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ライターが後出しレギュレーションを出された場合の正しい対処方法!追加費用を求めるタイミングや相場はいくら?

クライアントから依頼通りに納品したのに、追加で聞いていなかったレギュレーションを足され「このレギュレーションを守って修正し、再提出してほしい」などと言われてしまったら、どうすれば良いのでしょうか?

もちろん当初から聞いていたレギュレーションを見落としたなら、ライター側の過失なので修正が必要ですが、後出しレギュレーションだった場合、対応の必要があるのでしょうか?

このようなケースでは、以下のようないろいろな問題が発生します。
① 修正依頼を断っても良いのか
② 修正に応じる場合に追加費用を請求できるのか
③ 追加費用を求めるとすればタイミングはいつまでか
④ 追加費用の金額はどのくらいにすべきか

特に追加費用を求める場合には、一定時期までに請求しないとこちらが「後出し」となってしまい、請求できなくなる可能性も高くなるので注意が必要です。

今回は、クライアントから後出しレギュレーションを出されたときの正しい対処方法を説明します。


・そもそも後出しレギュレーションの修正に応じる必要があるのか
・断るべきか追加費用を請求すべきか
・いつまでに追加費用を請求しなければならないのか(追加費用を請求できなくなるパターンがあるので要注意です)
・追加費用の金額の決め方や相場

さらにクライアントへ追加費用を要求するとき、そのまま使えるメッセージ文のテンプレートも載せておくので、ご自由にコピーしてお使い下さい。

ライターをするなら知っておいて損のない知識と言えるでしょうから是非ともお読み下さいね。さっそく順番にみていきましょう。

1. 後出しレギュレーションに対応すべき義務があるのか?


納品後にクライアントから後出しで「こちらの事項も守ってほしい」などと「後出しレギュレーション」を出されたとき、ライターには対応する義務があるのでしょうか?

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17歳で重度の拒食症(摂食障害) 25年間苦しみ続けてきました。 必死で勉強して弁護士になりましたが病気が悪化して廃業 その後、在宅ライターになりましたが命の危機もあって入院中です 毎日入院日記を投稿中 よかったら闘病生活のサポート、お願いいたしますm(_ _)m