見出し画像

疲れたときは日記を書くよ。週末のことなど。

ここのところなんだか少し疲れている。
夏休みだから、というわけではなくて(もちろんそれも大いにあるけど)、なんだか思考がざわざわしている。
あっちに行ったりこっちに行ったり、こっちでずぶずぶ深みにはまったり、そっちでずぶずぶ深みにはまったりして、落ち着かない。
落ち着かないから気持ちに余裕もなくなるし、気持ちに余裕がないから子どもたちにも些細なことでとげとげしてしまう。
これはよくない。

noteを開くのさえなんだか億劫になるし、読むのも書くのも楽しくない。
前はこういう時どうやって乗り切ってたんだっけな、と考えていてふと思い出した。
前は、ざわざわしたら日記のようなものを書いてクールダウンしていたのだった。
日々の出来事をざっと洗い出すと、なんだか些細な日も捨てたもんじゃないような気持ちになる。
そもそも私が書いてることが日記に限りなく近いのだけど、読みものになるようなことを探しては書いている節がある。
そういうことを一切合切考えないで、あったことを淡々と綴る時間が大事なのだ。なんていうか、座禅みたいな感じ。

なので、長い前ふりになったけれどちょっとここ数日のことをざっと書きたい。お暇な人は読んでね。ただの3児のおかあさんの日常。

金曜日、長女の仲良しのお友達のおうちにお邪魔した。
そこのお宅にはうちの息子と、末っ子と同じ年のお子さんがいるので(しかもあちらも女子、男子、女子、配列)、遊ぶのにお互い都合がいい。
下の子も遊べるしね。
そこにさらに、おなじ姉弟配列のお友達が加わって、さらにご近所のお子さんもやってきて、子どもが10数人。託児所かなにかみたいになっていた。

友人はほんとうに心が広いおかあさんで、見習うことしかない。
これだけ子どもがしっちゃかめっちゃかしていてもちっとも慌てないし、いつも落ち着いている。
私はいったいいつもなにに慌てているのか恥ずかしくなるよ。
基本、小走り早口で営業している身の上です。

実はこの2日ほど前にもみんなで集まっていたのだけど、私はお仕事が立て込んでいて、子どもたちだけを送り出していた。
そして、この日も午前中はtodoリストの消化が終わらず、単身欠席していた。
つまり、心身ともにきゅうきゅうな1週間だったのだけど、みんなに会ったらなんだから頭がスッキリしたから不思議。
マンパワーってすごい。

夕方になったらA家とB家の各家庭の上2人を引き取って我が家でお泊りする予定だったのだけど、あいにくA家はお父さんの許可が下りず断念。台風が近づいているから何かあったらこまる、という見解。
仕方ないのでB家の2人を我が家に搬送して、お風呂、そしてごはん。
いろいろ協議していて(台風由来)帰宅がうんと遅くなってしまったので、ぱぱっとミートソースをこしらえて、スパゲティにした。息子だけがスパゲティは嫌だオムライスがいいとごねたので、ひと悶着したあと(察してください)息子の分だけオムライスをつくることで決着した。
までも、ごはんにミート―ス混ぜてたまご乗せるだけだしね。けちけちするほどのことでもないんだけど。
みんなぺろりと完食。はなまる。

みんな健やかにすぅっと寝る予定だったのだけど、21時半、B家の長女ちゃんが「帰りたい」と切ない面持ちをしていた。
彼女がシリアルが好きだというのを小耳にはさんでいたので「朝ご飯においしいシリアルを用意してるよ。ピザトーストもあるよ」と囁いたら少し笑ってしばらく目をつむったんだけれども、やはり数分後「帰りたい」と気まずそうに眼を開けた。

これ以上は酷だよね、と判断したので友人にLINEをしてお迎えを要請。
とってもやさしくて気が利く子で、末っ子がぐずついたら「絵本よもっか」と提案して、末っ子をぴたりと泣き止ませていたし、お布団を敷こうとすれば、散乱するおもちゃを率先して片付けていた。
きっととっても繊細なんだよねぇ。赤の他人の私にまでお気遣いしてもらってありがとう、あなたよりうんと大人なのに力不足でごめんね。

シリアルを小分けにして、ピザトーストと一緒に袋に入れてあげた。
これくらいしかできないもんね。

翌日の土曜日、おかあさんと一緒にこちらでお泊り完遂した弟を迎えに来てくれた彼女は、ちゃんと我儘で、ちゃんと駄々をこねていた。
よかった。
昨日、うんと頑張ったから、そのくらいでちょうどいいよね、と思ったけど、友人は辟易していたので、なにごともバランスだね、と、なんかわかったような分からなかったようなことを思ったけど、主観としてはやっぱりよかった。
(友人にはもちろん彼女の献身的なお手伝いぶりを伝えたよ)

お泊りできなかったA家のお友達がとてもさみしそうだったので、次回はぜひ実現しようね。お泊りは楽しいもんね。
なんと言っても夏休みだしね。

友人が持参してくれたコロッケと、ホットプレートでこしらえたピラフでみんなでおひるごはんにした。
がやがやとやかましく食べて、14時、長女を習い事に連れていく。レッスン場にはB家の彼女も来るのでみんなで遊びがてらぞろぞろ行くことに。
ショッピングモール内にお教室があるので、待機チームはサーティーワンでアイスタイム。

レッスンが終わったら少しモールのキッズスペースで遊んで解散。
よく遊んだ2日間だった。

日曜日は夫の実家へ。
夫の実家は三重県のうんと田舎にあって、秘境感がすごい。
以前、夫に連れていってもらってすごく印象的だった「プール」をまた見たいとお願いしたら連れていってくれた。
子どもたちは初めて見る。
このプール、プールと呼んでいるけれどプールに非ずなのだ。
がしかし、夫は小学校の授業でその「プール」で授業を受けていたというし、まぁ、プールなのだけど。
まどろっこしいのでお写真をどうぞ。

森林浴。

プールの「下流」。プールに上流と下流があるという不思議。
(ヘッダー画像もプール下流の模様)


プールの上流。

つまりこのプールは川のど真ん中であり、川を四角っぽく囲ったものがプールだったらしい。

今はもう使われていないらしく、苔むして底が茶色いけれど、以前見た時はまだ現役のプールで、きちんと清掃されており、とてもきれいだった。

子どもたちは「これがプールなの?!」と興味津々だったし、もしきれいだったら泳がせてあげたかったなぁ、とも思った。
サンショウウオかヤモリかイモリか、そんな生きものがうようよいた。

プールをみたら夫の実家へ。
義母が相変わらず私の癒しスポットすぎて元気をもらう。
近くの直売所でお昼ごはんを買ってもらってみんなでいただいた。
シャインマスカットのフルーツサンドがおいしかったな。あと手こね寿司。

「あのプールはほんとうに素敵ですよね」

と義母に話したら「え、あれが…?」と不思議な様子だった。
「水もきれいだし、木陰もあって、緑もあって、素敵じゃないですか!」と言うと、へぇ、と驚いていた。
身近な人にとっては当たり前の「プール」だからそうか、そういうものか、と思うなどした。夫がキャンプの魅力が分からないのも納得。(因みに私も分からない。町の子だけど)

お庭で水遊びをしこたまして、夕方には姪っ子たちとホットプレートの焼肉ごはんをワイワイといただいてお別れ。

帰り道に、少し遠回りをしてスペイン村の花火を見て帰った。

総じて夏休みな週末。


また読みにきてくれたらそれでもう。