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ホテルサウナが秘める可能性とポテンシャルを発掘しよう

サウナにのめり込み、情報を探すようになった頃から、アヤシイ水風呂を探す」ことの他に、考え続けてはいるけどなかなか実践できていない自分の中の課題がある。

それは、「ホテルサウナを開拓する」ということだ。

サウナイキタイ等が登場する以前のweb上の情報源が限られていた時分でも、著名なサウナ施設、銭湯、スーパー銭湯においては、もう名だたる先達たちが紹介し尽くしている印象が強かった。

そんな折、ふとしたきっかけで、「家族旅行などで宿泊していたホテルの大浴場って、そういえばサウナがあったな」と思い返し、web上を探してみたが、やはりホテルサウナ情報をまとめたサイトは出てこなかった。

この状況は逆にチャンスかもしれないと思い立ったが・・・悔しいことにほとんど開拓することができず今に至っている。

数あるホテルサウナからターゲットを選別する

ちなみに、自分の中で発掘対象となるホテルサウナ像は明確にある。

・所謂デザイナーズホテル
・2010年以降に建てられたホテル
・カプセルホテル併設のサウナ
・ロッジ、山小屋、別荘など
・極端にハイクラスなホテル(外資など)
・ドーミーイン、アパ等の大規模にチェーン展開しているビジネスホテル

上記のようなホテルを除いた、中でも70年後半~90年代前半のバブル経済期をまたぐ時代に建てられたホテルのサウナだ

どこへ宿泊しても安定してる各地のドーミーインの構造やセッティングの細かな違いをデータ収集したり紹介する、といった試みもすごくエモいと思うのだけど、自分の中で熱いのはやはりバブル期のサウナ。これが意外に大きくは着目されていない。

デザイナーズホテルについては、本格的な設備を保持している可能性も考えられるが、誰もが最初に考え付きそうというあまのじゃくな観点から除外した。

手当たり次第にホテルサウナをローラー作戦するのではなく、明確なコンセプトの元に開拓していくことに意義がある。

先日、ヨモギーさんがおすすめホテルサウナを紹介されていた。

改めて、全国のサウナ施設の情報に容易くアクセスできるようになった今に必要なことは、情報を需要ごとにカスタマイズして提供することだと常々感じていたので、明確なコンセプトがあり素敵なラインナップだと感じた。

マネしいと思う方もいるかもしれないが、「ホテルサウナ」は単純にセッティングのみならず、用途やアクセスを含めて様々な切り口が未開拓のまま野放しにされていると感じていたので、改めてその可能性を私自身の視点でも提示したいと思ったのだ。

バブル期のホテルの現存数=可能性という仮説

話を元に戻して、何故、バブル期前後のホテルサウナに魅力・可能性を感じるのか。それはもう、「採算度外視で費用を投じているかもしれない」という予感に尽きる。

規格外だったり、型破りのものが残っているんじゃないかというにおいがビンビンするからだ。

また、新規の施設(主にスーパー銭湯)やビジネスホテルによく足を運んでいる方ならピンとくると思うのだが、新しければ新しいほどに、サウナと直接的に関係していない付加サービスばかりが充実し、肝心の設備が小さくまとまっていて画一的なものが多いという現実が、私の意識を過去に逆行させてしまっていることも、そういったホテルサウナを欲する原動力になっている。

(新規の施設画一化問題については、また別途noteに書きたいと思う。)

小綺麗なんだけど無味無臭。もちろん全てがそうではないのだけれど、自分の中ではそういったイメージが新規の施設に対して強くなってしまっている。(冒頭の写真にあるS.WAVE等の例外はある)

それでは、具体的にどういったホテルが照準になるか。

大規模で、エントランスは無駄に豪華で、ロビーは広く、シャンデリアや綺麗な絨毯が敷かれている..そういったステレオタイプのホテルを第一ターゲットに考えている。

またサウナとは関係ないが、増改築を繰り返した結果、迷路のようになっている巨大なホテルも構造的な意味で萌える。(法律的にマズイとかそういうことは別問題)そういうホテルにもレアなサウナが眠っていそうな気がしてならない。

イメージ的にはTVコマーシャルでお馴染みの「ハトヤ」や「ホテル三日月」のような規模のものと同年代のホテルが、まだまだポテンシャルを秘めていると睨んでいる。

おもちゃコレクターが、田舎のおもちゃ屋さんでお宝を発掘してきたように、まだまだ魅力的なホテルサウナが現存しているはずなので、情報収集において賛同してくださる皆さんの力をぜひ貸していただきたい。

管理状態は良くないかもしれないけど、細々と生きながらえているお宝サウナがきっとあるはずだ。昔家族旅行で行った記憶、最近発見しちゃったとっておきの施設、是非とも教えて欲しい。いやください。

福島県で発掘したとっておきのホテルサウナ

※公式HPより

さらに具体的イメージを持っていただきたいので、私の発掘したお気に入りのホテルサウナを1つ紹介させていただく。

福島県いわき市にある「小名浜オーシャンホテル&ゴルフクラブ」だ。

ここは、ほぼほぼ自分のホテルのイメージ像と合致しており、またサウナ・水風呂(と外気浴)もいいバイヴスを醸し出しているので自信を持って紹介したいと思う。

観光を兼ねての訪問やアクセスを考えると、このホテルだけを目当てに行くことについて強くはオススメしないが、機会があればぜひ立ち寄っていただきたい。ホテルからタクシーで10分程度の場所に「いわき健康センター」もあるので併せて行くのもよいだろう。もちろん、ゴルフをされるサウナーにはうってつけの施設かもしれない。

まず脱衣場が広く、タオルが使い放題な点がとてもいい。

銭湯やサウナ施設で、何故か着替えのタイミングがお隣さんと被ってしまい気を使いながら着替える、なんていうことは誰しも経験があるんじゃないだろうか。そういったストレスがない。

スペースや資源を贅沢に提供している点もホテルサウナの魅力の一つだと思う。

※公式HPより

大浴場はもう「ホテルの大浴場」といった造り。洗い場と幅の広い大浴槽。シンプルでよい。浴場に入って左側にサウナ室と水風呂がある。

サウナ室は入って真正面にストーンタイプの対流型ストーブがあり、ベンチは左右対称の2段の凹型になっている。意外にありそうでない構造に思わずニンマリする。

また、内壁の木材がいい具合に年季が入っているのがたまらない。梶ヶ谷プラザホテルの熱いほうの室内の年季の入り具合と似ていると言えば伝わるだろうか。

温度は90度を少し超えるくらいで推移していて、なかなか良い感じ。肝心の水風呂は、蛇口ノンストップのかけ流しになっている。

ある意味、蛇口ノンストップでドバドバ掛け流してるのって一番贅沢な加水方法なんじゃないだろうか。こういうところも、ホテルっぽくて好きだ。

 ※公式HPより

水風呂を出てすぐ露天に出るドアがあるのだが、この先にある露天がまた絶景なのだ。

切り出した崖の上のような場所に露天風呂が位置しており、眼下には太平洋が広がっていてとてもよい眺めになっている。サンライズ/サンセットを眺めながらぜひ外気浴をしてみてほしい。

求む!ホテルサウナDIGり隊!

縛りを求めなければ、北海道をはじめとして名だたる宿泊施設の良サウナはたくさんあるし、最近はAirbnbでも個人所有の物件のサウナなんかも登場している。

けれども、自分は敢えて有名な観光地や温泉地に必ず1つはあるようなホテルのサウナにこだわりたい。

しかし、とても1人の力ではそれらの日本全国の情報を集められそうもない。小名浜オーシャンホテルも、実は公式HPではほとんどサウナを推していない。

そういう意味でも、RPGゲームの隠しアイテムよろしく経営側も認識していないような隠れサウナがまだまだあると思うのだ。

もう一度のお願いなのだが、情報提供してもいいよ、という方がいらっしゃれば、是非ともお願いしたい。レアグルーヴの7inchを発掘するような感覚で情報整理をしませんか。

バブル期のサウナ掘り起こしの他にも、ホテルサウナ関連で着手したいことが実はまだまだある。

例えば、趣向が正反対なのだけれど「星野リゾート関連施設全てのサウナデータ収集」についても、案外需要があるのではと考えていて密かにコツコツ記録している。ニッチ過ぎて誰もやらなそうなことを、カタチにすることが楽しくて仕方ない。

情報を交換し合うに至らなくても、サウナにはまだまだ無数に楽しむ余地のあるオモシロイ視点や切り口があるよ、という思いを少しでも感じとっていただけることができたら嬉しい。

どんな著名なインフルエンサーが現れて、彼らがサウナ情報の消費スピードを加速させようとも、私がサウナに飽きてしまうのはまだまだ先の未来になりそうだ。


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ぷいぞう

サウナ好きすぎる会社員。サウナに関するコラムを書きます。写真はロシアで訪問した個人宅バーニャの池です。 外気温ー10℃、水温0℃

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