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結局レッスンっていつまで習えばいいの?

レッスンを取ってみたいけど、効果あるのかな?
結局いつまで続ければいいのかな?

人に物事を教わるのって実は結構勇気がいる行為ですよね。
自らの無知を曝け出すことに抵抗感がある方もいらっしゃると思います!
この記事では生徒の目線で「どこまで、いつまで」
レッスンを習い続けることが効果的なのか語っていきます!

なかなかレッスン講師はこういう話をし辛いですからね。
私も講師業務を行う身としては、生徒さんは大事なお客さんであると同時に
いつか自分の元を離れるまで成長してほしいと考えています。
この二つって実は矛盾しているようで、一貫性があるんですけど、、、
と、そういう教室運営などのお話は講師向けの記事となってしまうので今回はスキップさせていただきます。

この記事はこちらの動画のテキスト版(補完Ver)です!

レッスンって結局いつまで続けるべきなのか

レッスンって結局いつまで続けるべきなのか
言い換えると、独り立ちするタイミングっていつなのか?という話です。
これがわからないことで、レッスンを受けるか悩んでいるかたもいるんじゃないでしょうかそれでは語っていきます!

レッスンの受け方は人によって違う

人によってレッスンをとる目的は”全然”違うということを整理させてください。
レッスンを受けること自体が楽しい人もいれば
レッスンを受けることで上達していく俺カッケーというのが好きな人もいると思うんです。
その2名の方の価値観て、そもそも全くの別のものなので、同じテーブルで議論する意味はないとい思うんです。

この記事を見ている方は、おそらく

・早く上手くなりたいからレッスンを受けたい
・レッスン代って結構高いなぁ
・でも上手くなりたい!

そんな悩みを持っていらっしゃる方が多いのではないかと思うんです。
今回は、そういう方へ向けた記事となります

結論から言います
レッスンは「セルフティーチング」ができるようになるまでは、やったほうがいいと思います。

セルフティーチングとは

自分自身が生徒と先生の2役になって、自分自身に指導すること

つまり練習のフィードバックが自分自身で、できるようになることですね

・自分の欠点を見つける方法、技術を身につける
・それに対する的確な練習メニューを作成する

これができるようになるまでは、レッスンを受けたほうが効率がいいと思います

当たり前と言えば当たり前なんですけどね。
なぜそう感じるのか、具体的に説明します

セルフティーチングを習得できるまでレッスンを続けるべき理由

理由は主に2つ
・結果的にコスパがいい
・楽しい連鎖が生まれやすくなる
この記事では主にコスパの話をします!

まず、練習に終わりはありません。
どんなに上手い人も練習しています!
レジェンド級にめちゃくちゃ上手い人で
「いやー俺、練習してないわー」とか言ってる人も練習してます!

そういう人は音楽を聞くだけで練習になっちゃうぐらい基礎力が身についてしまっているんです。なので一般に練習してないように見えるってだけで、実際には、生きてるだけで練習してるくらいになってるってことなんです。
オートで経験値が入ってる状態です。

そんな領域に到達するまでレッスンをとり続けるわけにはいかないですよね。
つまり、終わりのないレッスンにも終止符を打たないといけないわけです
そこで、レッスンのコスパという概念が生まれるんですけど

完全に独学をするとフィードバックのやり方を模索するところから始まるんです。
この作業が最も効率が悪いんですよね

練習を、積み木に例えちゃっていいですか?
積み木ってのは、どのパーツをどんな順番で積んでいくかの試行錯誤です。

最初に球体をドンって置いてその上に、プルプル手を震えさせながら三角柱を載せられたとして、そしたらめちゃくちゃバランスの悪い積み木が出来上がってしまいますよね。
積み重ねるために時間を割いて上手くいったとしても、そのバランスの悪い積み木に、次に何重ねますか?
そう遠くない未来に限界が来てしまいますよね。

レッスンでフィードバックのやりかたを知るというのは
この積み木をどの順番で積むかを考える能力、そして適した積み木がない場合に
自分で積み木を作って行く能力みたいなものなんですね。

知識がなかったら、思いついた練習方法(今持っている積み木)で積み重ねて行くしかありませんが
知識があれば、新しい練習方法を作ることができますよね。

講師の方は、まずはリズム感だとか、音感だとかいうわけですよ。
積み木でいうと、大きい立方体を作るために
・まずデカイ木を探して
・切って
・でかい立方体を作って
・やすりをかけてみましょう

みたいな感じですよ。
で、その練習というのが、初心者からすると一見遠回りなように、見えたり聞こえてしまうんですよ。

え?とりあえずここにある積み木から積んじゃいましょうよ!

そう思っちゃうんですよ

けど、それは自分で作った積み木(練習メニュー)じゃないでしょ?

木材を探して加工して、やすりをかける、そういう一見、遠回りに感じることの中に、問題解決方法が詰まっていたりするんです。

・課題はなにか
・なんでその練習をするのか
・その練習をすることで身に付く技術はなんなのか

その傾向と対策が自分で掴めるようになるまではレッスンを取ったほうがいいと思います!

言い換えると、これさえできれば世の中に溢れかえる無料の教材から
自分に必要な知識はなにかを見つけることができるようになります!

これは、初心者だけの話じゃなくて、より専門的な技術を身につけたいけど
なにがどうなっているか、さっぱりわからん!
あるあるなのは、ストリングスのアレンジってどうやるの?とかですかね。
そういう中上級者の方も、こういうレッスンのとりかたをするべきだと思います。

上手な方は、同じような考え方でレッスンを取っていると思います。

講師の方が提案する練習メニューはセルフフィードバックを行う上で、大事な考え方が詰まっているんです。
※そうでないレッスンだと感じたら、別の先生を探してみてもいいと思います。

この部分を蔑ろにして、レッスンを取っても上達に時間がかかってしまいます。
余計な教材を買ってしまったり、効果が薄い練習をしてしまう可能性があがるとおもうんです。

自分自身で発見することは何よりの楽しみですので、まぁそれも一興ではあるんですけどね。

5年後、10年後を想像して、あれ?自分、基礎が足りてないなぁって気が付いた時に、まぁいいかと思える性格なのか、めっちゃ後悔する性格なのか
そういう自分の性格なども加味しながら、レッスンとは向き合っていきたいものだなぁと思います!

自分で自分の欠点に気がついて、それを軌道修正できること
これを目標にレッスンを受けると、練習が実を結ぶと思います!

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