閑話休題⑪「ここ十年ぐらいで最高のゲームに出会えた話」

やったぜ。 投稿者:変態糞ゲーマー (4月17日(金))

先月の4月11日に友人のゲーム好きのにいちゃんとわし(38歳)の2人で、県北にあるうちの事務所の中で例のゲーム機を譲り受けたぜ。


今日は明日が雨なんで、家電屋でしこたま周辺機器とダウンロードでゲームソフトを買ってから、コロナ騒ぎで滅多に出掛けられないからひさびさに据え置きゲーム機でやりはじめたんや。

息子が欲しがったマリオカートと、最初から本体に入っていたファイアーエムブレムと、よその子が遊びに来たとき用にスーパーボンバーマンRの3本をダウンロードで入れあった。

まずは息子とマリオカートをやり始めてしばらくしたら、力みすぎて手の親指がひくひくして来るし、カメのこうらがぶつける相手を求めて車の周りでぐるぐるしている。

息子にわしの後ろを走らせながら、先頭の車を追いかけてたら、先に先頭を走るドンキーコングの兄ちゃんがわしの車にバナナをドバーっと出して来た。

それと同時にわしもこうらを出したんや。もう、お互いアイテムまみれや、みんなで出したアイテムをお互いの車にぶつけ合ったり、CPUの車が雷を落としたりした。ああ^~たまらねえぜ。

しばらくドリフトしまくってからミニターボをしあうともう気が狂う程気持ちええんじゃ。

先頭のカメのおっさんの車にわしのこうらを突うずるっ込んでやると、グルグルして気持ちが良い。
最後尾の息子もキラーをつかって居る。

手汗まみれのコントローラーを掻きながら、思い切り加速したんや。
それからは、もうめちゃくちゃに走り回り、アイテムをぶつけ合い、二回も先頭でゴールした。もう一度やりたいぜ。

やはり大勢でゲームをやると最高やで。こんな、変態親父とゲームあそびしないか。
ああ^~早くこうらまみれになろうぜ。

広島の県北であえる奴なら最高や。わしは195*110*38,や。
こうらまみれでやりたいやつ、至急、メールくれや。部屋着姿のままゲームして、アイテムだらけでやろうや。

という訳で、我が家にもようやくあのゲーム機がやってまいりました。ゲーマーの友人Kくん、本当にありがとう…ありがとう…。ウレシイ…(ニチニチ)

最近はゲーマーとしての腕も錆び付いてきて、まとまって時間も取れないから据え置きゲーム機からは遠ざかっていたけど、携帯ゲーム機としても使えるNintendo Switchのおかげで、ゲーマーの血が再燃してきました。

中でも最初からKくんが本体に入れてくれてたファイアーエムブレム風花雪月(以下、FE)がめっちゃ面白くて、空き時間の全てを注ぎ込んでいたら、気がつけば一週間経たずにプレイ時間が20時間を超えていて、また西野カナみたいに震える。

ちなみに、僕は主人公に名前を付けられる時は男なら「ティムポ」「肉欲 棒太郎」、女なら「おまめこ」で統一しています。小学生の時なら迷わず自分の名前の「ヒロタカ」にしていたけど、僕も成長したもんだ。

ここからはゲーマーの人にしか伝わらない話になるので、SRPG(シミュレーションロールプレイングゲーム)に興味のない方は帰ってください。

FEを最後にやったのは、中学生の時、当時のゲーマーの友人から貸してもらった「聖戦の系譜」だったんで、僕の中ではFEって面白いけど難しいゲームだね、ってイメージがあったんだけど、そもそもSRPGってどんなジャンルのゲームよ?って人のために説明します。

要するに将棋とかチェスみたいな盤面ゲームです。自軍の駒を進めて敵の駒と戦い、基本的に相手を全滅させれば勝ち、というゲームです。分かりやすいね。

ところがこれがゲーム機になると、自軍の駒が敵を倒す度に少しずつ成長していきます。簡単に言うと、最初は将棋の歩しか持ってない状態からスタートして、ゲームを進めて行くうちに駒が成長して、最終的には自軍の駒が全員飛車、角みたいな俺ツエー!が出来る爽快感バツグンのゲームです。

よくあるSRPGだと、自軍の駒がやられても次のステージに進めば何事もなかったように復活してるんですが、FEシリーズはやられた駒は基本的に死亡します。つまり、永久に帰ってきません。

これがFEシリーズが「手ごわいシミュレーション」とメーカーが自分で宣伝してる最大の理由です。厳しいね。

ところが今作の風花雪月ではカジュアルモードなる素人でも楽しめる駒が死亡しないモードがあって、これのおかげで自軍の駒をドンドン敵にぶつけて行けて、ストレスフリーです。

それでストーリーがめっちゃ面白い。主人公はとある理由で放浪の傭兵生活をしていたんだけど、ひょんなきっかけで大きな三大勢力のそれぞれの次期党首が通う士官学校の教員となって、三つのうちのどれか一つのクラスの担任になって物語が進んでいきます。

そして最終的にその選んだクラスの生徒たちと共に、それ以外の勢力との三国志の様な三つ巴の大戦に巻き込まれていきます。

同じ学校で仲良く学んだ生徒同士がそれぞれの立場から仕方なく殺し合う、戦争の本質のようなものが伝わってくる壮大なストーリーです。

ということは、必然的にどのクラスを選ぶかでストーリーも変わってくるので、最低でも三周は楽しめる作りとなっています。(ダウンロードコンテンツやルート選択によっては実質五周)

まだ僕は一周目のストーリーの半分も行ってないのに、まだこれから四周も楽しめるかと思ったら、喜びで西野カナみたいにまたまた震える。

次いで、育成の自由度が高い。今までのFEシリーズだと、例えば魔法使い系のユニット(駒)は最強の魔法使いを目指して成長させるのが基本だったけど、今回は主人公が教員だということもあってか、クラスの生徒の育成がほぼ自由。
剣士として育てつつも魔法使いとして育てたり、重装兵のキャラをドラゴン乗りにしてみたり、やりたい放題。どんなユニットを育成しようかめちゃくちゃ悩む。正解をプレイヤーの手に委ねているのが正解。深い。

最後に生徒たちの個性がすごい。全員キャラが立ってる。登場人物の相関図書いたらえらいことになるわ。生徒を育成していく途中でキャラ同士の絆が深まっていくんだけど、どんなキャラ同士でもやり取りが用意してあって、しかもフルボイス。どうやって収録したんだこれ。

ああ…いいゲームに出会えた…。コロナ騒ぎで外出出来ないこのタイミングで、最高の楽しみができました。ゲームの神様、ありがとう…。

念願のNintendo Switchが手元に届いてテンション上がりすぎて、本体とゲームソフトと周辺機器で1日で七万ぐらい使ってしまったので、今週は馬車馬のように働いておりました。この巨人は、来月のカードの請求を無事乗り切る事が出来るでしょうか。

それでは、僕はゲームの教員生活に戻りますので、ご縁があったらまたお会いしましょう。オゥ・ルヴォアール!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?