つい先日、といっても2月半ば頃だが、大学時代4年間育った長野県まで旅行をしてきた。メンバーは、兵庫からはるばる名古屋まで新幹線に乗ってきてくれた奈緒ちゃん。夏に彼女に会いに兵庫県まで足を伸ばしたのだが、その時案内してもらった淡路島がとっっっても楽しくて、そのお礼ではないけれどお返しとして私の大好きな長野を案内しよう！という企画である。

私の4年間の思い出の場所を案内するツアーだったが、1番行きたかったところは私が行ったことのないカフェである。

それが、栞日(しおりび)さん。

松本駅からびゃーっと真っ直ぐに言ってあがたの森に突き当たるまでの道にあるお店だ。(わかる人にしかわからない言い方しかできなくてごめんなさい)

InstagramやTwitterで松本市カフェって検索すると出てくる、とりあえずお洒落ーなカフェなんだ。大阪の枚方T-SITEの写真をInstagramで見て、いいなぁと思っていたそこのあなた！めちゃくちゃギューッとしたT-SITEが長野県松本市深志にはある。

ひとつ注意なのが駐車場の分からなさ。私は駐車場がよく分からず、一通の道を苦労しました。車で行くことはあまりおすすめしない。私は帰り、駐車場から出るのに15分はかかった。奈緒ちゃんにガソリンスタンドのお兄さん並みに「バック、オーライ」を繰り返させてしまった。
松本観光するならば、とりあえず歩こう！歩けない距離ではないはずです。本当に、駅から大きい道をびゃーって行くだけ。(本日2回目)

強気なカレー

ちょうどお昼に行ったので、ここで昼食をとることにした。食事系メニューはただ1つ。「本日のカレー」のみ。

個人的に私はこういう強気メニューが好きです。ただ、それが食べたい！って時に限るけれども。いや、そうでなくても好きかもしれない。ありすぎると迷いに迷って、「そもそも昼食ごときでこんなに長考する必要はあるのだろうか。考えているだけで疲れた。もうご飯を食べる体力気力が残っていない」なんてお店をあとしたくなる。

その日食べた本日のカレー。
ドロドロしたカレーに素揚げした野菜が浮かんでいた。「何カレーだろう？キーマカレー？」と悩む奈緒ちゃんに「いや、キーマカレーってひき肉だよね、これは...野菜？わかんないけど。私、こういう種類のカレーは食べたことないかも。」答えすら出さない私。一口食べて一言、「わからん。でも美味しい。」目の前で奈緒ちゃんも、「うわ、本当だ。食べてもわからないけれども美味しい！」

食の経験値もなく、ボキャブラリーもない私が出した答えは「よく分からないけれども美味しいカレー」である。最低な枕詞だ。ちなみに懐かしさは感じない。ほんと「あ、どうもはじめまして」感満載のカレー。

疑わしいかもしれないが、本当に美味しいです！家では絶対食べられないカレー。ドロドロしたうま味の正体は野菜だとは思うのですが、引き出し方がすごい。
「野菜野菜野菜ー」と強い主張が来たと思えば、ふらっと「どうもスパイスでぇーす」とスパイスが奥からやってくる。辛いスパイスではなく、何種類が混ぜたら美味しくなりましたのスパイス、すごい。

体育会系(柔道部とかそのへんを想像してください)の野菜軍団に、チャラついたインカレテニスサークルのスパイスたち(悪口ではないです)。

これぞまさに！カレーライスの都会の大学や～！

本当によくわからない。ごめんなさい。でもめちゃくちゃ美味しい。私はド田舎の大学出身なのでインカレサークル憧れが強いです。嫉妬だと思って！！！(切実)

写真集だったり、詩集だったり、なんか設計図集だったり雑誌だったり。サンプルを見るだけで温かい気持ちになる。「こういう写真撮りたいね。」「お父さんがとった家族写真だって素敵だね」「エモいねぇ。」

カメラ好き(私と奈緒ちゃんはこの枠)もカレー好きも長野県松本市に旅行で訪れる人も訪れてくれたらいいなぁと思います。

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