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ぷらぷらり日記 2021.10.13 JR芦原橋駅周辺

久しぶりの散歩日記です。今日は大阪環状線の芦原橋駅へとやってきました。

なぜ芦原橋駅へやってきたかというと、単純にこの駅で下りたことがない、というのがひとつ。


大阪環状線の全19駅の中で最も影が薄い駅、という不名誉すぎる烙印を捺されてしまったということで、逆に気になってしまったのです。

というわけで下りましたが、駅舎はまあ……、床のヒビ割れはあるけど、おおむね綺麗ですね。

この椅子の多さはなかなかである。片側車線のプラットフォームだけで40席もある。反対車線も、同じ配置で同じ数の椅子がある模様。さらに階段を下りた先にも3人掛けの椅子が2つ。

ということで、なんと計86席。これ、そこそこ大きめのマクドナルドと同じくらいの席数なんじゃなかろうか。

さっそく、芦原橋駅で電車待ちをするときは高確率で座れる、という有益な情報を得ました。みんな、もっと芦原橋駅を利用しよう。椅子が多いぞ。

駅を出てすぐのところに100円自販機。Yamazakiのものである。Yamazakiってあの、パンとかサンドイッチとか作っている有名なヤマザキさんなんですかね?それとも同姓なだけで関係ない方なのでしょうか?

これと同じものは過去に京都市内でも見たことがあるんですよね……。あのヤマザキさんは90円のオレンジソーダを売るだろうか……?

あ、いま写真を見返したら37円のコーヒーがある……。くそっ、こんなにもおいしそう(※関西弁における意味でのおいしそう)なものを見落としていたとは不覚。

芦原橋駅で下りた、もうひとつの理由。ていうかまあ、こっちがメインですわな。銭湯ですよ。

ヘルシー温泉タテバ。  

外観がどこかのホテルのようで、1階が駐車場で暖簾が出ているわけでもないので、一見では銭湯というよりも宿泊施設っぽいですね。難波に近いところに建っているから、余計にそう思うのかも。


浴室には地獄風呂というものがありまして、これはもう、半端じゃなく熱い。

ダチョウ倶楽部の上島さんの「押すなよ!絶対に押すなよ!」ネタで有名な熱湯風呂は45度だったそうですが、あれを超えていると思う。

45度というのは芸人がいちばんリアクションを取りやすい温度設定らしく、それ以上にしてしまうと熱すぎて面白いことが言えなくなってしまうそうですが、この地獄風呂、リアクションすら取れない。ただ無心に黙って身体を引き抜くしかなくなる。

幸い、横の電気風呂の一部が足湯のようになっているので、そこで軽くクールダウンできます。さて、次は電気を……と気を抜いたら、これがまた、恐ろしく強い。地獄にはいちおう一瞬だけ肩まで浸かれたが、こっちは浸かることすら無理だった。

なんなんだ。ここはマゾヒスト向けゾーン?ドMさに自信のある方はお試しください。


向かい側にはエアロビバスなる浴槽があり、懸垂棒?みたいなよくわかんない形状の柱が設置されてします。

どうもこれ、ぶら下がり棒っぽいのですが、成人男性が毛の生えた棒をぶら下げながら棒にぶら下がるというのはどうにも羞恥心が芽生えてしまい、あえなく断念。

水風呂はドアを超えた半露天エリアにあるのですが、内湯の地獄風呂と対になるようなノリで、極楽風呂と銘打たれています。

基本的にストロングに熱い湯船があるところは水風呂もストロングに冷たいのですが、予想どおり、この水風呂がまた刺激的。ととのう。

隣のぬるめの風呂でじんわりと身体を慣らして、強すぎず弱すぎない良い塩梅のエステバスでキメる。


脱衣場を出ると広い休憩スペースがあり、漫画がたくさん置いてありました。鬼滅が全巻ある。

日焼けサロンも経営しているそうです。そして、朝の5時まで開いているというのが凄まじい。

偶数日と奇数日とで男湯と女湯が入れ替わるのだそうです。また行かなきゃ。

さて、タテバ(立葉)は浪速区ということで、浪速区の中心であり大阪の繁華街である難波まではそう遠くなく、地下鉄四つ橋線のなんば駅の出入口まで徒歩10分くらいで行けちゃったりします。

地下鉄の多くの路線と繋がっており、なおかつ南海電車や阪神電車にワープできるなんば駅がこんな至近距離にあったら、そりゃあ芦原橋駅は使われんわな。

そんななんば駅の裏側はオサレな建物だらけ。心斎橋からなんばの間を行き来したことは何度もあるが、芦原橋の方向からなんばを見たのは初めてだ。

なんばセントラルプラザリバーガーデンという、25階建ての高層マンション。よそさまの生活を撮るのはいかがなものかということで、表側ではなく裏側を。大通りから見える外観だけ。  

ていうかすごい絶妙な立地に作ったな……。大阪の主要駅のひとつであるなんば駅に家からすぐに行けて、なおかつ、ここは難波でありながら繁華街の反対側にあるので静かなんですよね……。


住みてえなここ。ヘルシー温泉タテバにすぐ行けるし。


おまけ。いつ頃に廃業なさったのかはわかりませんが、ここまで渋みを帯びていたらもうこれは芸術なんじゃないかという気がしてきた。

おまけ2。この作風のラクガキは大阪府内のいたるところで見かけるのですが、なんかバンクシー的な人がいるのか?

サウナはたのしい。