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キッス推しの私が、どっぷりクィーンにハマった❗️はなし。

私が小学5、6年生の頃、洋楽はベイシティローラーズ、キッス、クィーン、エアロスミスなんかが人気だった。
ベイシティローラーズも好きだったが、一番ハマったのはキッスだった。
ミュージックライフはクィーン惜しで、人気があったけど、アメコミ好きな小学生にキッスは最高のビジュアルだった。

正直、クィーンにはあまり興味がなかった。しかし、大人になり映画「ボヘミアン・ラプソディー」を観て最後に涙するほど感動してから私のクィーンへの興味は一気に広がっていた。

そんな私が、「クィーンを語る」講座に行くことになった。
講師はクィーン研究家石角さんだ。
彼は私の先輩だから少し安心しつつも、会場に行くと明らかに私と年齢が近いマダムを中心に男性も含め約40名くらいの人が参加していた。
満員御礼状態だ。
クィーンTシャツだったり、カバンにブライアン様がプリントされていたり、コアなファンの中に、一人で場違いな感じになっていたが、講座がはじまると、あまりにも面白くて、2時間があっという間だった。

今回は、ロンドン在住で「クィーン聖地ツアー」をされている、
トラベルアシスタント 佐久間 英康さんがゲストだった。
もちろん佐久間さんもクィーンファン。

さっそく、気持ちはロンドンのクィーン聖地めぐりへ

まずは、フェルサムエリア
フレディの実家があった場所。
実家は空港の近くでインド人が多い場所だったらしい。映画でもフレディは空港でバイトしていたしね。
ロンドンも、京都の町家再生みたいに古い建物を再生して使っているらしい。
この実家は、2016年にブループラークが立てられたことや、近所に
ブライアンが10代まで住んでいた家があったことなど知らないはなしばかりだった。

次は、ケンジントンエリア
クィーンメンバーの四人がシェアした家や、フレディの初めて買った家、最後の家のガーデンロッヂなどもある。
なぜかこのエリアは、かなり狭い範囲に聖地が集まっている。全てが徒歩距離だ。
クィーンメンバー、とくにフレディはめんどくさがりだったのか?

デビューする前にケンジントンマーケットで、フレディとロジャーが雑貨屋をしていて、当初はクィーンのアルバムも売っていたそうだ。

クィーンは、フレディがつけたバンド名だけど、あの当時「クィーン」は「女王」じゃなくドラッグクィーン的なイメージだったからブライアンやロジャーから反対されたそうだ。
しかもあのロゴはフレディ作で、後から加入したくせになかなかの活躍ぶりだ。

初めてのライブは、ブライアンの大学の学生会館。
その会館では、デヴィッドボーイやジミヘンも演奏したそうだ。

HEAVENは初のゲイクラブで、今はライブ会場になっている。ここでフレディはジムハットンに出会った。

初めてのミュージックライフの取材ではブライアンが入院中でいなかったが、本人は自分がクビにはるんじゃないかと、不安だったらしい。
講師いわく、あの当時の曲は暗いらしい。

レコーディングのギターは、ジョンが変わりに弾いてたらしく、初めてジョンが作った曲にはジョンのギターが入っているらしい。

トライデントスタジオで「戦慄の王女」を録音したが、当時唯一の8トラックだったらしく、人気スタジオで、当時の事務所がケチでスタジオの空き時間に入って制作させられたから、かなり期間がかかったそうだ。
しかし、このスタジオ2011年にはまだあったが、コロナの間に無くなったそうだ。。

マーキークラブで72年の12月にコンベンションライブをやったクィーン。ファーストアルバムの写真はここで撮影したもの。
ここを通過しないと有名になれないといわれているライブハウスで、やらなかったのはビートルズだけだそうだ。

ドミニオンシアター
ミュージカル 「タイム」の歌をうたったフレディ。
観客の前で歌ったのはそれが最後になり、ブリット・アワーズ(日本で言うところのレコ大みたいなもの)があり、カメラの前に立った最後劇場も、ココだったらしい。
そして、
「ありがとうございます。お休みなさい」が最後の言葉だったそうだ。

クィーンの映画を見た人なら、「あ~、あれな❗️」と共感すること間違いなしのクィーン聖地巡り。

左:佐久間さん   右:石角さん

今回の講座を受講して、なんだか、クィーンが、すごく身近な存在になった。
実際にロンドンに行ったわけではないけれど、行った気分を味わえた。ロンドンに行くことがあれば、聖地巡礼してみたいと思った。
私もいつの間にかクィーンのうんちくを語れるようになったみたいだ。

クィーン好きさんは、もちろん、私みたいなただのロックファンでも、純粋に楽しめる内容だった。

京都は次回5月にあるらしい。

次はどんなクィーンに会えるのか楽しみだ。

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