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つよく、なるためには。 石川善樹さん×森内俊之さん #noteフェス

つよく、なるためには。何をすると人間は強くなる?今回のセッションテーマ、「上手くなる方法と、強くなる方法」を予防医学者石川善樹さんと将棋棋士の森内俊之九段のお話から学んだことを記します。

noteクリエイターフェスティバルnoteフェスサポーターとして参加しています。9/2〜4の4日間のセッションを、毎日レポート記事を上げています。

ちなみに「つよく」というフレーズを聞くと「ツヨクツヨク」を思い浮かべます。

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note加藤さん「そもそも将棋が強いってどういう状況?」
✔️大局観が良い
✔️読みが良い
✔️持久力がある体力と、根性がある

史上最年少で四段昇段の藤井聡太棋士は、
「①読みの部分が優れている。」「②コンピューターの力を使ってよく検証している」「計算能力が高い。」、そして「③直感も良い。」
note加藤さん「スキがありませんね。」

「人の脳の活動は3種類に分けられるんですよ。」

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直感 [出す] ・大局観 [絞る] ・ 論理 [決める]

この3つのモードを行ったり来たりできる人がクリエイティブ。
普通の人は大体1つしか使っていない。
「(これらの要素の)1つしか持てない人はチームを組んだ方が良いですね。」笑

特に重要なのが、真ん中の部分です。
真ん中の大局観をうまく活性化できる人が、[直感]と、[論理] を行ったり来たりできる人です。

コンピューターは一見論理が凄そうだけれど、実際、コンピューターは大局観が優れている。裏付けを見て人間の大局観は向上していく。(→コンピューター処理は裏付けがあるから大局観が優れている、ということかな?)


大局観・・・俯瞰とディテール。俯瞰とディテールを行ったり来たりできる人が大局観が優れている。

ちなみにスティーブ・ジョブズは俯瞰とディテール両方の人。大きなアップルの流れを見れるし、且つディテールもめちゃくちゃ細かい。

今の流れ[時代]をディテールで見れる人と、[歴史]的な流れで俯瞰的に見れる人。
時代歴史を見れる人は、大局観に優れている。

自分は時代に名を残したいのか?歴史に名を残したいのか?


森内九段「長い間活躍する棋士はオールラウンドプレイヤー」
「好奇心旺盛な人が活躍している。」

・・・棋士の技術の向上の話で言うと、オールラウンドよりも、一戦法を突きつけた方が上手くなるが、勝負の時は相手にも寄るので、オールラウンドが活躍。

伸び悩みについて。
「伸び悩みは、飽きている。
何に飽きているのか。
うまくならない、強くならない自分に飽きている。」

何がいけないのか?自分の取り組みが悪い。

上手くなること、強くなることに目的を置くのを一回やめる。
発見にアプローチを変える。小さな発見を一つずつ積み重ねていくこと。

石川さん「上手くなる、強くなることは、守破離みたいなこと。」

はじめは定石で勉強。
ある程度で自分らしさを出すために離れる。どう離れるのか。
WebでもPVを取るのに定石があるが、みんながそれをし出したら?
石川善樹さん「個性を出すには、強くなることじゃないことをしなきゃいけないかも。」

羽生善治棋士「勝ち負けが重要だったらじゃんけんで良いのではないか」

AIの勝ち負けに興味が湧かないのは、個性やストーリーを感じないから。

✔️将棋は勝ち負けのフィードバックが入るから強くなる。
✔️将棋は感想戦で一手一手に関して良い手・悪い手のフィードバッグがあるから強くなる。
✔️締め切りがあるから強くなる。

研究者も、教授になるには審査がある。
教授審査の締め切りが近づくほど、生産性が上がる。

締め切りが近づくと生産性が上がる話は、noteのお題フェスでも締め切りに近づくにつれ応募数が増えるという検証記事がありました。

感情とアイデアの関係

✔️ポジティブな感情とネガティブな感情を行き来できる人がクリエイティビティが高い。幸福度が高い。
✔️感情を行き来するのは疲れる。
✔️ネガティブ感情は視野を狭める。
✔️ポジティブ感情は視野を広げる。
→ポジティブモードに入れれば、大局観モード(俯瞰&ディテールの行き来)に入れる。

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