見出し画像

管理栄養士2年と3年め。

管理栄養士免許を取得してから約5年。

最初の2年間は大学院で研究を。
次の2年間は急性期病院(大学病院)で
今年からは一般/リハビリ/介護の病床がある地域の病院で管理栄養士をしている。

それぞれ異なるフィールドで
ひとつひとつ、経験を積めている。

大学院以外は、意図していたわけではないが
結果として、管理栄養士としてのキャリアを順調に積めている…ような気がする。

管理栄養士としての引き出しが増えたり
武器が増えてきているのを実感している。

* * * * * * * *

今の職場は、一般/リハビリ/介護の病床があり、併設の老健やグループホームの栄養管理を行うこともある。

働きはじめてから、半年と少しだが、
大学病院にいたときよりも、
どんどん成長している実感がある。

もちろん、大学病院で先輩や上司に指導してもらい、臨床現場の管理栄養士としての土台をつくり、引き出しを増やせたおかげで、対応できたり、挑むことができているところが、大きい。

その上で、大学病院と違い管理栄養士の数が少ないからこそ、全ての栄養管理業務にかかわることができたり、医療・リハビリ・介護・福祉と幅広いフィールドがあるからこそ、挑戦できることも多い。

たとえば、訪問の栄養指導。
グループの施設へ、低栄養の患者さんの栄養状態の改善目的で伺った。

今まで訪問の診療はあったが、栄養指導は初めて。
医師の目的と、施設側の状況を加味して、医師に確認をとってから提案をして…。
また加算とれるように情報部やSEさんにもお世話になったり。

この栄養指導では、医師との関係性もよくなったし、患者さんも無事に栄養状態改善し、施設さんも困ったときに相談できる管理栄養士がいることを知ってもらえる機会になった。また加算がとれたことにより病院にとってもプラスになった。

あとは病棟で、看護師や介護士と食事介助をしたり、おやつのメニューを考えたり、看護師やST/OTと患者さんの嚥下状態を検討して食形態をかえたり。

大きな病院だと部門内でも組織がキチンとできていて、部門間の関わりが会社と会社ような付き合い方になる場合もあるが、
個人の病院は商店街のようだなあとおもう。

それぞれのコメディカルスタッフが「お花やさん」「お肉屋さん」「床屋さん」のように役割があって、声を掛け合って、融通をきかせながら、助け合いながら、仕事をしている。

他職種との自分の役割がみえて、
働き甲斐を感じる。

また何かあったときには、全て対応しなくてはならない。
おかげさまで、厨房器機の故障にも対応できたり、応急措置ができるようになった。笑

他にも職業体験や学生実習、給食管理、全てに関わることができて、管理栄養士として幅広い経験をつめているし、たくさんの人と関わることができる環境だ。

* * * * * * * *

若いうち、とくに20代のうちは
経験を積みたいと思っていた。

場数を踏んで、どんな状況にも対応できる
時代の変化や緊急事態にも対応できる
柔軟な管理栄養士になりたいと思っていた。

道を切り開いていける管理栄養士。

そして、今もなお、その想いは変わらない。

ただそこに、接してきた人の顔が浮かぶようになり、漠然とした目標に、温かみが少し加わった気がする。

そして、関わった人がイチミリでも幸せになれるような関わり方をしていきたいな。

以前に書いたお仕事の話

11月にはいってからnote毎日かいてるので
誕生日までの1週間は更新してみようかな😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?