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☆実施報告☆【千早地域文化創造館】『第18回池袋モンパルナス回遊美術館』に参加しました。

こんにちは。
寒い暑いを繰り返しつつも、過ごしやすい気候になったなぁと思っていた矢先、台風到来とは…。
事務局の”t” ※小文字 です。(大文字"T"も所々参加しております)

#ぷらりとしまU30s事務局のある千早地域文化創造館では5/1(月)〜31(水)まで、第18回池袋モンパルナス回遊美術館に参加しておりました。テーマは「千早ロビー展示 池袋モンパルナス―長崎アトリエ村とゆかりの画家たち」です。

当館の屋外掲示板/ポスターやチラシでPR

①「池袋モンパルナス」って?

そもそも「池袋モンパルナス」ってなに?という方もいらっしゃると思います。分かり易くまとめられたページがありますのでこちらをご覧ください↓↓↓

1920~40年頃、池袋の西側には住居付きのアトリエが集まった土地、アトリエ村が数多く存在しました。そのアトリエ村を中心に若き芸術家たちが切磋琢磨し、詩人の小熊秀雄はこの土地を「池袋モンパルナス」と呼んだのです。
その芸術家の精神を引き継ぎ、池袋駅を中心とした東西エリアで広く行われるアートイベントが「池袋モンパルナス回遊美術館」、今年で18回目の開催です。

というわけで遂に!「池袋モンパルナス回遊美術館」に千早地域文化創造館も参加を試みました。

②「池袋モンパルナス」関連展示を実施しました

では「池袋モンパルナス回遊美術館」に当館がどのような形で参加したかを、館内の展示順路に従って簡単にご紹介しましょう。

【1階ロビー】

1階ロビーは、豊島区のエリアガイドボランティア団体「としま案内人長崎町」のご紹介です。毎年5月中旬に長崎アトリエ村跡を訪ねるガイドツアーを開催します。こちらでは普段ガイドをされているエリアマップやガイドコースもご覧いただけます。特に色分けされたガイドコースはエリアの地理関係が見やすいので、地域の方からも大変人気がありますね。

「としま案内人長崎町」/紹介パネルでは各エリアの地理関係がわかります

パンフレットのほか、「池袋モンパルナス回遊美術館」に参加される地域の皆様からいただいたイベントのお知らせもご用意させていただきました。

【2階ロビー】

階段を上った先が2階ロビーです。こちらのスペースでは「池袋モンパルナス」および「長崎アトリエ村」関連のパネルと複製画の展示を行いました。

「谷端川と長崎アトリエ村跡」/池袋モンパルナスに関係する場所をマップでわかりやすく紹介
池袋モンパルナス画家の作品(複製画)/計16点の絵画とパネル展示

パネル展示については、東京メトロ池袋駅の「エチカギャラリー」で4月まで展示されていたものです。また複製画はとしま案内人長崎町が譲り受けたものを展示しました。これだけの作品数が一堂に集まると見応えがあります。

③「行けなかった」という方のために…

一か月間の開催でしたが、池袋駅から少し離れており、やや分かりにくい立地にあるため、おそらく「千早方面になかなか行けない…」「5月中は見に行けない…」という方もいらっしゃるかと思います。そこで少しでも雰囲気を味わっていただきたく、紹介動画を作成しました。「池袋モンパルナス回遊美術館」公式のPR動画も併せてお楽しみください。

池袋モンパルナス公式PR動画/当館1階ロビーで放映

④参考URL

《千早地域文化創造館 第18回池袋モンパルナス回遊美術館「千早ロビー展示 池袋モンパルナス―長崎アトリエ村とゆかりの画家たち」》
《千早地域文化創造館 公式Twitter》

⑤プラスα

実は今回特別に、千早地域文化創造館の向かいにある千早図書館のご協力を得て、池袋モンパルナス関連図書コーナーを設けていただきました。(4/29~5/25実施)区内の図書館にこんなにも関連書籍があったなんて驚きです。
皆様もぜひ探してみてくださいね。

千早図書館入口の展示コーナー

⑥おわりに

「池袋モンパルナス回遊美術館」に参加したことで、地域の歴史を、この土地で暮らす方々に向けてお伝えする機会が得られました。そして回遊美術館のパンフレットを見てわざわざ足を運んでくださった皆様に、この場をお借りし御礼申し上げます。

反省すべき点は多々ありますが、まずは地域の歴史・文化の継承への第一歩が踏み出せたことが嬉しく、また今後も「池袋モンパルナス」に関する情報提供など、皆様のお役に立てればと思います。

地域の皆様、ご来館の皆さま、本当にありがとうございました。

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