本当にすぐ出来る!最も簡単な触診のコツ

個別のリハビリテーションを行うにあたり「触診なんていらねぇよ!」という方は、そうそういらっしゃらないかと思います。

そして「いやー、触診ってまじ簡単っ!!」という方もそうそういらっしゃらないかと思います。

そこで今回は触診のコツについて書き記していきます♪どうぞっ!!



【 人の性質 】


皮膚があり、脂肪があり、筋膜があり、筋があり、骨があり…色んな組織から成り立っていますね。

そんな人体で最も多くの割合を示すもの…

それは「水分」です。

文献によって若干の差はあるのですが、大まかに以下の通りです。

子ども・・・70〜75%

一般成人・・・55〜65%

高齢者・・・50〜55%

と、言われています。

ちなみに男性よりも女性の方が水分の割合は低いと言われています。

筋肉の水分量が70〜80%と言われており、脂肪は10〜30%が水分と言われています。そのため、筋肉量が少なく、脂肪の多い女性の方が水分量が少ないということですね!

ちなみに高齢者も筋肉量が減ることが水分量の減る一因になっております。

「筋トレ大事!!」というのは、身体に水分を留めておく能力が大事とも捉えられるかもしれません。



【 運動の第3法則 】


かの有名なアイザック・ニュートンが残した力学の基本ですね!

作用・反作用の法則と言ったほうがわかりやすいかもしれません。

つまり、押した分だけ押し返される!と言うことです( ´ ▽ ` )ノ

…説明そんだけ?!って感じですね(笑)

いいんです、物理学じゃなくて触診に繋げたいので!!


【 運動の第2法則 】

F=ma

かの有名なアイザック・ニュートンの残した力学の基本ですね!

力(F)=質量(m)× 加速度(a)

と、なります。

えっと、これはですね、、

重さ×速さ=力強い!ってことです(笑)

…期待を裏切らない説明の短さですが、そんなイメージだけ持っていてください(笑)


【 触診においての解釈 】


第3法則(作用・反作用の法則)では、押した分だけ押し返される!

第2法則では、重くて早いと力強い!

と、言うことがわかりました!

自分の重さはそんなすぐに変わらないですよね?

なので、ここでは重さは不変と考えます。

たとえば、
F=maでmが不変で1とするとF=aとなります。

そうすると、速さが増せば力強いと言うことになります!

そして、力強く押せばもちろん力強く返ってきます!(作用・反作用の法則)

と、言うことは?

私たちは身体を触る時に力強く(素早く)押した場合、返ってくる力も大きいと言うことになります。(触っている時間が素早いのではなく、皮膚表面から深部に達するまでの時間が素早い…という解釈になります。)

素早く触れば触るほど、力強く返ってきます…
その返ってきた感触を私たちは「かたさ」として捉えてしまうんですね。


プールの中で、ゆっくり身体を動かすとそこまでの抵抗はありませんが、素早く動かせば動かすほど抵抗は強く感じると思います。

身体のほとんどは水分です。

そう、つまり、素早く触ると跳ね返ってくる抵抗感も強いので「かたい」と判断してしまう。

しかし、それは本来の身体の「かたさ」なのか?

違いますね。触診する側が作り出している「かたさ」です。


色々と難しく書きましたが、触るときはゆっくり触りましょう!ということです(笑)

加速度を限りなく0に近づけて触っていくと深部までトロトロ〜っと、手が入っていきます。

つまり、

ゆっくり触りましょう!!

これだけ(笑)



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