見出し画像

日本がタトゥーに慣れたら

ラグビーが盛り上がっていますね。自分も今日リアルタイムで(銭湯のテレビで)観ているのですが、ルールはさっぱりわからんけど激しくてかっこいいですね(語彙力)。

来日しているサモアの代表選手は、母国の風習であるタトゥーを隠すようにしているのだそうです。日本ではタトゥーは反社会的な態度を象徴するもので、露出するのは相応しくない、とのこと。

日本の事情に配慮してくださっているのは非常にありがたいのですが、サモアの人たちからすれば立派な地元の文化であるわけで、ニュースではサモアの選手の配慮が素晴らしい、というふうに言われていたのですが、その匙加減は難しいところだなあと思いました。

自分はタトゥーに関しては別に入れても入れなくてもその人の勝手だと思っているし、自分では一生ずっと入れないと思うけど、それは思想が云々とかというより、ただ単に痛いのイヤというだけです。

だけどやっぱり、ヤクザあるいはアナーキーな部類の人たちが入れるものという印象があるので、まれに電車内でタトゥーがバリバリな人を見かけるとできるだけ距離を置くし、銭湯ですれ違ったらまあ普通にビビるでしょうね。

ただ、これはもしかしたら、慣れていないだけ、ということもあり得るのかもしれない。

たとえば昔は髪を染めている奴は、基本的にイコール不良だったわけじゃないですか。でも今は茶髪や金髪なんて普通なわけで、若者じゃなくておじさんでもいたりする。

ピアスにしたって、かつては男が開けていたら不良と認識されるのが一般的だったけど、今はWEGOとかで安いものが売られているので、どちらかというとオシャレの一環みたいな感じになっている。

タトゥーだって、ヤクザのイメージだけでなく、れっきとした文化としてもっと日本で広く浸透したら、ただ感じが悪いだけのものではなくなるかもしれない。サモアの人たちが隠す必要もなくなるのかもしれない。

別にタトゥーや金髪やピアスを称賛する気持ちはないし、日本がタトゥーに溢れてほしいとは全く願いませんが、ふとそういうことを考えました。

ちなみに自分は一瞬だけ金髪にしたことがありますがもう二度とやりません。絶望的に似合わなかったので……。ピアス?耳に穴が空くとか想像しただけで無理。基本的に根性がないのです。

で、これを書いていたら試合が終わりました。おめでとうございます!あと今日はサモアじゃなくてスコットランド戦でした(ちゃんと観ろ)。

サウナはたのしい。