中高生のみなさんへ─どんなきもちもあっていい

私は看護師で長く精神科の病院や診療所で働いてきて、今は、イラストを描く特技を生かして、絵本やウェブサイトのページを作ったりしています。例えば、親がメンタルの不調を抱えているとか、そういうときの情報を発信しています。中高生のみなさんへ、というページをつくる中で考えたことを書きます。サイトへのリンクはこの記事の一番下にあります。

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中学校、高校生の年代はいろいろな変化の時期です。
からだの中は大人へのからだに変化し、気持ちも複雑であいまいな気持ちの幅がぐんぐん広がります。行動範囲が広がり新しい人間関係が始まります。その中で自分はどんな振る舞いをしたらいいのか悩[なや]んだり、自分の家とまわりの家のちがい、親子関係のちがいに気づける視点が広がります。

自分だけがなんで?どうして?
やり場のない怒[いか]りや、はずかしい。キライ。イライラする。
こんな家に生まれたくなかった。
学校生活の複雑な人間関係で疲れて、家族の病気や障がい[しょうがい]をサポートする気力がない。

そんなこと考え始める自分もキライ。
視野が広がり複雑な気持ちに気がつく。ちがいに気がつく。
大人に頼[たよ]らなくてもできることが増えていく中で、家族の病気や障がいについていろいろ調べて不安になることもあると思います。

子ども情報ステーション」で中高生の皆さんにどんなメッセージを届けたいか、むずかしくてなかなか進みませんでした。

大人の力を上手に使って欲しい
具体的な相談の方法を届けたい
家族に対してどんな感情があってもそれはとても大切
受け止められないイヤな気持ちが1番にあっていい
親とはなれて自由に暮らしたい気持ち、自立したい気持ちやアクションを応援したい
自分を1番にして生きてほしい

家族の数だけ、その中で暮らす子どもの気持ちがある。
もっともっとあります。

親のことが心配でいつもサポートしている子
家の中の家事やきょうだいの世話をしている子
いやでいやで、家に帰りたくない子
思いっきり反発する子

イヤな時はイヤ。
特にしんどいこともない。
自分がなんとかしなくては。

どれもアリだし、家族構成や、もともとのその人のキャラ、周囲との関係で、気持ちも変化したりします。
どんな気持ちもあっていいし、自分の気持ちが自分で手に負えない時には、信頼出来る大人に話して欲しいです。

チアキ
ぷるすあるは

イラスト:チアキ

信頼している大人はどこにいるの?なんて言ったらいい? …を考えてまた書きます。これもむずかしいテーマです。


子ども情報ステーション こころの不調をかかえた親とその'子ども'の応援サイト

中高生のみなさんへ


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ぷるすあるは

精神保健に関する各種情報発信とツール制作。専門職チーム+ITプロボノスタッフ。イラスト担当は看護師のチアキ。精神障がいやこころの不調、発達凸凹をかかえた親とその子どもの応援サイト『子ども情報ステーション http://kidsinfost.net 』を運営。NPO法人。
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