分が大切と想うこと、大切と感じる人を大切にして、大切な人や自分にも愛情をたっぷり注いで、
嬉しい楽しい幸せと感じる時間を大切にして
生きていきたいな。

🌃

moumoon、すてきなアーティストなので、
ぜひ聴いてみてください。

Everydayはこちらから↓

Everydayの歌詞

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